2010-11-19

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思想・学問

過ちて改めず

近頃法務大臣が二つのフレーズで国会答弁を乗り切ってきただの、官房長官が自衛隊は暴力装置と言っただの、事業仕分けは民主党の内紛の場になってしまっただの、幹事長代理にいたっては政治主導と言ったのはうかつだっただの、政権末期の断末魔の叫びのような様相を呈してきましたね。 菅総理は安全運転を心掛け、失言は少ないようですが、民主党政権が誕生して一年ちょっと、もうこの政権ではダメなんではないの、という気が日増しに強まってきました。 子曰く、其の身正しければ、令せずして行わる。其の身正しからざれば、令すと雖も従われず。 論語子路に見られる言葉です。 政治的リーダーは行いを正しくすれば命令を下さなくても自然に政治が行われる、行いが正しくなければ、命令を下しても人はついてこない、というほどの意味かと思います。 今の民主党の幹部諸氏の行いが正しいかどうかは疑問ですね。 少なくとも、民主党が掛け声をかけても、国民はついていかないんじゃないでしょうか。 無駄を削って財源を生み出すと言っていましたが、それは不可能な状況だし、目玉政策もぶれにぶれまくっています。 長妻議員が厚生労働大臣のときに通した予算を、今度は...
文学

チャタレイ・サド・四畳半襖の下張各裁判

私はホラー映画などの残虐な作品を好んで観ます。 また、性愛を扱った文学作品や映像作品にも好んで接します。 しかしそういったものは、多くの都道府県で有害図書等として、青少年へ販売してはいけないことになっているのですね。 まだ未熟な青少年がそれらわいせつとされる作品や暴力的な作品に感化されることを防止するという主旨は理解できます。 しかし私は、刑法175条のわいせつ物頒布等を禁じた法律には、非常な違和感を覚えます。 例えば成人が鑑賞するアダルトビデオ等は、生殖器が見えないようにモザイクをかければ合法ということになっているようです。 そういう基準を設けた人はよほど幼稚な性意識を持っていたと思われます。 人体の一器官にことさら意味を持たせるというのはいかにも不思議です。 というか、そういう風に取り締まるから、特別な意味を持ってしまったのです。 お上がこれはわいせつですよ、と言って隠すから、わいせつになってしまったのです。 また、1950年代から1970年代にかけて、チャタレイ裁判・サド裁判(悪徳の栄え裁判)・四畳半襖の下張裁判と、著名な文学者の作品がわいせつであるとして裁判にかけられ、いずれも...
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