映画 発火能力(パイオキネシス)
「クロスファイア」を鑑賞しました。 宮部みゆきのベストセラー小説を基にした映画ですが、原作よりシンプルでわかりやすく、それと脚本が素晴らしく、非常に面白いSF娯楽作品に仕上がっています。 主演の矢田亜希子も良いですが、本作がデヴュー作となる子役の長澤まさみが純朴だけど怖ろしい超能力少女を演じていて、脇役ながら異常な存在感を発揮していました。 やっぱりスターというのは子どものうちから輝いているのですね。 パイオキネシスと呼ばれる、念力で発火させる能力を持つOLが、同僚で恋人になりつつある青年の妹が殺害され、しかも犯人が証拠不十分で不起訴になったことから、おのれの能力を使って制裁を試みます。 しかし失敗し、しかも周りの人間ばかり焼き殺してしまったために、悪への制裁なのか自己防衛なのか、はたまた加虐の暗い欲望を満足させるためなんだか、よくわからないうちに泥沼にはまりこみ、破滅していきます。 その間に警察内部の確執や、他の超能力者との接触、青年との淡い恋が描かれ、豪華な作品に仕上がっています。 パイオキネシスを題材にした映画というと、いじめられっ子が切れて学校中を燃やし尽くすホラーの名作「キャ...