2011-03-27

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美術

シュール・レアリスム展

六本木の国立新美術館に「シュールレアリスム展」を観にいきました。 関東の国立博物館・美術館が震災の影響で軒並み休館しているなか、根性の営業です。 客の入りもまずまず、といったところでしょうか。 シュールレアリスムというと、アンドレ・ブルトンの「シュールレアリスム宣言」が有名ですが、彼の小説は面白くありません。 自動筆記や、多数の作家が一単語か二単語ずつ書き綴っていくとか、実験的な手法を試みましたが、どれも成功したとは言いがたいように思います。 甘美な死は、新しい、ワインを、飲む。 というのがその一例です。 それに比べて、後にシュールレアリスムから離れていくことになるダリやピカソの絵は、永遠の命を得たと言っても過言ではないと思います。 シュールレアリスム運動から離れていった多くの芸術家が、アンドレ・ブルトンとの不仲によるものだった、と言われていますが、偉大な理論家は平凡な実作者に過ぎず、さらには無能な鑑賞者であったのだろうと推測します。 観るものを挑発するような不可思議な抽象絵画ばかりを集めた展覧会。 インパクトは十分でしたが、こちらの精神的エネルギーを害されたようで、少々疲れました。 ...
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