社会・政治 非実在青少年
東京都が青少年健全育成条例を改正しようとしているそうです。 なんでも漫画やゲームなどの性描写を規制すべく、それらの登場人物を指す非実在青少年なる造語まで作って、これを取り締まるとか。 ちばてつやや永井豪ら大物漫画家がこぞって反対しているそうです。 珍妙ですねぇ。 石原慎太郎先生はその昔「太陽の季節」をひっさげて既成の価値観を破壊すべく華々しく文壇にデビューしたのに。 国会議員をやって、大臣をやって、都知事にまで上り詰めたら、今度は検閲をやろうというのでしょうか。 昔からお上は検閲や焚書が大好き。 小説家でも権力を握れば表現の自由を弾圧するのですね。 憲法21条は検閲を禁止し、表現の自由を保障しています。 一方、刑法175条はわいせつ図画等の頒布を禁じています。 両者は矛盾します。 その場合、上位の法律である憲法の規定が優先されなければならず、刑法175条は廃止すべきでしょう。私は、わいせつだろうが芸術だろうが、暴力的だろうがテロリズムを奨励していようが、表現の自由は無制限であるべきだと考えています。 下品なポルノもまた、人間精神の運動の現れです。 その自由な精神活動を封殺してはいけま...