思想・学問 原爆のフェティシズム(物神崇拝)
私は母が四歳のときに長崎で被爆した被爆二世です。 で、母は被爆者手帳を持っています。 これを持っていると、都営交通が無料だったり、様々な恩典が受けられるのです。 母はぴんぴんしていますし、被爆から65年もたっているのですから、そのような優遇措置は不当なものですが、被爆者団体が組織としての圧力を維持するために、なるべく手帳保持者を多く保ちたい、という考えのようです。 また、被爆者の一割は朝鮮半島から連れてこられた人々だと言いますが、彼らには日本政府からの優遇措置はありません。 日本に居住していれば手帳を受けられますが、朝鮮半島に帰国してしまえば、手帳の効力は失効します。 しかも朝鮮半島の人々は被爆後、避難できる親戚もなく、そのまま爆心地近くに留まったため、日本人以上に悲惨な最期を遂げたそうです。 爆心地近くで目をカラスに突かれた遺体があれば、ほぼ朝鮮半島の人だったとか。 遺体を処理してくれる親族や友人がいなかった、ということでしょう。 朝鮮半島の被爆者にとって、手帳はフェティシズムの対象となってしまいました。 日本人被爆者のフェティシズムといえば、千羽鶴でしょう。 被爆から10年後に急性...