2010-10

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映画

30デイズ・ナイト

昨夜、「30デイズ・ナイト」を観ました。 これは映画館で観ようと思っていたのですが、見逃してしまい、今回DVDで観た次第です。 アラスカ州最北の村。ここは冬になると極夜と呼ばれる、30日間太陽が昇らない長い夜が訪れます。 村の住人はわずかに百数十名。 吹雪によって、閉じ込められます。 そんな中、突然の停電。電話もつながりません。そして悲鳴。 太陽を嫌うヴァンパイア一族が、30日間の狩り場を求めてやってきたのです。 あらかじめ電話や電力を切断して、村を陸の孤島に変えて。 圧倒的な体力差、そして残酷な吸血。 村人は、屋根裏などに隠れ、生き延びようとしますが、一人、また一人と餌食になっていきます。 そして明日、夜が明ける、と言う日、追い詰められた保安官は絶望的な決断をし、家族を救おうとします。 ちょっと古いですが「ノスフェラトゥ」という貴族の吸血鬼を上品に描いた映画を思い起こさせます。これはもはや吸血鬼映画の古典にして最高峰です。怖くて、美的で、悲劇的です。 「30デイズ・ナイト」に登場するヴァンパイアの親分は中世の貴族のような装いですが、やっていることに品がなく、「ノスフェラトゥ」のような...
社会・政治

共同参画

近頃では婚活という言葉を耳にしない日はありません。 結婚紹介会社だけではなく、野球の席をペアで売り出せば婚活シート。結婚詐欺は婚活詐欺。お相手探しの活動をブログにすれば婚活ブログ。 誠におめでたい社会です。 一方、30になっても40になっても結婚しない未婚率は、依然として高水準です。35歳の男性未婚率は35%を超え、女性でも25%。 少子化はますます進んで、最も重要な社会資源である人間が減ってきています。 事態はすでに、憂慮すべき段階に達しています。 婚活という言葉の生みの親である山田昌弘中央大学教授の最新刊、「『婚活』現象の社会学」によれば、結婚したい人の比率は変わっておらず、理想の相手がいれば明日にでも結婚したい、という人はかなり多いそうです。  ではどうして結婚しないのか。  理由は簡単。理想の相手がいないからです。  女性から見た理想の相手は、専業主婦になっても安心して暮らせるだけの収入がある男性。 しかしバブル崩壊後20年、日本は沈みっぱなしで、それだけの収入がある男性が激減しています。 そして山田教授がインタビューする未婚女性は決まって、「出会いがない」「いい相手がいない」...
映画

常識と「ゆきゆきて、神軍」

中国の反日デモがますます盛んになっているようです。 困った事態です。 日本では、特定の国を非難するために略奪や破壊活動をするなんてことは、常識外れの誹りを免れません。 しかし一方、日本の常識は世界の非常識、とよく言われます。 これは多分、世界の、ではなく、米英の、なんだろうと思います。 米英に敗れて現在の国の形ができたので、米英追随が習い性になったわが国で、国防面だけは両国と常識が異なっている、ということでしょう。 常識ということを言えば、場所、時代で異なるのは当然です。 イスラム原理主義の人々の常識と我々日本人の常識はまるで異なっているでしょう。 また、戦国時代の日本人と現代を生きる我々とでは、常識は全く違っています。 当然、今の中国と日本の常識もまた、相容れることができません。 唯一とれる手段は、分からないけど相手の言い分をとりあえず聞くこと。そしてこちらの言い分を言うこと。両者は理解しあえなくてもいいから、落としどころを探ることでしょう。 奥崎謙三という人をご存知でしょうか。 「ゆきゆきて、神軍」というドキュメンタリー映画で有名な元日本兵です。 金銭トラブルから傷害致死事件を起こ...
映画

ブラインドネス

DVDで「ブラインドネス」を観ました。 驚異の感染力で人々を失明に追いやる新種のウィルス。  ストーリーはある日本人男性が突然目の前が真っ白になり、車が立ち往生する場面から始まります。 彼を診察した眼科医も目の前が真っ白になります。 普通失明というと暗くなるイメージですが、まばゆい白に包まれる、というのが啓示的です。 その後感染者は爆発的に増加。 軍によって閉鎖された精神病院に送り込まれ、封鎖されます。 逃げようとすれば射殺。 感染していない者は隔離施設に入れないため、奇妙な自治が成立します。 銃を持っていた男が独裁者を名乗り、配給された食料を仲間と一人占めにしたり。 食料が欲しければ股を開け、と女たちを犯したり。 その中に、一人だけ、見える者がいます。 感染を偽って夫に着いてきた眼科医の妻です。 この女、最初は優しいだけの女かと思いきや、独裁者を殺害したり、脱走の先頭に立ったり。 大活躍です。 パニック・ホラーとして観ると、抑えた演出が物足りないですが、極限状況に追い詰められた人間の姿を描いた文芸作品として観ると、なかなか面白いと思います。 ブラインドネス スペシャル・エディション(...
社会・政治

中国の反日デモ

先ごろ中国で大規模な反日デモが起こり、日本製の商品を扱う店や、日本製の車が略奪・破壊されたとか。 奇妙ですねぇ。 中国は天安門事件をみるまでもなく、民衆の集団的示威活動には力をもって鎮圧するお国がら。 ことが反日だと鎮圧しないんですねぇ。 一種の官製デモなのか、中国当局が手心を加えたのか、いずれにしろ反日教育を行ったのは政府自身ですから、鎮圧したら矛盾ではあります。 デモというのはむなしいかぎりだと思います。 それが革命にまで高められた場合、目標は達せられたといえるのでしょうが、単に法律違反の示威行為に参加して、お縄になったのでは、参加した本人だけが馬鹿を見た、ということになります。 もっぱらある外国を非難するデモというのは最も馬鹿げたものです。 デモなんかしたって、相手の国が言うことを聞くわけもないし、ただの自己満足です。 中国はもはや超大国なのですから、小日本のことなんか、鼻にもひっかけなければ良いのです。↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
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