2010-07-12

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文学

フクロウ

私はどういうわけか、幼いころからフクロウとダルマが好きでした。 毎朝、靴を履くにはてっぺんにフクロウをかたどった木彫りの靴べらを使っています。知床の民芸品店で12年も前に購入したものです。  フクロウというと、俳句では冬の季語ですが、フクロウに姿も声も似た青葉木莵(あおばずく)という渡り鳥が夏の季語になっています。インドのほうからはるばる日本にやってくる、運動好きの鳥です。 青葉木莵 おのれ恃め(たのめ)と 高処(たかどころ)   という句が詠まれています。文挟夫佐恵(ふばさみふさえ)という変わった名前の俳人の手による句です。 フクロウの類の鳥は、どこか哲学的な、おのれの道を独り歩む雰囲気があって、上の句は、青葉木莵のようにただ独り歩め、と励まし、叱っているような感じで、暑い暑いと不満ばかりたれている私などは、緊張を強いられます。 また、 病むも独り 癒ゆるも独り  青葉木莵 という句は如何でしょう? こちらは中嶋秀子の句です。 やはりこちらもどこか孤独を感じさせます。 夏の暑苦しい病床で青葉木莵の鳴き声に耳を傾け、病者の痛みを独り耐えている、といった感じでしょうか。  フクロウもダル...
社会・政治

これから

民主党、やばいことになりましたね。 私は民主党には投票しませんでしたが、ここまで負けるとは。 日本の近現代史は、まるでジェットコースターのようですね。 明治維新から植民地獲得の戦争、あげくの敗戦。 戦後は高度成長、バブル、そして長く暗い、失われた十数年。 現在の日本は目標と希望を失っています。 そんな中、自民党は見切りをつけられて、先の衆議院選挙で民主党が圧勝し、政権交代が実現しましたが、鳩山政権は迷走を続け、管総理に代わったものの、結局民主党もダメだった、というわけでこのたびの選挙結果となりました。 前総理と前幹事長があれほど批判を浴びたのですから、負けることは当然としても、これからの政治運営は厄介です。 衆議院で民主党が圧倒的多数とはいっても、三分の二には届かないので、与野党の意見が食い違えば、法案は通りません。 完全な衆参ねじれです。  民主党は連立相手を探すでしょうが、公明党かみんなの党かどちらかしかありません。 渡辺代表率いるみんなの党は明確に連立を否定していますし、公明党も長く自民党と連立を組んでいた以上、簡単に民主党とくっつくわけにもいきますまい。 そうなれば、民主党はお...
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