思想・学問 引きずりださないで
病気休暇から抜け出して、9ヶ月目に入りました。 最近私が気になるのは、引きこもりと呼ばれる人たちです。 私も病気休暇の最初の頃は、ほぼ引きこもりだったわけですから。 内閣府の調査では、現在70万人の引きこもりがおり、予備軍は155万人いる、と推計しています。 これは驚愕の数字ですね。 しかもこの内の多くは親元で暮らし、親の収入で食っているわけです。 甚だしきにいたっては、60代の引きこもり男性が90代の親の年金で暮らしているとか。 私は休職していた間、給料をもらっていましたし、定期的に職場と接触し、復職へのロード・マップがありました。 それでも、このまま良くならないんじゃないか、とか、もう退職したほうがいいんじゃないか、とか、もう十分に生きたからそろそろ楽になろうか、とか、負の感情に支配されることがしばしばでした。 それを思うと、無職で十年も二十年も自宅に引きこもっている人の心境は、察して余りあるものがあります。 きっと家族や親類、ご近所から心ない言葉をかけられることもあったでしょう。 また、マスコミなどが偏見に満ちた報道をし、傷つけられたことも数知れないでしょう。 毎日が長く、...