2010-11

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思想・学問

宇宙人

英国の理論物理学者のホーキング博士が車いすで窮屈そうに、しかし雄弁に宇宙を語る姿は、誰でも一度は見たことがあるのではないでしょうか。 博士が面白いことを言っています。 宇宙人と接触してはいけない、と。 コロンブスがアメリカ大陸に上陸したことで、先住民の多くが未知のウィルスなどに感染し、死亡したことを引き合いにだし、未知の地球外生命体が人類及び地球上のあらゆる生き物にどういう害を与えるか不明だから、だそうです。  ここで面白いと思ったのは、ホーキング博士は地球外知的生命体の存在を自明のこととして話し、その存在の有無を論ずること自体がナンセンスだ、という態度を見せたことです。 しかし考えてみれば、地球にこれだけの数の生物が存在していることから類推して、知的生命体が他のどの星にも存在しないと考えるほうが無理があります。 大体私たち地球人自身が、異星人から見れば宇宙人なわけですし。 NHKの番組である地質学者が、地球と同じ銀河系に知的生命体が存在する星は4~140個程度、と解説していて、驚きました。 ずいぶんはっきりした数字です。 人類も地球そのものも、やがては死に絶えるわけですから、人類に与...
社会・政治

借金漬け

昨夜NHKで、国の借金が862兆円にも膨れ上がった経緯を追った番組が放送されていました。 旧大蔵省の幹部OBが多数取材に応じており、いけないいけない、と思いながら赤字国債を発行し続けた事情が生々しく伝わってきました。 財政法で赤字国債の発行は禁じられていますが、特例として時限立法でこれを認め、特例のはずが常態化してしまったようです。 1965年に戦後初めて赤字国債を発行してから、バブルの数年間を除いて毎年発行され、今では国家予算は税収よりも赤字国債のほうが高い比率という、完全に破綻した状態になっています。 1965年の文書には、赤字国債は麻薬であり、一年限りで止めなければいけない、と書かれていましたが、まさしく麻薬であったから、止められずにずるずると今日にいたっているのでしょう。 故田中角栄元総理の大号令のもと、列島改造と高福祉が始まり、特に高福祉は一度始めたら止めることができず、しかも毎年支出が増えるという金食い虫になってしまい、国の財政を圧迫しました。 特効薬であったはずの消費税を導入したものの、3%や5%では効果を発揮せず、細川元総理は旧大蔵省に言いくるめられて、深夜に会見を開き...
映画

ジャンパー

今日は静かにDVD鑑賞です。 映画は「ジャンパー」です。 川に転落したことがきっかけで、瞬間移動の能力に目覚めた少年。 瞬間移動の能力を高め、ヒマラヤのてっぺんでも南極でも自由自在に移動できるようになり、銀行の金庫を襲います。 捕まるはずもなく、家出して、盗んだ金で高級マンションに住み、世界旅行を楽しみます。 朝は西海岸でサーフィンを楽しみ、昼はスフィンクスの頭の上でお弁当を食べ、夜はロンドンのパブで飲む。 そんな生活を続けていましたが、8年後、敵が現れます。 超能力者を神に挑戦する者として憎み、みつけては殺害する組織。 歴史は古く、魔女狩りや異端審問を続けてきた者の末裔です。 もう一人の瞬間移動能力者とともに、この組織と戦います。 肩のこらない、気楽なSFアクションが楽しめる娯楽作です。 超能力者の話にはたいてい、超能力者を殲滅しようとする組織が登場しますね。 筒井康隆の名作「七瀬ふたたび」なんかもそうでした。 凡人にとって、超能力者というのは脅威なんでしょうね。ジャンパー (UMD)ヘイデン・クリステンセン,サミュエル・L・ジャクソン,ダイアン・レイン,ジェイミー・ベル,レイチェル...
社会・政治

ビビンバ

先日、新聞に韓国がビビンバを世界中に普及させたい、という野望を持っているらしい、と書かれていました。 ちょうど日本の鮨のように。 韓国の一流ホテルには、和食・中華・フレンチのレストランは必ずあるが、韓国料理の店がないとか。 以前は韓国宮廷料理の店が入っているホテルもあったらしいですが、客が入らず、なくなってしまったそうです。 人間の舌は正直なもの。 うまければ少々高くても客は入ります。 要するに韓国宮廷料理なるものがあまり旨くないか、べらぼうに高かったかどちらかでしょう。 韓国ではプルコギとかチヂミちか、食にうるさい日本人が好む料理があるのですから、供給料理にこだわらなければ、十分世界に広まる可能性はあるのではないでしょうか。 今日のお昼は石焼ビビンバでもいただきましょうか。
散歩・旅行

花柳章太郎

今日は文京ふるさと歴史館に出かけました。 戦前から昭和30年代にかけて活躍した新派の役者で人間国宝、花柳章太郎の展覧会を観るためです。 じつはこの博物館に勤める学芸員が古い知り合いで、招待券を送ってくれたのです。 十年ぶりに会う彼女は学芸員の仕事がしっかり板につき、年月が人を育てたのだなあ、と感慨にふけりました。 昔話もそこそこに、彼女は団体入館者の案内のため、立ち去りました。  私はじつはこの役者を知らなかったのですが、絵を描いたり随筆を書いたり、多彩な人だったようです。 男役も女形もこなす器用な役者です。 写真を観ると、若いころも美男子ですが、中年以降のほうが福々しい良い顔になって、年をとるならこうありたい、と思いました。  郷ひろみみたいに若さに執着するのはいやですね。 年相応に老けていきたいものです。 とくに着物は若いころより中年から老年期のほうがよく似合います。 私が若いころ、ある機会に黒紋付を着る羽目になったとき、当時痩せていたため、着付けのおねえさんにバスタオルを何枚も体にまかれて、その上から黒紋付を着たことを思い出します。 今はすっかり貫禄がついたので、バスタオルも必要...
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