2011-01-19

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文学

不条理

生後わずか12日の長男を、41歳の母親が風呂で溺死させたという痛ましい事件が起こりました。 育児に悩み、将来を悲観して無理心中を図った、とか。 しかし乳幼児ではない大人は、どんなに意思が強くても風呂場で入水自殺できるものではありますまい。 息苦しければ顔を上げてしまうでしょう。 夫が風呂場にいる妻と息子の遺体を見て、消防と警察に連絡したとか。 わずか生後12日で育児ノイローゼのために赤ちゃんを殺害するとはにわかには信じがたい事実ですが、事実は小説より奇なり、世の中なんでもおこるのですねぇ。 そういえば夫婦で酔っぱらって銃を使った、ウィリアム・テルごっこ、をやっていたところ、誤って夫が妻を射殺してしまった、という笑えない事件が昔米国で起こりました。 しかも犯人が、ニュー・ウェーブSFの旗手にしてビート・ジェネレーションの代表、ウィリアム・S・バロウズであったことから、センセーションを巻き起こしました。 バロウズといえば、ヤク中でアル中でゲイ寄りのバイセクシャル。  代表作「裸のランチ」など、良く言えば実験的、悪く言えば意味不明。  クローネンバーグ監督が「裸のランチ」を映画化した時、あま...
思想・学問

TFT 思考場療法

昨夜書店を冷やかしていたら、変わった本を見つけました。 森川綾女という心理カウンセラーの「ツボ打ちTFT療法 漢方と科学を融合して心身をリセット」と「たった2分で心がスッキリする『体のツボ」』」です。 TFTというのは、Thought Field Therapyの略で、思考場療法と訳されていました。 これはある米国の心理カウンセラーが、水恐怖症の患者を治療するなかで、「水を考えるだけで胃が痛くなる」という患者の言葉を聞いて、たまたま漢方を学んだことがあり、胃は経絡では目の下がツボだと思いだし、患者に指で目の下をトントンと数十秒押させたところ、胃痛が収まるどころか、水への恐怖そのものが劇的に軽快した体験をきっかけにして生まれた療法だそうです。 このカウンセラーはその後10年間何千人もの患者に、色々なツボを押す治療を試みて、ついに簡単で誰にでもできるツボ押しの技法を完成させ、今ではイラク戦争でPTSDとなった兵士の心のケアや、災害にあった人々の治療に役立てているそうです。 日本では、新潟中越地震の際、被災者にTFTのやり方を書いた冊子を配布し、一定の効果を得た、とのことです。 日本でも一部...
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