2011-01

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その他

金春流定例会

今日は国立能楽堂に金春流の定例会を観にいきました。 能はおめでたい岩舟と動きの激しい八島。 狂言は鞍馬参りです。 とくに八島が印象に残りました。 旅の僧の前で義経の亡霊が合戦シーンを模して激しく舞います。 刀をぬいて乱舞するそのさまは、義経の無念を痛いほど感じさせました。「八島」の義経です。  久しぶりに能を観にいって思ったのは、欧米系の外国人客が多いな、ということでした。 能の、指揮する者がないまま太鼓、笛、鼓、地謡が見事なハーモニーを奏で、軽やかに能楽師が舞う、というスタイルは、欧米の演劇や舞踊からみるとかなり前衛的に見えるらしいのです。 前衛劇がはるか以前から日本人の教養であり娯楽であったことは、驚異的なことです。↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
精神障害

初診察

昨日の夕方、今年初めての診察がありました。 調子が悪いときは診察日が待ち遠しく、話したいこともたくさんあり、時間もかかるのですが、このところまずは順調なので、とくに話すこともなく、雑談のようにして、それでも十分くらいは診てもらいました。 薬は変化なし。 もう一年ちかく、薬の調整は行っておらず、今の処方があっているのだろうなと思います。 障害者自立支援法の認定が今年3月で切れるので、更新のための診断書をもらいました。 今日行ったら、早手回しに所定の用紙に更新のための診断書が用意されていました。 親切な主治医です。  現在、双極性感情障害という病名で、認定は重度かつ継続、自己負担は月1万円を上限として治療費の1割です。 障害者自立支援法の適用を受けなければ、3割負担になりますので、ずいぶん助かっています。 これら各種福祉制度を支えてくれている納税者のみなさんに感謝します。↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
映画

ドッペルゲンガー

寒い土曜日、もう一人のクロサワ、黒沢清のDVDを鑑賞しました。 「ドッペルゲンガー」です。  一般にドッペルゲンガーというと、自己像幻視とも呼ばれ、自分とそっくりの人間を目撃し、そのすぐ後に死亡する、という西洋の伝説ですが、日本でも影の病と言われ、民間伝承に見られます。 しかし本作は、自己像幻視というよりやんちゃなそっくりさんが現れて生活を滅茶苦茶にされる、というブラック・コメディっぽい内容で、E.T.A.ホフマンの「悪魔の霊酒」等にみられる幻想的で浪漫的なイメージを破壊しています。 多分、ドッペルゲンガーである必要性はなかったのだろうと思います。 双子の兄弟でも、他人の空似でも。 そういう意味では、ドッペルゲンガーという言葉にまつわる幻想的で怖ろしいイメージを騙って商売に走ったと言えなくもありません。 そういうあざとさを抜きにこの映画を観ると、じつは人間の欲望や人生の不条理をブラック・コメディに仕立て上げた大人の鑑賞に耐えられる名画と観ることができます。 役所広司が、研究一筋でくそ真面目な医療用ロボットの研究者と、それとは正反対のいい加減で享楽的なドッペルゲンガーを好演しています。 ...
社会・政治

新内閣

菅改造内閣が発足しましたね。 なんといっても与謝野大臣が注目のまと。 昨日まで民主党を批判していた人が、わずか2日ばかりの間にたちあがれ日本を離党し、民主党内閣の目玉大臣になっているのだから驚きです。 新聞やニュースなどでは、消費税増税の請負人であるかのような報道ぶり。 とりあえずはお手並み拝見というところでしょうか。  枝野官房長官も目玉ですね。 46歳というのは歴代最年少だそうですね。 さぞかし優秀な人なんでしょう。 しかし事業仕分けで見せた傲岸不遜な態度を思い出すと、まだまだ修行が足りないぞ、と言いたくなります。 78歳の藤井元財務大臣が官房副長官とか。 それならいっそ、90歳を超えた政界の御大、中曽根大勲位に副総理でもお願いしたらいかがでしょう? 重みのある内閣になりますよ。 ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
思想・学問

引きずりださないで

病気休暇から抜け出して、9ヶ月目に入りました。 最近私が気になるのは、引きこもりと呼ばれる人たちです。 私も病気休暇の最初の頃は、ほぼ引きこもりだったわけですから。  内閣府の調査では、現在70万人の引きこもりがおり、予備軍は155万人いる、と推計しています。 これは驚愕の数字ですね。 しかもこの内の多くは親元で暮らし、親の収入で食っているわけです。 甚だしきにいたっては、60代の引きこもり男性が90代の親の年金で暮らしているとか。  私は休職していた間、給料をもらっていましたし、定期的に職場と接触し、復職へのロード・マップがありました。 それでも、このまま良くならないんじゃないか、とか、もう退職したほうがいいんじゃないか、とか、もう十分に生きたからそろそろ楽になろうか、とか、負の感情に支配されることがしばしばでした。  それを思うと、無職で十年も二十年も自宅に引きこもっている人の心境は、察して余りあるものがあります。 きっと家族や親類、ご近所から心ない言葉をかけられることもあったでしょう。 また、マスコミなどが偏見に満ちた報道をし、傷つけられたことも数知れないでしょう。 毎日が長く、...
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