2011-02-09

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その他

残念

定年退職して6年になるかつての上司の訃報に接しました。 定年後、某団体に再就職して、亡くなった日も元気に働いていたそうです。 誠に残念です。 私は直接の知り合いを亡くした経験が多くありません。 父方の祖母と母方の祖母、それに伯父、後は塾の先生と、現職死亡した職場の先輩が二人、それに27歳で自殺した職場の後輩と、同じく自殺した自助グループの仲間です。 ということは今回で9人目ということになりますか。 祖父は二人とも私が生まれる前に亡くなっているのでカウントしません。 身近な人が亡くなるときというのは、最も死について真面目に考える機会でもあります。 この間まで動いてしゃべっていた人が、微動だにせず横になっているのだから不思議なものです。 古人が死後存在を信じようとしたのは故なしとしません。 これが完全なる終わりで、後は虚無が拡がっているだけだと考えることは、とても怖ろしいことです。 しかもそれが、将来自分に必ずふりかかると思うと、怖ろしくていてもたってもいられません。  だから権力者は不老不死の妙薬を探し続けてきたんでしょうね。 もっともそれが、漢方医学などを発達させたとか。 西洋において...
文学

今年は異常な大雪だそうですね。 南関東に住まいしていると、全然実感がわきません。 ほとんど毎日乾燥した晴れですから。 テレビで雪国の様子を見ると、背より高く積った雪を毎日毎日雪かきしています。 さぞかし骨の折れることでしょう。 私は東京東部で生まれ育ちましたので、雪は一年に一度か二度ふる程度で、積雪も10センチを超えることはまずなく、一種のお祭りのような心地がしました。 町が白く化粧した姿というのは、幻想的で美しいものです。 でも翌日には、もう雪は人や車の往来で醜く黒ずんでしまいます。 その儚さが、南関東の人間にはまるで桜のように愛おしく感じるのです。 この国に 雪も降らねばわがこころ 乾きにかわき 春に入るなり  若山牧水 若山牧水は宮崎県の生まれだったと記憶していますから、やはり雪は珍しく、心浮き立つものであったようです。 一方、雪には雪女とか雪男とか、怖ろしい伝承がありますね。 雪が障子をなでる音が、雪女が手で障子を叩いているようにかんじたのでは、と某民俗学者が言っていました。 雪男はなんだか怪物じみていて、物理的な恐怖しか感じませんが、雪女には、ぞっとするような心理的な恐怖があ...
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