2010-11

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映画

パラノーマルアクティビティ 第 2章 TOKYO NIGHT

昨日は久しぶりに映画館に足を運びました。 「パラノーマルアクティビティ 第 2章 TOKYO NIGHT」を鑑賞しました。 第一作はサンディエゴで同棲するカップルの物語でしたが、今回は東京都杉並区で暮らす姉弟の物語。ぐっと身近になりました。 父親は長期出張中で、母親はいないようです。 姉の部屋でラップ音や物が勝手に動くなどの超常現象が頻発。 やがてそれは弟の部屋でもリビングでも、所かまわず発生するようになります。 神主によるお祓いを受け、その後4日間は何事もなく、お祓いは成功したかに思いますが、5日目から再発。 しかも今度は姉の肉体をあやつるようになります。 そして、悲劇的な結末。 最後まで相手の正体や意図はわからないままです。 だからこそ恐ろしい。 浪人の弟とOLの姉との会話がじつに自然です。  前作との関係は、姉がサンディエゴを旅行中、前作の被害者と不幸な接触をしていること。 おそらくそのとき、何者かが前作の主人公から姉に憑依したものと思われます。 前作以上の衝撃はありませんでしたが、舞台が身近な東京ということで、すんなり入れました。「パラノーマルアクティビティ 第 2章 TOKY...
映画

ラマン

昨夜DVDで「ラマン」を鑑賞しました。 恐怖映画やサスペンスばかり観ている私には珍しく、15禁の官能的な映画です。 17歳の誕生日、ある少女が三人の中年男と愛人契約を結びます。 その理由は明らかにされませんが、全体の印象からは、一種の自分探しのようなものであろうと予感されます。 ミステリアスな少女は素性を明かさず、中年男たちによってハナコと名付けられます。 男たちは、それぞれA・B・Cと記号で名乗ります。 男たちはあらゆる時、あらゆる場所で少女の肉体を求め、まるで少年のように無邪気にその遊戯を楽しみます。 そして18歳の誕生日、少女は男たちから去っていきます。 少女の偽悪めいた心のひだが、詩情豊かにつづられます。 難をいえば、男たちがはしゃぎすぎな点でしょうか。 「ラマン」といえば、1920年代のフランス領インドシナを舞台にした貧しい15歳のフランス人少女と裕福な中国人実業家の青年との性愛と交流を描いた映画が有名ですね。 こちらはずいぶん昔、映画館で観ました。  どちらも単にロリコン的関心にとどまらない文芸作品に仕上がっています。  中年になって思うのですが、少女愛にしろ少年愛にしろ、...
美術

村上隆

ニューヨークの感謝祭のパレードに、村上隆作の巨大風船が華を添えた、というニュースに触れました。 少し前、ベルサイユ宮殿で個展を開き、フランスで大ブーイングが起きましたが、客の入りは上々だったようです。  インパクトがありますからねぇ。  等身大の巨乳美少女フィギアだったり、浮世絵をモチーフにした絵画だったり。 今日本でもっとも注目されている美術家でしょうね。 なんでも東京藝術大学日本画科出身者では初めて博士号をとった理論家でもあるようです。 ご本人はマティスのような天才にはなれないけど、ウォーホールやピカソくらいにはなってる、というような強気の発言をしています。  その自信家ぶりがまた素敵です。  謙虚な芸術家なんて、黒い白馬みたいな言語矛盾にさえ感じます。  いわゆるヲタクの人たちからはかなり嫌われているらしいですねぇ。  まず、ヲタクの物だった美少女フィギアをパクって、しかもそれが高値で売買されている上に、現代美術家のほうがヲタクより偉そうだから、とあるサイトで解説されていました。 大体新しいことを始める人はどんな世界でも非難されるものですから、関心をもってもらえればそれだけであり...
思想・学問

バグ

昨夜「ハート・ロッカー」を観ていて、つくづく思ったことがあります。 お前が悪い、というのが一神教徒の癖のようだ、ということです。 しかもキリスト教徒とイスラム教徒の戦いという、手に負えない石頭同士の争いであればなおさら。  ゆらぎがないというか、善悪二元論というか。 仏教や儒教をはじめとする東洋思想では、物事を相対的に見ようとしますね。 この世を作った神様だのアッラーだのを頑なに信じれば、どうしたってそれを信じない人が悪いことになり、現代民主主義社会が最も大切にする多様性を認めることから離れて行ってしまいます。 いわば一神教徒の脳は、バグを起こしたコンピュータのようなもの。 己一人が正しくて、違うものは教化するか滅ぼすか、そういう発想になってしまいます。  アフリカ、コートジボアールでは、フランスの植民地だったため、自らの言語を失い、今は誰もがフランス語で話しています。 コートジボアールの言語学者が、元々持っていたコートジボアールの文化や社会秩序を保つための装置と、フランス語という言語から受けた文化的影響とが齟齬を生じ、精緻に作られていた伝統的社会システムが破壊され、しかもフランス風の...
映画

ハート・ロッカー

昨夜、DVDで「ハート・ロッカー」を観ました。 大ヒット作「アバター」を抑え、アカデミー賞6部門を受賞した戦争大作です。  2004年、イラク。 爆発物処理班の若い兵士三人が死と隣り合わせの危険な任務についています。 勇敢というより無謀な班長。 班長と対立する慎重派の黒人兵。 死を極端に怖れ、精神的に不安定な若い白人兵。 映画は、戦争物とは思えないほど、静かに、淡々と進みます。 爆発のシーンや戦闘シーンはありますが、オリバー・ストーン監督の名作「プラトーン」に見られるようなリアルな迫力も、フランシス・コッポラ監督の異色作「地獄の黙示録」に見られるような戦場の狂気も、感じさせません。 そこに爆弾があり、米兵がそれを処理する様が、まるで事務員が電卓をたたくような単調さで描かれるのです。 正直、面白い映画ではありません。 当たり前かもしれませんが、米兵を美化していて、イラクの庶民への同情が感じられません。 ただ、今もイラクやアフガニスタンで、こうしたことが行われていることを思うと、どんなホラー映画よりも怖ろしく感じられます。ハート・ロッカー ジェレミー・レナー,アンソニー・マッキー,ブライア...
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