美術 MASKS 仮の面
猛暑のなか、千葉市美術館に行ってきました。 「MASKS 仮の面」展です。NHKの日曜美術館で紹介されたせいか、盛況でした。 日本、アフリカの仮面を中心に、アジアやオセアニアの仮面がこれでもか、というほど展示されていました。 多くは、呪術的な意味合いの濃い、厄除けや、あるいは精霊を模ったものです。日本でいえば、天狗や鬼の面がこれにあたります。 そしてそれらは、不気味でありながら、どこかユーモラスです。 人々の暮らしがそうであるように。 呪術的な面に比べて、能面は、それが般若であっても爺であっても、また醜女であっても、はるかに洗練され、美的です。 とくに今回 の展示のように並べてあると、一目瞭然です。 人々の祈りが凝縮した呪術的な面も魅力がありますが、私はどうしても、スタイリッシュな能面に魅かれます。仮面―そのパワーとメッセージ佐原 真,勝又 洋子里文出版能面入門金春 信高平凡社