文学 若さとはこんな淋しい春なのか 二十五歳で夭折した自由律の俳人、住宅顕信の句です。他に、 ずぶぬれて犬ころ 夜が淋しくて誰かが笑いはじめた かあちゃんが言えて母のない子よ 日傘の影うすく恋をしている等の名句があります。私はこの俳人を知り、衝撃を受けました。二十三歳で白血病の床につき、同時に離婚。病床で子供を育てながら句作を続けた、とのことです。生と芸術を秤にかけながら、見事に生き切りました。私も、このような覚悟を持ちたいと考えています。 2008.02.26 文学