美術 九相詩絵巻
九相詩絵巻という絵をご存知でしょうか。 絶世の美女の生前の絵から、死んだ直後の絵、それからだんだんと腐敗してついには土に還るまでを描いた九枚の絵です。 もともと仏教の修行僧が、女色は空しく、また肉体ははかないことを実感し、煩悩を捨てて修行に励むために描かれた絵巻だと言われています。 下に九枚の絵を示します。 これを見れば、どんな美女でも結局は朽ち果て、土に還って行くことを思い知らされ、肉体にとらわれることは空しいと知るでしょう。 1.生前相 2、新死相 3、肪脹相 4、血塗相 5、肪乱相 6、青瘀相 7、噉食相 8、骨連相 9、古墳相 まことにグロテスクな絵で、正視に堪えないものではあります。 現代の日本では亡くなるときれいな体のまま焼いてし...