2009-09

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映画

地球が静止する日

昨日、DVDで「地球が静止する日」を観ました。 キアヌ・リーブス演じる宇宙の高度な知的生命の代表が、人間の野蛮な本質を見抜き、地球を守るため、人類を滅亡させる決意をし、それを実行に移しますが、人類には進化する可能性があると感じ、計画を中止する、という話です。 例えばウイルスが人間を攻撃し、ウイルス自身が死滅するにも関わらず、宿主を殺すように、人間は滅亡を知りながら地球環境を悪化させる悪である、というテーマが語られます。 キアヌ・リーブスが、科学者に「地球が滅んだら人類も滅亡するが、人類が滅んでも地球は滅亡しない。一つの種の存亡よりも地球の存亡が大切だ」という言葉が、胸を打ちます。 荒唐無稽な話ですが、極めて示唆に富んだ映画です。地球が静止する日 キアヌ・リーブス,ジェニファー・コネリー,ジェイデン・スミス,キャシー・ベイツ20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
映画

シャッター

奥菜恵のハリウッドデビュー作「シャッター」のDVDを昨日観ました。 ハリウッドのホラー映画というと、狂気じみた殺人鬼が出てくるか、あるいは神様だとか悪魔だとかの話が多いですが、これは極めて日本的な恐怖を描いた映画です。舞台も東京です。 アメリカ人写真家に捨てられた奥菜恵演じる通訳が自殺し、怨霊となって写真家に取りつく話です。「四谷怪談」や「牡丹灯篭」に通じる、女の怨霊です。 それにしても、幽霊はなぜ女が多いのでしょうね。 しかも、醜い女は少なくて、大体が美女です。 男の怨霊というと、菅原道真とか平将門とか、巨大な霊力を持つものが多いようです。 個人的には、子供や赤ん坊の怨霊が怖いと感じます。シャッター (特別編) ジョシュア・ジャクソン,奥菜恵,レイチェル・テイラー,宮崎美子,山本圭20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
美術

能「三井寺」

昨日はNHKで能公演「三井寺」を観ました。 「三井寺」はわが子をさらわれ、狂った女が、清水寺でわが子の無事を祈ったところ、近江の三井寺に行くように、とのお告げがあり、三井寺に行く話です。 三井寺に着くと、月見の最中で多くの坊主が並んでいるなかに、一人、幼子が混じっています。狂女と幼子が互いに名乗りあい、親子だと知って、抱き合い、終わります。 狂女の話としては、春の「隅田川」と並ぶ、秋の名作です。 遠近法なのか、わざとちいさくしつらわれた三井寺の名鐘が、秋を連想させます。 狂女が三井寺に着き、坊主どもが騒ぎ出してから、鐘をつき、わが子を抱くまでが、一気に魅せて、圧倒的迫力をもって迫ってきます。 それにしても、能の衣装は美しいですね。 演劇のファッションとしては、世界一です。 堪能しました。
文学

向島

だいぶすずしくなったので、昨日は向島界隈を散歩しました。 まずは東向島駅に隣接する東武博物館で東武電車の古い列車に乗ったりして遊び、そのあと街を歩きました。 永井荷風が「濹東綺譚」で描いた昔の私娼街ですが、今は花街らしい面影はありませんでした。小さな古い商店や家、アパートなどが立ち並ぶ、いわゆる下町です。 久しぶりに、リヤカーを引いている人や、腹巻にステテコの老人、浴衣で闊歩する老旦那などを見ました。タイムスリップしたかのようでした。 しかし、あまりにごみごみしているので、住むのは無理かな、と思いました。 白鬚神社に詣で、帰路につきました。
精神障害

嫌です

私には、四つ嫌なことがあります。 一つに、人ごみ。 二つに、登り坂。 三つに、騒音。 四つに、待つこと。 私は車通勤ですので、満員電車は避けられます。人ごみは、あまり経験しなくてもよくなりました。 登り坂が嫌いなのは、平らでアップダウンの無い東京東部で生まれ育ったせいだと思います。山登りなど絶対にしませんし、エレベーターやエスカレーターがあれば、極力階段を使いません。 騒音は、この日本ではなかなか避けがたいことです。商店街でも、喫茶店でも、レストランでも、無用な音楽を流しています。これを騒音と呼ぶのです。私にとっては、テレビもラジオも騒音に過ぎません。流行の歌も、ほとんどは騒音です。 待つことは、5分でも嫌です。電車を待つのも、バスを待つのも、全く我慢なりません。そのため、車を利用することが多くなります。 これらは、6年前の精神病発症前は、ほとんど意識したことがなかったものです。精神疾患の副次的作用で、こらえ性がなくなったように思います。 これらのことを克服しないと、世の中は生きづらいように思います。しかし、様々な精神病薬は、これらを克服してくれません。 やれやれ。
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