2010-09

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思想・学問

以前、夢日記をつけていたことがあります。 筒井康隆が夢日記をつけている、と知り、その真似をしたのです。 しかし、一カ月ほどでやめました。 夢日記をつけ始めて5日ほどで、毎夜見る夢が、極めて鮮明になりました。 その後、日を追うごとに夢は現実を侵食し、起きているのか、眠っているのか、夢と現実の境界が曖昧になってきて、怖ろしくなってやめたのです。 やめると、すぐに現実は力強く蘇り、夢は勢力を失いました。 その後、私は宮城音弥の「夢」や、ルドルフ・シュタイナーの「神秘学概論」などを読み、夢日記は危険であることを知りました。 ショウペンハウアーは、夢は短い狂気、狂気は長い夢、と評しています。 夢に関しては、予知夢、白昼夢、夢遊病、夢想、性的抑圧と、様々に分析されていますが、その実態は謎のままです。 面白いのは、断夢実験、というレム睡眠が起きた途端に起こす実験です。これを行うと、レム睡眠が後に過剰に増えるそうです。 つまりレム睡眠による夢が不足すると、脳はそれを補おうとするわけで、これは夢が人間が生きていくうえでぜひとも必要だということを表しています。 私は毎朝、夢日記をつけてみようか、という欲望...
散歩・旅行

夏休み

今日から来週の水曜日まで、遅い夏休みです。 暑い時期に休んでも、何もする気が起きないと思い、この時期にしました。 予想は的中。すっかり涼しくなりました。 明日から二泊三日でお伊勢参りに行く予定です。 学生時代、外宮だけ参拝したのですが、内宮には足を踏み入れたことがありません。 今回は古来からのならわしに従って、外宮から内宮へと参拝しようと思っています。 伊勢神宮の他に、二見浦をぶらつき、帰りは乗換駅でもあるので、素通りばかりしてきた名古屋にも立ち寄ろうかと思っています。 去年は京都に行きました。 関西は歴史や文学に関する史跡があって面白いですね。 関東の片田舎に住む者にとって、都とその周辺はあこがれのまとです。 京都でとった宿は、大通りをはさんで向かい側に在原業平邸跡の石碑が建っていて、びっくりしました。 伊勢は古来から文学作品にも多く取り上げられ、江戸時代には参拝が江戸庶民にブームを巻き起こした社。 靖国神社と違って総理大臣や皇族が堂々と訪れても、何の問題も起きない真なる聖地です。 仏教と神道を比較すると、仏教は深い思想性が魅力で、神道はスタイリッシュな儀式や衣装が魅力ですね。 用明...
社会・政治

尖閣諸島 中国人船長釈放 

尖閣諸島の事件で、勾留されていた中国人船長を釈放する、との報に接しました。 沖縄地検によれば、日中関係を考慮した、とか。  地検が外交を配慮する必要があるのでしょうか。 法に反したのなら、法に基づき堂々と起訴すれば良いし、反していないのなら釈放すればよいことです。 外交を配慮する必要は全くありません。 明治24年、有名な大津事件がありました。 来日していたロシアの皇太子ニコライに、大津で警備にあたっていた巡査が切りつけて重傷を負わせ、日本政府はロシアへ気を配り、司法省に働きかけ、巡査を死刑にしようとしましたが、大審院院長が傷害罪で死刑は適用できない、と突っぱねて三権分立を守った、という事件です。 明治人は気骨がありました。 今回のケースは、日本政府から沖縄地検に圧力があったのか、沖縄地検が勝手に外交問題を忖度したのか不明ですが、「日中関係を考慮した」と発表したのでは、中国の圧力に屈します、と言うに等しく、嘘でもいいから「立件するだけの証拠がなかったためで、日中関係は何の関係もない」、と言うべきでした。 これで、国民の反発は高まり、菅政権の支持率は下がるでしょう。 そして中国は、日本は脅...
映画

彼岸島

DVDで「彼岸島」を観ました。 人気コミックの映画化ということでしたが、煮え切らない映画でした。  某島は吸血鬼一族が支配しており、そこでレジスタンスを繰り広げる兄を救いに弟とその仲間が乗り込む、というストーリーです。 ホラー・アクションということで、派手な殺陣が繰り広げられます。 それはそこそこ良いのですが、ストーリーに説得力がありません。 やはり怪物ものは怪物の悲しみみたいなものを詩情豊かに描かないと、無理な作り物に終わってしまいます。彼岸島 スタンダード・エディション(本編DVD)石黒英雄,水川あさみ,他キングレコード↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
社会・政治

前田検事

村木元局長の事件で、検事が証拠の日付を改ざんしていたらしい、との報道に接しました。 いったいなぜ。 しかもその矛盾を指摘したのが、村木元局長だというから、笑うに笑えません。 事件は追及するものだったはず。 それなのに事件を作り上げようとしたのですね。 権力を持つ者が、それを恣意的に行使しようとすれば、とんでもない事態になることは明白です。 おそろしい。 警察官の犯罪は時折耳にしますが、検察官の犯罪というのは、聞いたことがありません。 この上は、身内可愛さに甘い捜査ですませず、徹底的に追及してほしいものです。 あと、村木元局長はスター扱いで復職しましたが、課長時代に部下が不正を働いたことへの管理責任は忘れられてしまったのでしょうか。
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