2010-07

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社会・政治

タニマチ

大相撲の野球賭博問題がずいぶん世間を騒がせていますね。 相撲は神事だとか、日本の伝統だとか、たいそう相撲関係者は背負ってらっしゃるようです。 たしかに、相撲の歴史は古く「古事記」に、早くも力士(ちからひと)という名称が出てきます。 そしてそれは、神事でした。 しかし、江戸時代以降、相撲で生計を立てるプロの力士が誕生するに及んで、事情は変化します。 男芸者などと異名をとり、タニマチが巨額のご祝儀を贔屓の力士に与え、興行相撲は神事の型を残しつつ、娯楽になったわけです。 タニマチにしてみれば、粋な芸者を連れ歩くのと同じ感覚で、相撲取りをつれ歩き、相撲取りはタニマチに頭が上がらない、ということになってしまった現状をみれば、他の格闘技やスポーツよりも高い精神性を求めるのは、無理があると思います。 横綱だって大関だって、一般社会からみれば、若者です。しかもまわりからチヤホヤされる若者です。過ちを犯すこともありましょう。 野球賭博は犯罪ということなので、このたびの措置は仕方ありませんが、競馬競輪、パチンコ、パチスロと、世にはお上公認の賭事があまたあるのですから、野球も相撲も公営賭博にしたらどうでしょ...
思想・学問

超昏睡

そろそろ臓器移植法が改定されてから丸一年になりますね。  当時は脳死論議が盛んでしたが、一年たつと、メディアに取り上げられることもあまりありません。 むしろ一年間でどのくらいドナーが増え、どの程度臓器移植で命を長らえた人がいるのか、検証結果を報道してほしいものです。 1959年、フランスでモラレとグーロンが今日で言う脳死状態のことを、超昏睡(coma depasse)と名づけました。当時、超昏睡は人の死、という認識はなかったようです。この状態が脳死(brain death)と呼ばれるようになったのは、1967年の世界初の心臓移植以降のことです。 つまり超昏睡だと生きていることになるので、心臓を取り出せば、当然殺人罪に問われます。心臓移植を行うためには、その状態を脳死と呼び、死んでいるとみなす必要性があったというわけです。 元来、人の死は、肺機能・心機能・脳機能の3つすべてが停止した状態を指すのが当然でした。 ところが医学の進歩に伴い、臓器移植が可能になると、3つのうち2つが活動していても、脳機能が停止していれば、多分助からないだろうと見なして、助かるかもしれない人に、臓器を移すことで、...
思想・学問

イオン

イオングループが、全国各宗派の寺院と提携し、定価を定めた明朗会計の葬祭業に乗り出す、との報に接しました。 戒名でどんな名前をつけたらいくら、法要はいくら、などとしているものです。 これは遺族にとっては便利なものですね。 寺に金額を聞いても、お志で結構です、と言われるだけなので、いったいいくら払えばよいのか分からない、という人は多いと思います。身内を亡くすという経験は、滅多にないことですし。 お志といっても、千円や二千円というわけにもいかないし、坊主一家も人間である以上、当然、金銭欲はあります。 明治五年の太政官布告によって、肉食妻帯勝手たるべし、ということになって、現在見られる、寺院の世襲が一般的になりました。 浄土真宗は親鸞の昔から妻帯し、世襲をおこなってきましたが、出家主義の親分ともいうべき曹洞宗までもが、なだれをうって妻帯、世襲に流れました。 現在見られる葬式仏教の隆盛は、明治政府による太政官布告によって始まった、といっても過言ではありません。 そして、イオンの明朗会計。これは言ってみたら本音の顕現化ですね。 こっそり聞いていたぶっちゃけどうなのよ、ということを堂々と始めたわけで...
映画

NAKED 凌辱の森

またもやDVDを観ました。 「NAKED 凌辱の森」です。 アメリカで同じタイトルのホラーがシリーズ化されていますが、これはドイツ制作の別バージョンといったところでしょうか。 内容はわりと単純なショッキング・スリラーですが、ヨーロッパの作品らしい、上品な映像です。森も湖も美しい。 その森にキャンプに来た女性4人をサイコ野郎が襲います。サイコ野郎の頑張りは涙ものです。下品なストーリーを、よくもここまで上品に撮れるものだと思います。NAKED 凌辱の森 リリー・シュアケルトビデオメーカー
映画

SHOCKER 闇の奥

「SHOCER 闇の奥」を鑑賞しました。 ベルギーの炭鉱跡を舞台にしたショッキング・ホラーです。 映画としての完成度はともかく、心霊的要素、ゾンビ的要素、猟奇殺人的要素、パニック映画的要素など、ホラーのあらゆるジャンルを網羅した見本市的作品です。 舞台fがヨーロッパというのもよろしい。 しかし、新味には欠けます。 いろいろなパターンをつなぎ合わせた分、中途半端な出来になっています。SHOCKERショッカー 闇の奥 フランク・ヴァン・ジェロベン,エドウィン・フィセルギャガ
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