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その他

墓の下

来週の土曜日は義父の7回忌。 それに備えて今日は墓掃除に行きました。 墓地、荒れに荒れていました。 年末に行って以来なので当然ですが。 7回忌と言っても、私と同居人の2人だけでひっそりと執り行います。 特別養護老人ホームに入居している義母はもちろん、叔父叔母たちはみな衰えました。 プレッシャーをかけないために声もかけていません。 義父は高卒で日立に入社し、働きながら夜学に通って学士様となり、65歳まで勤め上げたサラリーマンでした。 転勤を拒んだために大した出世はしませんでしたが、愛社精神に満ちた、時代が求めたモーレツサラリーマンです。 大田区在住だった義母と見合い結婚をして福島から上京。 都内の社宅に住んでいましたが、千葉市に一戸建てを購入して移り住みました。 二女をもうけますが次女は不幸にして難病のためわずか18歳で他界。 長女は29歳の時に当時28歳だった私と結婚しました。 初孫を切望していましたが、残念なことに私たち夫婦は子宝に恵まれませんでした。 81歳で謎の感染症に罹患し、一か月ほどで帰らぬ人となりました。 晩年は散歩と書道にいそしむ趣味人でした。 どう生きようと、死んでしま...
社会・政治

国と国

1927年に中国人民解放軍が設立されたそうです。  2027年はそれからちょうど100年。 100周年を機会に台湾侵攻に及ぶのではないかとの識者の解説を聞きました。 それに備えて台湾は昨年の10倍もの規模の軍事演習を10日間にわたって繰り広げているそうです。 怖ろしいことです。 しかしその怖ろしいことは、ウクライナでもパレスチナでも起きていて、容易に終わりそうにありません。 これが極東で起きても何の不思議もありません。 中国は長いこと台湾を武力で制圧する意図を隠そうともしていませんでしたから。 その時我が国は自分のこととして台湾に援軍を送るのでしょうか。 あるいは米国は? 台湾を攻めれば北京に核弾頭を飛ばすくらいの気概が無いとやられてしまうかもしれません。 中国が本気であることは疑いようがありません。 国と国、あるいは組織と組織の対立となると、解決は簡単ではありません。 もちろん個人と個人との対立も抜き差しならないところへ行く場合もありますが、概ねサシで話し合えばどうにかなるものだし、そもそも個人同士で殺し合いをするほど関係が悪化することはあまりありません。 中国あるいは人民解放軍は台...
映画

アメリカンニューシネマ

このところ5月に処方されたメイラックスという超長時間型抗不安薬がよく効いているようで、調子が良くなってきています。 他にも前から飲んでいる薬が何種類もあるので、それらとの相乗効果かと思われます。 精神病薬は偉大な発明です。 しかも近年の新薬の開発は驚くべきスピードで進んでおり、この勢いだと精神病など駆逐できるのではないかとさえ思ってしまいます。 昔「カッコーの巣の上で」という精神病棟の世界を描いた映画がありました。 刑務所での強制労働から逃れるために詐病により精神病棟に移った主人公。 これをジャック・ニコルソンが演じています。 せっかく詐病で刑務所から逃れたというのに、彼は治療なんかよりテレビでワールドシリーズを見せろと騒いだり、乱痴気騒ぎを起こしたりして、精神病棟の問題児となってしまいます。 最終盤に至って、彼は強制的にロボトミー手術を施され、ほぼ廃人のようになってしまいます。 彼を見たネイティブアメリカンで親友の男は彼を憐れんで眠りについた後枕を顔に押し付けて殺害に及びます。 そしてネイティブアメリカンの男は深夜、独りで脱走していくのです。 いわゆるアメリカンニューシネマの名作と言...

元気の前借

今日は朝6時に起きて水のシャワーを浴び、アイスコーヒーを飲みました。 暑さのせいか酒のせいか、このところだるい日が続いているので、荒療治が必要なのです。 しかしそれは元気の前借に過ぎません。 夕方にはまたぐったりしてしまいます。 そして疲れて帰り、缶ビールを1本呑んでから焼酎をロックで2杯呑むことで、これも元気の前借をするのです。 夜は酒で元気、朝は水シャワーとコーヒーで元気。 薬物で落ちた気合を別の薬物で取り戻しての繰り返し。 これでは体にも心にも良いはずがありません。 考えてみればもう20年以上前に高コレステロールで内科に罹り、ほどなくして肝臓の数値が悪化。 内科医からこのペースで呑み続ければ20年以内に死ぬよと言われて20数年。 肝臓とは意外に丈夫なのですね。 この間、酒を控える時期があったり盛大に呑む時期があったりして今に至り、今も内科医から20年以内に死ぬと言われています。 しかし、20年経ったら75歳。 そこまでいければ十分なのではないでしょうか。 あと20年と言いながら年は確実に取っていくので、100歳超えも夢ではないかもしれません。
ブログ

躁転?

今朝は深夜3時に起きてしまいました。 ベッドで眠気を待ちましたが、それは訪れず、諦めてシャワーを浴びました。 シャワーを浴びたら少し眠くなり、今度は6時まで眠れました。 6時は普段起きる時刻です。 早朝覚醒というか深夜覚醒は躁のサインなのですが、躁だとシャワーを浴びたからと言ってまた眠れるはずが無いので、躁を疑うエピドードだとは言えません。 これが深夜3時からパソコンに向かって駄文を書き散らしたり、意味もなく深夜の街を歩き回ったり、自分は天才だとか思い始めたら間違いなく躁転です。 躁状態の患者は病識が無いと言われますが、それは最初だけで、躁エピソードを重ねていけば、すぐに自身の躁転に気付くと思います。 躁状態というのは万能感に満ち、非常に気持ちの良いものです。 しかし、喧嘩っ早くなったり、ギャンブルにのめり込んだり、性的逸脱行動に走ったりと、厄介な状態でもあります。 そして躁状態におけるエネルギーの過剰消費が元でひどいうつ状態に沈むことになります。 双極性障害にはⅠ型とⅡ型があって、Ⅰ型は症状が重く、働くことはできません。 Ⅱ型は服薬を続けていれば労働は可能です。 幸か不幸か私はⅡ型で...
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