2009-04-23

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仕事

最近は、仕事を終えて帰宅してもまだ明るいのがうれしいです。事務室の窓からも、明るい日が勤務時間の最初から最後まで降り注いでいます。帰路の車中も、良い気分です。 昔から、我がくにびとがお日様を崇めてきたのも、いかにも、と感じます。 今、仕事を終えてそろそろ帰ろうとしています。平成16年に精神病を発症して以来、もっとも穏やかで幸せな毎日を過ごしています。 気楽な仕事とわずかの酒、それに、見ぬ人が残した書物など広げられれば、満足です。もう一生、創作などには手を染めますまい。精神が荒れてしまいますから。
文学

物狂い

季節はもう、春から初夏に向かっているようです。昨日は暑かったですね。 春といえば、春の珍事やら、変質者が出るやら、浮かれた物狂いの季節でもあります。私は、物狂いは春の終わり、初夏を直前にして現れるように思います。 いい年をしたアイドルが、全裸で騒いでいたなどというニュースは、まさにそれです。  「徒然草」第十九段に、 「ひときは心も浮きたつ物は、春のけしきにこそあめれ」とあります。昔から、春になると人は浮き立つのですね。 与謝蕪村に、 「公達に 狐化けたり 宵の春」 という句があります。 春の宵、貴人を見かけたが、あれは狐が化けているのだろう、といったところでしょうか。 なんとなく浪漫的で、幻想的な感じがして、物狂いの春にぴったりですね。 また、春は悠然としたイメージもあります。 同じ蕪村の句で、 「春雨の 中を流るる 大河かな」 というのもあります。 雨が降っても、そんなことには構わず、悠然と大河が流れている、という感じです。 私は東京の東端を流れる江戸川のほとりで生まれ育ちました。春の雨を見ると江戸川を思い浮かべます。 それは物狂いとは対照的な光景です。
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