2011-05

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社会・政治

下駄の雪

北朝鮮やリビア、イラクなどは、米国をはじめとする自由主義国家からテロ支援国家などと言われて、蔑まれていますね。 それはそうなんでしょうけど、独裁国家ではないというだけで、米国も世界各地に出張っていって、乱暴狼藉を働いています。 しかもイラクが大量破壊兵器を隠し持っていると難癖をつけて始めたイラク戦争、結局大量破壊兵器はありませんでした。 さらに言えば、大量破壊兵器を世界一たくさん保有しているのは米国自身。 イラクの立場に立って考えれば、おのれは核兵器ごまんと持ち腐ってる癖に、ありもしない核兵器を持っていると決めつけて攻めてくるとはあまりに乱暴ということになりましょう。 日本やドイツが遅れて植民地獲得競争に名乗りを上げたときも、米英やフランスは既得権益を守りたいがために、おのれが正義のような顔をしてわが方に立ちふさがりました。 大泥棒が小泥棒に、泥棒するたぁ、ふてぇ野郎だ、とお説教するようなもの。 まことに腹立たしいかぎりですが、わが国は忍の一字で米国についていくしか、繁栄を謳歌する道はありません。 どこまでも、ついてゆきます、下駄の雪。 日本はもう60年以上も、米国にひたすら追随してき...
思想・学問

軽薄な知

今日の某新聞に、新保祐司なる文芸評論家にして某大学の教授が、戦後民主主義に始まり、ポスト・モダン、ニューアカデミズムなどを経て現在の新書ブームにいたる知の営みを軽薄と断じ、古典回帰を説いていました。 そのことに異議はないのですが、震災によって知のバベルの塔が崩壊し、軽薄な知は終わりを告げるかのような論を進めており、それはいかにもこじつけというか、強引というか、思わずお気は確か、とうなってしまいました。 震災によって学問やら知の営みやらが根本的にその意義を問われるということは無いと思うんですがねぇ。 なんでもかんでも震災に結びつけて論じたがるその態度こそが、先生おっしゃる軽薄な知ではないでしょうか。 古典回帰なんて100年も前から言い古された文学者のたわごと。 学者で飯を食っているのならともかく、圧倒的多数の新聞読者は好きなものを読めばよいし、読みたくなければ何も読まなければよろしい。 大学の講義でお説教垂れているみたいな軽薄な論、いかにも不愉快です。 現在もてはやされている文学や評論が500年、1000年と読み継がれる将来の古典足りうるのかなんて、現代を生きる私たちには誰にもわかりませ...
映画

オープン・ウォーター

あまりにもシンプルな作り、だからこそ現実的な恐怖を感じさせる映画を観ました。 「オープン・ウォーター」です。 仕事に追われて休暇も取れずに働く夫婦。 やっと取れた短い休暇を、南米の海でダイビングをして過ごそうと海辺にやってきた二人。 満員のダイビング・ボートに乗って外海へ。 わずか35分、水深18メートルの海中散歩を満喫します。 ちょっと時間に遅れ気味になった二人。 ダイビングボートのスタッフは全員船に戻ったと勘違いし、岸へと帰ってしまいます。 360度のオーシャンヴュー。 船は1隻も見えず、叫んでも手を振っても気付いてくれる人がいるはずもありません。 やがて現れるサメの恐怖。 二人は励ましあっていたのが、疲労と恐怖から罵り合います。 しかし罵り合ったとて、何の解決にもならず、疲労は増すばかり。 果たして二人は助かるのでしょうか。 伏線もサイドストーリーもないまるでドキュメンタリーのような単純さが、観る者を二人の立場に追い込みます。 幽霊や化け物が出てくる話より、殺人鬼が血しぶきをあげる映画より、現実にあり得ることだという恐怖が、私を震え上がらせました。 ショッキングなシーンは皆無です...
仕事

久しぶり

久しぶりに一日勤務すると、やっぱり疲れますねぇ。 今日は珍しく忙しかったので、とくに感じます。 そういえば私の知り合いは、一日ランニングやテニスをしても全然体重が落ちないのに、仕事が忙しくて残業が続くと、5キロくらいすぐに落ちちゃうと言っていました。 ダイエットは、いやなことを長時間やるのが効果があるようです。 そう考えると、ダイエットがなかなか成功しないのも道理です。 私も某機関にいたとき、年に四回あるお祭りと呼ばれていた猛烈に忙しい時期には、体重が3キロくらい落ちましたね。 もっとも時期が過ぎるとすぐに戻るのですが。 お祭りの時はみな変になっていましたね。 くだらないダジャレを言ってはいつまでも大笑いし続けるやつ、夜中に「やる気まんまん」と叫ぶやつ、30秒でも手が空くと床に寝転がって休むやつ。 メンタル面をやられるやつも大勢いました。 若かったせいか、この時は私は平気でしたね。 アパートも車もそのままに出奔しちゃったやつもいました。 実家で捜索願をだしても見つからず、もう9年になります。  今となっては懐かしい思い出です。 もう一回そこで勤務しろと言われたら、断固お断りですが。↓の...
仕事

クーール・ヴィズ

今年は震災の影響で電力不足が不安視されていることから、例年より一カ月前倒しでクール・ヴィズを実施。 5月からノーネクタイです。 しかも終わりも一カ月延長して10月いっぱいノーネクタイ。 一年のちょうど半分が、ノーネクタイなのですね。 紳士服店やクリーニング屋は大幅減収でしょうね。 でももともと、夏が過酷なわが国で、欧米のような格好をしろというほが無理というもの。 私はクール・ヴィズには賛成ですが、それに伴って行われる冷房の28度設定はきついですね。 夜寝るんならそれでもいいんでしょうが、額に汗して働こうという時に、むあぁぁっとした空気では、やる気が失せるというものです。 そもそもいつもやる気なんてないのに、それが輪をかけてだからひどいものです。 ただ私は、仕事が嫌いなので最も効率的に素早く終わらせようと心がけ、結果暇になって、仕事をするふりはいやなので暇そうにしていると、あいつ暇そうだ、と言って仕事をふられ、それも素早く片付けてまた仕事をふられ、という悪循環で、見栄っ張りだから、なんでもねえよぉとばかり、涼しい顔をしているうちに、涼しいはずの顔がどす黒くなり、声はか細く、時折涙したりし...
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