2010-08-12

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社会・政治

兵士

『早うくたばった兵隊を見ても「楽をしたでいいな」と思うだけだった。』 『ハエを叩いてね、ハエを食ったやつもいたもんな。動けんでおると、ハエがいっぱいたかってくるやん。叩くだろう、ほいで食っちまう。ああいうの、「餓鬼」っていうんやないかな。』 『敵さんが倒れると、その死体を引きずっていって、焼いてね、食べちゃったけどね。狂っていたのか、わからんような状態。』 『俺が死んだら食べてくれとは何と情けない話だ。蛆虫共に食われるよりも戦友に食べられるほうが良い。』 上記は「証言記録 兵士たちの戦争」4巻からの引用です。 ガダルカナル島で補給を断たれ、それでも拠点を死守せよとの命令が出、死を待つような絶望的な戦闘状況を当時の兵隊から聞き取り調査したものです。 上記のような凄惨を極める証言がびっしりと埋まっています。  兵隊にとられても内地勤務だったり、朝鮮半島などの戦闘がない場所に配置された人もいれば、生き地獄のような過酷な戦場に送られた人もいるでしょう。 これは、現在の会社や役所などの組織でも、人事異動で悲喜劇が繰り返されるのと一緒です。  このような書物を前にして、感想など何もありません。 私...
精神障害

病名

ここ十年ばかりの間に、精神科の病気は病名がずいぶん変更になりました。  精神分裂病⇒統合失調症 躁鬱病   ⇒気分障害又は双極性障害 うつ病    ⇒気分障害や適応障害など。うつ病という病名も使われる。 そのなかで、最も患者数が多く、比較的偏見が少ないのがうつ病でしょうね。 皇太子妃殿下も適応障害に苦しんでずいぶん長くなります。 うつ病に関しては、テレビや雑誌でもよく取り上げられますし、書籍もたくさん出ています。 企業の研修なんかでも、メンタルヘルスの重要性を説くとき、第一番に取り上げられるのがこの病気です。  それでも、私はこの病気に苦しんでいた頃、怠け病とか仮病じゃないか、といった偏見に何度もあいました。 統合失調症は患者及び家族が、精神分裂病という名前は実態に合わないし、偏見を助長する、と改名を要望したものだそうですね。 統合失調症に対する偏見は強く、精神病院に閉じ込められている人格崩壊者のイメージがいまだに残っているようです。 私が参加している精神病患者の自助グループで知り合った統合失調症患者は、まるっきり普通でした。フルタイムで会社に勤めている人もいましたし、自らNPOを立ち...
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