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文学

ブルーボーイ事件

日本で最初の性適合手術(当時は性転換事件)を行った産婦人科医が優生保護法違反の罪で逮捕、起訴された事件を基にした映画「ブルーボーイ事件」をネットフリックスで鑑賞しました。 今でこそLGBTQ(女性同性愛者・男性同性愛者・両性愛者・性自認が実際の肉体と異なる者・性自認が曖昧な者)の権利が声高に叫ばれ、表向きは性的少数者を差別してはならない社会になりましたが、この映画で描かれた半世紀以上前の日本社会では、差別は当然のことでした。 私は高校生の頃から男性同性愛に強い興味を持ち、多くのゲイの映画や小説に接し、美しい世界だと感じてきました。 しかし悲しいことに、私自身の性的嗜好はあまりにもストレートです。 すなわち、20代半ばから40歳くらいの優し気な女性を好む、という。 両性愛者ですらありません。 そして同性愛の世界に深いシンパシーを覚える私にも、多分差別意識はあるのだと思います。 フィクションで描かれる同性愛は美しくても、現実のそれはそうとも言い切れないからです。 したがって私は生身のLGBTQに出会ったなら、嫌悪を覚えるかもしれません。 私の職場に、性適合手術を受けて戸籍も男から女になった...
映画

あんのこと

昨夜は実話を基にしたという衝撃作「あんのこと」をネットフリックスで鑑賞しました。 シャブ中で売春婦の少女、あん。 彼女は小学校すらまともに通えず、母親に命じられて12歳の頃から体を売って生活しています。 15歳の頃にヤクザからシャブを打たれ、それ以来シャブ中に。 シャブと売春と母親からの暴力だけの世界に生きていた少女を、シャブ中の自助グループを主宰している刑事が更生させるよう努めます。 そして変わっていく世界。 自助グループに参加し、夜間中学に通い、老人ホームでバイトを始めます。 真っ黒だった世界に、一条の光が照らされます。 しかし、刑事は自助グループで更生した女を、立場を利用してわいせつ行為に及ぶということを繰り返しており、自助グループで見せる慈愛に満ちた態度は偽物であったことが週刊誌にすっぱ抜かれます。 あんには、まだ手を出していません。 刑事は逮捕。 あんは再びシャブに手を出すようになり、ついにはラリったまま飛び降り自殺。 それを知った元刑事はシャブ中は普通自殺をしない、自殺よりもクスリを選ぶと静かに前置きし、彼女はクスリを止めていられていたと、何度も咆哮します。 それが元刑事の...
映画

仮面病棟

久しぶりにややきつめのサスペンスを観ました。 悪いやつばっかり出てくる話です。 最近は若者向けの恋愛映画などを観るようになりましたが、やっぱり私はホラーやサスペンス、ダークファンタジーなどが好きなようです。  多分、私が若さを失ったがゆえ、眩しい若者の映画に魅かれたのでしょうね。 それは今後も続くのか、今作をきっかけにしてホラー回帰するのか、私にも分かりません。
仕事

異形の二人

梅雨だから仕方ありませんが、せっかくの土曜日、家に閉じ込められてしまいました。 ここ何日も精神的に落ちています。 仕事では、昔馬鹿にしていた、新しい機器の扱いが苦手で仕事の出来ないおじさんになってしまったこと、最近異常なくらいに寒がりになってきたことも、原因かと思います。 冷房の効いた職場では、半袖の下着の上に長袖の下着を着け、その上からYシャツを着て上着も着ています。 まるで真冬です。 周りには半袖の人もいるので、冷房が馬鹿みたいに効いているわけでは無いのだろうと思います。 肉体の衰えでしょうが、ちょっと極端なような気がしています。 左目はもう視野が戻ることは無いと言われているので、現状維持を目指す他無いことは分かっています。 怖いのは今正常な右目も視野が欠損していくこと。 10年もしたら、私は盲人になっているかもしれません。 そんな様々なことどもが、私を落ち込ませます。 精神病薬も長く飲み続けたせいか、耐性ができてあまり効かなくなっているような気がします。 何よりも、28歳で結婚してから29年連れ添った同居人と仲が良いのは良いのですが、ずうっと感じ続けてきた、人間は私達二人だけで、...
文学

人間標本

左目の手術をしてから、これまで読書は控えてきました。 目が疲れるからです。 しかし職場ではパソコン仕事をしているわけで、読書も問題なかろうと思い、まずは気楽なエンターテイメントからがよろしかろうと、御大、湊かなえの「人間標本」を一気読みしました。 タイトルがなんだか江戸川乱歩風ですね。 蝶々の研究者である大学教授が、美少年たちを殺害し、標本にする話で、どこかで聞いたような気がしますが、それを見事に読ませる力は大したものです。 しかし私は、何だか平凡な気がしました。 イヤミスの女王としてはもう少しだったように思います。
映画

湯を沸かすほどの熱い愛

今日は車の6カ月点検に行き、帰宅後、ネットフリックスで映画を観ました。 「湯を沸かすほどの熱い愛」です。 これは母の愛を描いた物語です。 重病で余命2カ月を宣告された銭湯を経営する中年女。 余命宣告を受けるや、失踪した夫を探偵を使って呼び戻して銭湯を再開させ、いじめられっ子の娘を勇気付け、幼い頃別れた実の母を探して会いに行き、夫の前の妻の元に行き、何も知らない長女に実の母に会わせと、精力的にやり残したことをなし遂げます。 そして最晩年、「死にたくない」と言って永眠するのです。 中年女の遺体は銭湯の釜で燃やされたことが示唆されて終わります。 まさしく湯を沸かしたのです。 主人公を演じた宮沢りえが良い味を出しています。 ダメ男の夫を演じた小田切ジョーもなかなかです。 人が早死にする映画はたくさんありますが、コメディタッチなのが良いですね。
闘病

目の炎症

今日は二週間に一度の千葉大学医学部附属病院への通院日でした。 眼圧は理想的な数字を保っているとのことでしたが、目に軽い炎症が見られるとのことでした。 眠っている間に左目をこすってしまったようです。 よくあることのようです。 ステロイドの目薬が出て、今日は安静にしているように言われました。 痛みが無いようなら明日出勤してかまわないとのこと。 何を大袈裟なと思いましたが、プロの言うことには従ったほうが良いでしょう。

台風

台風6号が首都圏を直撃しました。 私はたまたま休暇を取っていて難を逃れましたが、昨夕、職員全員にやむを得ない場合、有給の特別休暇を与えるという一斉メールが届きました。 休暇を一日損したような気分です。 お昼頃少し雨風が弱まりましたが、夕方になってまた強くなってきました。 それにしても6月にこれだけ大規模な台風が来るとは珍しい。 今宵は静かに冷酒でも嗜み、早目に床について明日に備えるといたしましょう。
思想・学問

月の満ち欠け

暇に任せてネットフリックスで映画を観ました。 「月の満ち欠け」です。 この映画は、高校生の娘と妻を交通事故で失った男と、娘の輪廻転生をめぐる物語です。 女子高生の名前は瑠璃。 瑠璃は前世の記憶を持っています。 瑠璃は前世での恋人に会いに行きたくて仕方ありません。 7歳の頃瑠璃は多摩から高田馬場まで前世の記憶をたどって恋人がアルバイトをしていたレコード屋を一人で訪れています。 そのことがあってから、両親から高校を卒業するまでは勝手に出かけてはならないと約束させられます。 両親を深く愛していた瑠璃はそれを守りますが、高校卒業を待たずに交通事故で亡くなってしまうのです。 傷心の男は東京から故郷、八戸に戻り、老いた母親と暮らし始めます。 しかし男の傷が癒えることはありません。 そこに瑠璃の恋人だったという男が現れますが、全く話が嚙み合いません。 その男は、前世でも瑠璃と名乗っていた、前世の瑠璃に線香をあげにきたのです。  月日が経って、亡くなった娘の友人と会うことになります。 友人は娘を瑠璃と名付け、その瑠璃は前世、つまり男の娘の記憶を持っているのです。 現世の瑠璃が元父親に会いたいと言ったこ...
ドラマ

3年A組

昨日、今日と、ネットフリックスで10年近く前のドラマでしょうか。 「3年A組」という作品を観ました。 最初はサイコ野郎の高校教師が破壊し、殺しまくる痛快な作品かと思ったのですが、だんだん高校教師が良い奴になっていって、しらけました。 サイコ野郎を描いたような予告は止めてほしいものです。
仕事

衰え

最近、色々な意味で意欲を失っています。 このブログ一つをとっても、以前は長くて意味深な記事を多く書いていましたが、今は日常の雑事を書くことしか出来なくなりました。 仕事もそうです。 かつて私は、誇り高かった父と同様、誰よりも高いプライドを持ち、自信満々で仕事に当たっていました。 それが今では、誰もが自分よりも優秀で、自分は愚かな役立たずに過ぎないと思うようになってしまいました。 これが老化でしょうか。 今日は昼にバジルのパスタとサラダ、それに珈琲を2杯いただき、その足で買い物で出かけました。 我が家の食卓に欠かせないフルーツトマトと、炒め物を作るために椎茸とインゲン、それに鰹の刺身とゲソの刺身を購入しました。 さらにヤマダ電機に足を延ばし、スマホ用のタイプCの有線イヤホンを買いました。、 ブルートゥースのイヤホンを使っていたのですが、最近調子が悪く、単純で最強の有線にしたというわけです。 今日もまた、雑事を書き連ねてしまいました。 このまま私は衰えていくのでしょうか。
闘病

完全抜糸

今朝は朝一番で千葉大学医学部附属病院に行ってきました。 前回抜糸すると言ったのは一部だけで、今回で完全抜糸だそうです。 道理で違和感が残っていたわけです。 前回で抜糸は終わりだと思っていましたから。 左目は4種類の目薬を差していましたが、今後は1種類になりました。 朝昼晩と就寝前の4回差します。 4種類が1種類になったのは嬉しいですねぇ。 次の診察は2週間後になりました。 毎週が隔週になるのも有難いことです。 眼圧も理想的とのことです。 失敗する例も多いと聞いていたので術後の経過が良いことは本当に良かったと思います。
思想・学問

生老病死

仕事で不安なことがあって、憂鬱な週末となってしまいました。 もう56歳。  8月で57歳になります。 若い頃は50も超えれば頓悟して仕事のことなんか平気になると思っていました。 でもそれは違っていたようです。 おそらくは退職するまで苦しむのでしょう。 そして退職したらまた別の苦しみが待っているのかもしれません。 昨日、今日と、最近あまり飲んでいなかった抗不安薬を飲んでしのぎました。 お釈迦様はこの世を苦ととらえました。 生老病死。 生きる苦しみ、老いる苦しみ、病の苦しみ、死の苦しみ。 人はそれらに逆らわず、絶えず流れる心に思いを寄せ、無駄な交わりを絶って己と仏法を頼りに生きろと教えました。  言うは安く行うは難し。 そううまくはいきません。 今私が苦しんでいる最たるものは、手術後の左目の不調。 本調子になるには2カ月くらいかかると言われました。 しかも見えるようになるのではなく、これ以上の視野の欠損を防ぐための手術です。 病の苦しみ、でしょうか。 他に自覚症状はありませんが、糖尿、高コレステロール、高血圧が内科医から指摘されています。 あれは食うなこれは食うなと言われて、もう食える物が...

呑めない

左目の緑内障手術後は、3日ほどで飲酒の許可が出たのですが、抜糸後は10日程度の禁酒を命じられました。 とりあえず5月中は呑むなとのことです。 平日は疲労しているので飲酒を耐えることは難しいことではありませんが、土曜日は辛い。 大体入院中以外で、土曜日に酒を呑まなかったことなど、思い浮かびません。 コロナで寝込んでいた時も吞みました。 しかし、一度の飲酒が失明につながりなどしたら、悔やんでも悔やみきれません。 ここはぐっと我慢です。
闘病

通院

今日は午前中、休暇を取って千葉大学医学部附属病院眼科を受診しました。 予定通り抜糸しました。 全然痛くはありませんでした。 糸を抜いたのに、左目の異物感が残っています。 切ったり貼ったりしたのだから、そう簡単にはいかないようです。 一週間後、再度受診することになりました。 その先は未定です。 今はまだ術後の特殊な目薬を使っているらしいので、これが平常の物に戻れば、面倒くさい大学病院などに通うのは止めて、すぐ近所にある眼科クリニックに戻りたいところです。
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