2010-08-13

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文学

夢かうつつか

今週も週末を迎える頃となりました。 大過なく過ごせていることに、まずは感謝。 猛暑、猛暑と言っていましたが、お盆を迎えて、今週は少し涼しかったように思います。 立秋も過ぎて、秋の気配でしょうか。 花見だ、若葉だ、梅雨だ、夏休みだ、月見だ、雪見だと、そしてまた正月だと、あわただしく時が流れるのは人の世の常でしょうか。 昨日まで 花の散るをぞ惜しみこし 夢かうつつか 夏も暮れにけり 源実朝の歌です。 「金塊和歌集」を残して、三十前に甥の公卿に暗殺されてしまいましたね。 正岡子規はこの人の歌を絶賛して、もう10年生きていれば、どれだけ名歌を残しただろう、と惜しんでいます。 惜しいけれども、長生きしてつまらぬ歌を残したかもしれず、今残っている実朝の歌を楽しむ他ありますまい。 私はただ、時のうつろいに身をまかせるほか、生きようがないとおもうのです。金槐和歌集 (岩波文庫)源 実朝,斎藤 茂吉岩波書店われて砕けて―源実朝に寄せて石川 逸子文芸書房
思想・学問

異性装

最近、男性用ブラジャーというのが発売され、けっこう売れているらしいですね。 女装や男装など、実際の性と異なる衣装を身につけることは、古くからおこなわれてきました。 白拍子が男装をして踊ったり、古代ギリシアでヘラクレスに仕える神官(男)は女装していました。 農家の田植え祭りなどで13から15歳の少年に女装させることは広く日本各地で見られます。 また、舞台芸術の分野では、歌舞伎や能で男が女装して女を演じます。 宝塚はその逆ですね。 映画「1999年の夏休み」では、登場人物の少年すべてを少女が演じ、カルト的な人気を誇っています。 このような、異性装への嗜好は、どこからきているのでしょうね。 文学の世界では「とりかへばや物語」というのが最も直接的ですね。男らしい女児と女っぽい男児の二人を取り替えて育てる話です。 また、男の作家が女目線で小説を書いたり、女流作家が男を主人公として書いたり、ということはよく行われます。 一種の変身願望と見るべきか、あるいは性を超えた神秘的な存在へのあこがれなのか、よくわかりません。 私も幼少の頃、母親の口紅を塗って遊んだりしたことがあります。女の子の格好をしたいと...
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