2009-10

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映画

REC

昨夜、DVDでスペインのパニック映画「REC」を観ました。 「ヴレア・ウィッチ・プロジェクト」や、「クローバーフィールド」等と同様、登場人物の視点のみから撮影された映画で、この種のもののなかでも、特に迫力がありました。  2007年。スペイン、バルセロナ郊外。ローカルTV局の若い女性レポーター、アンヘラはカメラマンと共に消防隊の密着取材をしていた。 深夜、老婆の叫び声を聞いたという通報を受けて現場アパートに急行すると、そこにはこの世の者とは思えぬ老婆の姿があった…。その後、突如、封鎖されるアパート。その中で拡がり出す“ある病原菌”。閉ざされた空間で、究極の恐怖に直面することとなった人々には、隠れ、逃れ、必死に生き残ろうとする以外、術がなかった。 次第に露わになる謎、明らかになるほど増していく恐怖の出来事を克明にカメラはとらえ続ける。女性レポーターとカメラマンが最後の一瞬まで記録しようとしたもの。それは、逃げ場のない、戦慄の事実。 私は、いわゆる日本浪漫派の文学を専攻しました。そこには、常にこの世ならぬ物への予感が描かれています。  三島由紀夫の「美」。能の「幽玄」。「源氏物語」に代表さ...
社会・政治

被爆地でオリンピック?

先ほどのニュースで、広島・長崎両市でオリンピックを共同開催すべく、立候補する、とかいう話を耳にしました。しかも平和を発信するとか。 なんと愚かな。 原爆被害は甚大でした。しかし、殺された人間個々人にとってみれば、銃で撃たれようと、刀で刺されようと、原爆を食らおうと、同じことです。その人が死ぬのです。 それを、一人日本が核兵器で攻められたからといって、特別な被害を受けたと考えてはいけません。 そんなことを言えば、中国は南京を、米国は真珠湾を、ポーランドはアウシュビッツを、スペインはゲルニカを、言い募ることでしょう。 そもそもスポーツのお祭りに、政治的な理由を付けるべきではありません。 繰り返し言いますが、核兵器の被害が、他の殺戮行為と比べて、特別なことではありません。日本が行った加害行為を、忘れてはいけません。広島・長崎両市がオリンピック開催に名乗りを挙げれば、必ず、世界の失笑と反発を買うでしょう。 私は、母が幼少時に長崎で黒い雨を浴びた被爆2世です。母は、被爆者手帳を持っており、私とて、白血病発病の恐怖から逃れたことはありません。 しかし、広島市長・長崎市長が、まるで原爆を食らったこと...
散歩・旅行

連休

三連休も、今日で終わり。 近所を散歩したくらいで、のんびりと過ごしています。 散歩途中、土日休業の手打ち蕎麦の店でとろろ蕎麦を食いました。 初めて食いましたが、蕎麦の香りが高く、何よりも蕎麦湯が濃厚で、堪能しました。でも、早くも小腹が空いてきました。すぐ腹が減るのは蕎麦の長所なのか短所なのかわかりませんね。 仕事というのは面倒くさいものですね。一生遊んで暮らしたいものですが、資産もないので、涙金を得るために、日々朝から晩まで働かねばなりません。こんなことをあと二十年も続けるのかと思うと、うんざりします。 私は仕事が面白いと思ったことは一度もありません。つまらないから、早く済ませ、やり直したくないから、ミスもありません。そうすると、仕事が増えていきます。悪循環です。わざとミスや、わざとゆっくりは、かえって疲れるので、できません。 やれやれ。仕事が嫌になった人へ Happy@Work
映画

多譲丸

近所の映画館に「多譲丸」を観に行きました。 畠山家の長男次男と次男の許嫁、それに畠山家の芋を盗みに入った少年が親交を深めながら成長します。しかし芋泥棒の桜丸が陰謀をめぐらして畠山家の長男を殺して家督を奪い、次男は盗賊、多譲丸として生き延びます。 因果はめぐり、桜丸と多譲丸は直接対決。刃の争いの末、多譲丸が桜丸を討ちますが、畠山家の家督を継ぐことなく、許嫁とともに盗賊として生きていく、という物語です。 応仁の乱が始まった時期を舞台に、萩原健一演じる足利将軍がじつに不気味で悪辣に描かれます。この映画の真のダークヒーローです。このダークヒーローに、酔いました。 衣装も豪華、映像も美しく、アクションも良いのですが、自由だの、愛だの、室町時代の日本には存在しなかった概念を恥ずかしげもなく多譲丸が語るのがしゃらくさい。 時代劇なら野暮なセリフは吐かせずに、芝居で語らせて欲しいものです。
散歩・旅行

秋葉原

二十年ぶりくらいに、秋葉原をうろつきました。二十年前は単なる電気街だったのですが、今ではヲタクの聖地だそうですね。 多くの男性が、一人で、または二人組で大きなリュックを背負い、ひきつったような笑顔を浮かべながら、街を闊歩していました。趣味人というには、あまりに不気味な光景です。 お昼時には、なぜか路上で立ち食いしている人を多く見かけました。昼飯くらいお店で座って食えばよいものをと、不思議に思いました。 また、街のそこここにメイド姿の少女がメイド喫茶のチラシ配りにいそしんだり、ときにはキャッチバーのように強引に男性を店にひきずりこんだりしていました。しかも多くの店が30分程度の制限時間で、1500円ものテーブルチャージをとる、とのことで、馬鹿馬鹿しくて入る気になりませんでした。 喫茶というより、ランジェリーパブなどのソフト風俗の趣です。 もっとも、私には、年のせいかチラシすら配ろうとしてくれませんでした。 少し悔しい。
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