思想・学問 情報整理への欲望
パソコンが普及してからというもの、パソコンを起動しない日はなくなってしまいました。 ただの道具であるパソコンが、これほど多くの用途に使われるのは驚異的です。 文書作成だったり表計算だったりメールだったりインターネットだったり動画だったりゲームだったり、各種ソーシャル・メディアだったり。 そのなかで検索ということに関しては、Googleの巨大さは突出しています。 Googleは世界の情報を整理する、という掛け声のもとに、驚くべき検索エンジンを築きあげました。 単にあるページに関連の言葉があるかどうかという基準だけではなく、そのページがどれだけの人にリンクしているかを瞬時に見分け、多くの人がリンクするものは良いものだと言う前提のもと、たちどころに検索を終えてしまいます。 情報整理への欲望と言っても良いものです。 そしてその巨大過ぎる欲望は、私たちに畏怖を起こさせます。 そのような欲望に取りつかれた人は、昔からいました。 そういう人々は、昔であれば巨大な図書館を作り、日々情報を蓄積して巨大化させ、しかも整理分類して情報を求める者にたちどころに渡して見せる、という離れ業に自己陶酔してきま...