2011-02

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文学

春の雪

先般、南関東の平野部にもうっすらと雪が積もりました。 雪国と違って、南関東の雪は春の前触れでもあります。 幸い私は通勤の足に不便はありませんでした。 春たてば 花とやみらむ 白雪の かゝれる枝に うぐひすのなく 「古今和歌集」にみられる素性法師の歌です。  春めいてきて、白雪がかかる枝を、花が咲いていると思い込んで鶯が鳴いているというのでしょう。 早春らしい、まだ冷たい空気に、太陽の光が暖かく降り注ぐさまが思い浮かびます。 もう梅が咲き始めているとか。 これからもの思わしい春の到来ですね。 春は春愁、秋は愁思といいます。 春や秋のような、人にとって最も過ごしやすい季節にもの思いに沈んだり、悲しいような焦るような気持ちになるとは不思議なことです。 私は秋はそうでもありませんが、春はなんとなく気鬱に襲われます。 長いこと会計事務をやってきて、春は殺人的な忙しさで、桜を見ると条件反射のように気分が沈みます。 それでも最近数年は、会計事務から離れて、人並みに花見を楽しむ余裕ができました。 今は体調もよく、精神病薬を服薬していることを除けば、まるっきり普通に過ごしています。 人生山あり谷あり。 ...
映画

シャッター・アイランド

午後のひととき、マーチン・スコセッシ監督、レオナルド・ディカプリオ主演の大型サスペンス「シャッター・アイランド」を鑑賞しました。 1950年代半ば、犯罪者ばかりを収容する孤島の精神病院。 そこで自分の子供を殺して狂気に陥った女が行方不明となります。 捜査のため連邦保安官2名が島に上陸、そこで常軌を逸した精神病院の実態を目のあたりにします。 島で保安官は、たびたび火事で亡くした妻の夢を見、偏頭痛に襲われます。 ロボトミー手術にも薬物にも頼らない新しい精神医療を模索する院長。 元ナチの老精神科医。 筋肉ゴリラのような警備隊長。 そして大勢の暴力的な患者たち。 保安官は謎を解明して島を出られるのか。そもそも謎とは何なのか。 保安官は何者なのか。 幻想的な映像美が重厚なマーラーの音楽とともに、圧倒的迫力で迫ってきます。 これは名画でしょうね。 ご覧になることをお勧めします。シャッター アイランド レオナルド・ディカプリオ,マーク・ラファロ,ベン・キングズレー,ミシェル・ウィリアムズ,パトリシア・クラークソンパラマウント ホーム エンタテインメント ジャパンシャッター アイランド スペシャル・コ...
映画

シェルター

今日はこの前の日曜日が出勤だったため、代休です。 洗濯したり、半年に一度の視野検査に行ったり。(緑内障を患っているので) 午前中、DVDを一本観ました。 「シェルター」です。 多重人格を扱ったサイコ・サスペンスかと思ってみていたら、だんだんオカルト・ホラーに近づいていきました。 多重人格の存在を認めない女性精神科医が、いくつもの人格が現れる患者を診察します。 最初は患者の芝居を疑っていた精神科医ですが、彼に現れる人格は、いずれもかつて存在していた実在の人物であることを突き止めます。 それならいくつもの死霊に取り憑かれ、それがあたかも多重人格のように交代で出てくるのかと思うと、それもまた違います。 最期になって、シェルターが何を意味するかわかります。 キリスト教をバックグラウンドに持たない私たち日本人には、ちょっと感情移入が難しいかもしれません。シェルター ジュリアン・ムーア,ジョナサン・リス・マイヤーズ,ジェフリー・デマン,フランセス・コンロイポニーキャニオン↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
社会・政治

方便

鳩山前総理がまたもや面白いことを言っていましたね。 「勉強すればするほど沖縄の米軍が日本の安全保障に重要だとわかってきた」といった内容の発言を総理時代、普天間の移設先は結局辺野古しかない、という段になって、しました。 それを、今になってあれは方便だった、というのです。 ということは本当は米軍基地は必要ないと言っているわけで、民主党の国防政策の根幹にかかわる問題です。 政治家と上司は3種類の人間しかいませんね。 馬鹿か阿呆か間抜けです。 下々からみるとそう見えます。 しかし多くの情報を持ち、深い策略があって、しかし言えないことや国家機密があるために、馬鹿や阿呆に見えてしまう、というのが本当でしょう。 しかし鳩山前総理のこれまでの発言の数々を見ていると、本当に馬鹿で阿呆で間抜けとしか思えません。 今まで私が働いてきた職場はどこも、トップから直属の上司に至るまで、管理職はほぼ100%馬鹿か阿呆か間抜けでしたが、この三つすべてがそろっている人は一人しかいませんでした。現在の職場のトップです。 もしかして私たちは、とんでもない困ったちゃんを総理に戴いたんでしょうか。 幸い辞任してくれましたが、辞...
思想・学問

ビンボーハッピー

近頃ビンボーハッピーなる言葉があるそうですね。  着るものはユニクロやしまむらなどの安いファストファッション。 You Tubeなどの無料のパソコンのコンテンツで暇つぶしをし、現実の恋愛は金もかかるし気苦労も多いので恋愛物のテレビゲームで代用し、金のかかる飲み会やコンパには行かずにSNSなどのソーシャルメディアで会話を楽しむ。 ルームシェアをして家賃を浮かせ、共同購入で単価を下げる。  生まれながらにしてパソコンが普及しており、ソーシャルメディアの発達とともに成長した若者たちが、金はなくても人生を楽しむ術を生み出しているようです。 そういえば一昔前は恋人探しのテレビ番組が流行りました。 「ラブ・アタック」だとか「ねるとん紅鯨団」とか「あいのり」だとか。 その頃は恋人がいないことが悪であるかのような奇妙な風潮があって、せっせとデートに励んだものでした。 ところが今、若い未婚女性の60%が恋愛に興味はない、と答えているとか。 また、大学生が休日に何をして過ごすかを問うたところ、デートと答えたのは20%を切っていたそうです。 貧乏でも幸せなのは素晴らしいことで、ある種悟りにも似た心境かと想像...
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