2011-03

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社会・政治

ある種のパワハラ

日経ビジネスオンラインで、ある種のパワハラという記事を読みました。 要するに、本来そんなつもりで言ったんじゃないのに、部下が過剰反応して、パワハラと言えば言えなくもない、という状況になってしまった、ということのようです。 そしてそれは最近増えていて、若い部下のコミュニケーション能力が低いために、上司の意図をくみ取るとることができないために起きる現象で、メールやSNSなど、相手の表情や口調を斟酌せずにコミュニケーションを取るツールが発達したせいだ、というのです。 意識が低いですねぇ。 仮にそうだとしても、現代社会に生きていればいやでもメールやSNSを使わざるを得ず、それが昔懐かしい人情味あふれるコミュニケーションを喪失させた、とでも言いたいのでしょうか。 そんなことを言い出せば、電話が発明された当時、手紙と違って人情味がないと感じたでしょうし、電車や車が普及したとき、人は歩く速さで旅をするものだ、と嘆いたでしょうし、旅客機が登場したときは船旅の優雅さを懐かしんだことでしょう。  物事を道具のせいにしてはいけません。 上司の気持ちをくみ取ることができない部下の問題ではなく、部下が傷つくかも...
精神障害

精神健康法

欧米の映画では、よく精神分析や催眠療法を行っている場面が登場します。  私は過去、4人の精神科医の診察を受けています。 最初の主治医は、なんでも患者の希望どおり、という感じで、頼りなくて止めました。 次の主治医は、時間をかけてじっくり話を聞いてくれ、アドヴァイスや、時には患者の意に反することもはっきり言ってくれるので、信頼して今も診察を受け続けています。 一人は病名が適応障害から双極性障害に変わったとき、念のためセカンド・オピニオンを聞きに行った医者で、いかにも迷惑そうでした。 それと、職場の産業医。この人は患者向けの本に書いてある通りのことを言う先生で、真面目なのはわかりましたが、融通が利かない感じでした。  いずれの精神科医も、基本は薬物療法で、話を聞くのはカウンセリングというより薬の調整のためだったように思います。 たしかに合う薬と合わない薬があるので、試行錯誤しながら合う薬を見つけていくというのは大事なことです。 今の主治医にかかって3年以上になりますが、最初の一年は頻繁に薬を変えました。 しかし、これが合う組み合わせだ、ということが分かったので、ここ二年は量の増減はあるものの...
文学

桃の節句

今日は雛祭りですね。 私には三つ下の妹がいたため、毎年この時期は7段飾りの豪華なお雛様を飾りました。 あれ、飾るのも仕舞うのも大変なんですよねぇ。 人形一つ一つが箱に入ってしますし、7段の段を組むのも疲れるし。 それでも飾り終えると、ずいぶん華やかな気分になります。 雛まつる 都はづれや 桃の月  与謝蕪村 雛祭りを詠んだ句としては、完成度№1なんじゃないかと思います。 都はづれでも、華やかな感じが出ています。 すこし艶っぽいのを。 消えかかる 燈(ひ)もなまめかし 夜の雛  大島蓼太 元々女の子のお祭りですから、艶っぽい句がたくさんあってもいいんですけどねぇ。 この句しか思い浮かびません。 哀れを誘うのを。 石女(うまづめ)の 雛かしづくぞ 哀れなる   服部嵐雪 子がいない女性の雛祭りを詠んで、哀調を帯びていますね。  いずれも江戸時代に活躍した俳人の句です。 並べてみると、同じ雛祭りを詠んだ句でも、様々な趣があることに気付かされます。 じつは我が家にも、お雛様がいます。 不二家のおまけでもらった、ぺこちゃんとぽこちゃんのお雛様です。 我が家は毎年、ぺこちゃんとぽこちゃんでお雛様を...
社会・政治

気ままで孤独?窮屈で孤独じゃない?

ほんの20年ほど前まで、大人は結婚しているものと決まっていました。 独身を謳歌するのは20代半ば頃までで、30前には家庭を持つというのが当たりまえで、現に私が子どものころ、まわりの大人はみな既婚者でした。 これは民法その他社会制度が家族を単位とした社会を想定して作られ、専業主婦を優遇したり、男はモーレツ社員であることを求められていたからでもありましょう。 それが80年代の終わり頃から、融解してきました。 いかず後家とかハイミスとかチョンガーとかいう差別的な表現は陰をひそめ、代わりに独身貴族とかシングル・ライフという言葉がもてはやされるようになりました。 これはいわば、婚姻の規制緩和というか、親が決めた相手とお見合いで結婚する、という常識が壊れ、誰もが恋愛の末に結婚することを当然視することによって起きた現象であるとも言えます。 また、結婚によって与えられる新たな役割が発生します。 働くお父さんだったり、家事育児を担うお母さんだったり、両親の期待に応えて勉強する子どもだったり。  これは面倒くさいことです。  一人で暮らせば気楽で勝手気まま。 多少寂しくはあるかもしれませんが、この勝手気ま...
社会・政治

SS

氣志團がナチ親衛隊、SSの制服に似た衣装でテレビに出演したことで、ユダヤ人団体から抗議を受けているようですね。 氣志團のようなタイプの芸能人の衣装にあんまり目くじらたてるのは大人げないと思います。 ナチは特別扱いの悪者らしく、ナチにシンパシーを感じている人だって多いはずですが、これを公にしてはいけないかのごとくです。 ファッションセンスで言えば、真黒い制服、帽子のドクロのマークは、抜群に格好良いと思います。 日本のアニメでも、ナチを手本としているらしき人物が登場します。 「宇宙戦艦ヤマト」の宿敵、デスラー総統なんか、そのまんまです。 文明国でナチの制服を真似ることは許されないそうですが、それはどうしてなのかわかりません。 ファッションは表現の一つ。 それを規制しようとするのは我慢なりません。 SSの制服です。 ある時代、ある服装で虐殺を行ったからと言って、それは虐殺をおこなった人間が悪いのであって、衣装は関係ないでしょう。 坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、と言いますから、気持ちは分からないでもないですが、イスラエルのダビデの星を見て震えあがるパレスチナ人だってたくさんいることをお忘れのようで...
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