2011-05

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映画

処刑山 Dead Snow

多分ホラー映画史上、最も多くの血が噴き出し、内蔵が飛び散り、最も笑える、まったく怖くない、スプラッター・ホラーとホラー・コメディの中間というべき迷作「処刑山 Dead 卐 Snow」を昨夜鑑賞しました。 ノルウェイの作品ということで、ヴァイキング時代の血が騒ぐのか、それともトナカイの解体で哺乳類の血や内臓を見慣れているせいか、やけに鮮血やどろっとした内蔵が出てきて、ホラー好きの私もさすがに辟易しました。 ところがこれが欧州各地で熱狂的に迎えられ、米国でも大ヒットを飛ばし、ハリウッドはリメイクまでしたとか。  日本人は畜肉業者以外は魚をさばくくらいしかしないので、大量の血液を見ると逆上しちゃうきらいがあるせいか、渋谷の映画館がレイト・ショーで上映していたくらいで話題にもなりませんでしたね。 内容は、ノルウェイの医学生8人が冬のバカンスで一面銀世界の山小屋に滞在中、第二次大戦末期にノルウェイを占領していたドイツ軍部隊300人が地元住民の反乱を怖れて山に隠れ、行方不明となっていたところ、ドイツ軍が地元住民から奪った金品を医学生たちが発見して喜んでいたところ、それを守ろうとゾンビになって蘇り、...
仕事

一億円

私が所属する職場は独立行政法人で、運営の大半を税金で賄われています。 毎年の予算規模は、ざっと30億円。 通常、いわゆるお役所仕事の悪弊で、何が何でも年度末までに使い切ろうとします。 そのために、まだまだ使える事務機器や事務家具を一斉に買い替えたり、馬鹿馬鹿しくももったいないことを続けてきました。 納税者の皆さまには全く申し訳ないことです。 よく政治家が、鼻血もでないほど無駄を削減するなんて演説しているのを見ると、笑うに笑えず、泣くに泣けない情けない気持ちになります。 使い切って当たり前で、年度を越えて残額があったらきつくお灸をすえられるのですから、資金難の民間企業からしたらとんでもない話です。 しかし予算の単年度主義は日本国憲法及び財政法で定められており、繰り越しは特別な例外を除き認められていません。 もう13年も前ですが、当時27歳の後輩が自殺したのは、年度末も押し詰まった3月半ばのことでした。 彼は予算執行事務を担当する平職員だったのですが、押し寄せる伝票の山、連日のように行う入札事務を前におかしくなってしまったのでした。 責任がある課長や部長ではなく、平が自殺に追い込まれるとい...
思想・学問

カンヌ国際映画祭事務局の言論弾圧

カンヌ国際映画祭で、デンマーク人の映画監督が、「ヒトラーを理解している。幾分共感も覚える」と言ったことが問題視され、カンヌ国際映画祭事務局は、監督を追放する方針を固めたそうですね。 いやな感じですねぇ。 言論の自由や表現の自由を守るべき伝統あるカンヌ映画祭で、国際社会で悪人とされている人物に同情的な発言をしたからって、追放なんてねぇ。  ロマン・ポランスキー監督なんか、米国で少女強姦の罪により懲役50年以上の有罪判決を受けていたのに欧州に逃亡し、逃げ回っている最中に「戦場のピアニスト」でカンヌ国際映画祭はパルムドールを与えたというのに。  悪人と言えど、人間。 むしろその悪人の精神に思いをいたし、なぜドイツ国民が彼を熱狂的に支持したか、冷静な目で見ることが求められています。 チンギス・ハーンだってナポレオンだってスターリンだって織田信長だって、大量虐殺者にして政治指導者。  国家社会主義(ナチズム)は今でこそ廃れていますが、ヒトラーの時代はむしろ一般的な思想。 わが大日本帝国も、大正デモクラシーで花開いた民主的な社会は、その後の軍人の政治進出によって、実質的に天皇制国家社会主義とでもい...
社会・政治

鉄は熱いうちに打て

一時期ゆとり教育ということがもてはやされて、今の新人なんかはゆとり世代とか言われていますね。 私の職場にもゆとりちゃんがいますが、可哀そうにゆとり教育のせいで、有名大学出身にも関わらず、明らかに日本人として知っておくべき常識が身についていません。 「番町皿屋敷」の主人公をお岩さんだと思っていたり、やんごとなきという言葉を知らなかったり、オーストリアとオーストラリアを混同したり、岡山を四国だと思っていたり。 会話をしていると、毎日がアメイジングなんですよねぇ。 ミスターゆとり教育と言われて飛ぶ鳥落とす勢いだった文部科学省の寺脇研氏は、ゆとり教育の絶滅とともに降任人事をくらい、さびしく職場を辞めていきました。 当時さかんに言われていたのが、個性重視。 個性を伸ばせと言われても、かえって困っちゃうのが圧倒的多数の児童生徒だったことでしょう。 個性というのは、じつは押さえつければつけるほど伸びていくという天邪鬼な性質を持っています。 個性を殺す教育を受けるとそれに反発して伸びていくのが本当の個性でしょう。 もちろん、圧倒的多数の児童生徒は、個性を殺す教育をすれば、その通り没個性的になっていくで...
社会・政治

橋本知事、暴走?

橋本大阪府知事が、公立の小中高校で国歌斉唱時は起立しなくてはならない、とする条例を提案するそうですね。 大阪維新の会は府議会で過半数を占めているので可決は確実。 いい年をした教師が学校行事で社会的慣例である国歌斉唱時の起立を拒否するというのは、子供っぽいというか、大人げない態度だと思っていました。 大相撲でも国歌斉唱がありますが、国技館に相撲を見に行って君が代が流れれば、反射的に立ち上がりますね。 多分それは、相撲協会がどうでもよいという態度を取っているため、座ったままでいることがいたたまれないほど恥ずかしく感じるからでしょう。 ところが学校行事になると、頑なに起立を拒む教員が続出するのは、それが学校現場では自己主張になり、格好いいと思っているんでしょうねぇ。 思想・信教の自由がわが国では認められているので、これを強制するのは憲法違反だ、という人もいれば、国旗国歌法案が通って10年以上がたち、教育委員会は繰り返し起立を促しているのにこれに従わないことは公務員として職務命令違反だという声もあります。 なんだか死ぬほどどうでも良いことですねぇ。 社会的慣習は変なことでも一応守るのが普通の社...
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