2011-05-26

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美術

青という色、爽やかな青春のイメージが強いでしょうか。 白鳥は かなしからずや 空の青 海のあをにも染まず漂ふ  若山牧水 この有名な和歌は、青という色の持つ印象を端的に表しているように思います。 言わば、正の青。 しかし青には、邪のそれが存在することを、認めないわけにはいきません。 例えば、青髭男爵、ジル・ド・レー。 彼は領地の村に住む少年を次から次にさらっては虐殺し、悪魔に捧げて後はその死骸で淫らな欲望を満たしました。 一説には、その数、600名とも。 酒鬼薔薇聖斗や宮崎勤が権力を握った場合を想像してみれば分かりやすいでしょう。 そしてまた、「雨月物語」に見られる青頭巾。 美濃の国の高僧が、越の国から来た稚児を寵愛し、稚児が病に没すると稚児の遺骸を何日も抱き、ついには稚児の死肉を喰らい、骨をしゃぶり、気がふれて鬼に変じてしまいます。 以来、墓を暴いては死肉を喰らうすさまじい生活を送るようになり、村人たちから恐れられます。 それを旅の禅師が説得し、悪行を止めさせます。 青頭巾は、鬼から高僧へと戻るためのまじないのような役割を果たします。 映画「ブルークリスマス」では、UFOを目撃した者...
社会・政治

役務

震災後、多くの人々がボランティアとして現地入りし、様々な活動をしています。 また、ほとんど報道されませんが、国立病院や国立大学附属病院などでは業務命令として医師や看護師を交代で派遣し、多いに活躍しています。 がれきの除去一つをとっても、巨大なマン・パワーが求められている中で、自衛隊や消防、警察などとともに、その他の公務員やボランティアの活動が重要であることは論を待ちません。 某新聞で紹介されていましたが、もう十年以上前になりますか、義務教育の在り方を検討する政府の諮問会議で、曽野綾子委員が奉仕活動の義務化を提言していたそうです。 結局それはどういう理由でか、実現には至りませんでした。 曽野委員は専ら教育的見地からの奉仕活動を考え、それは女史のキリスト教徒としての信仰心から出たものと思われます。 しかし巨大な震災を前にして、奉仕活動の義務化というのは、なかなか妙案であるように思います。 小中学生だけでなく、言わば兵役に代わる国民の義務として、成人したなら二年か三年、役務の提供及び肉体の鍛錬を行うようにするというのは、時代の要請に適うように考えます。 かつて近代国家では兵役は国民の義務で、...
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