2011-05

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その他

若葉

若葉が凶暴なまでの精気を放って私を襲う季節になりました。 私は節操無く勢力を広げようとする若葉が、その無邪気さゆえに、好きになれません。 人間でも犬でも猫でも子どもは無邪気にオイタを繰り返し、大人を悩ませますね。 植物とても同じこと。  若葉は、言わば生命力に溢れた子ども。 疲れた中年の私には、まぶしすぎるというものです。 考えてみると、わがくにびとは古くから春には寿命の短い桜を愛で、秋には枯れかかった葉でしかない色づいた木の葉を観に遠出してきました。 どちらも、若葉のような生命力あふれるものではなく、どちらかというと滅びゆく命を端的に感じさせるはかないもの。 その先人たちの心性が、私の心に働きかけて、若葉をけむたく思わせるのでしょうか。 五月病なんて言いますね。 念願の会社なり大学なりに入って気が抜けてしまい、うつろになるのがちょうど若葉のころ。 若葉の無邪気な毒が、新人たちを蝕んでいるとは言えないでしょうか。 幸い私は、若葉の毒気にあたりながらも、それを跳ね返す鉄のような精神を身に付けたようです。 しかし鉄の精神、若葉のような伸びようとする力に対抗するのは得意なのですが、夕日や乱れ...
散歩・旅行

幕張

五月晴れに誘われて、幕張をふらふら散歩しました。  幕張というと、幕張ベイタウンや幕張メッセなど、超近代的な町並みを思い浮かべる方が多いと思います。 しかしそれは京葉線の海浜幕張駅周辺のこと。 総武線幕張駅周辺の一角は、昭和を感じさせるレトロな町なのです。 もう十年ちかく前、幕張に在る機関に勤務していたことがあります。 仕事量は多いは、クレームは多いは、スケジュールは過密だはで、殺人的な忙しさでした。 当時は精神をやられることはなかったですが、何となくいつも腹立たしげでしたね。 そんなことを懐かしく思い出しつつ、レトロな町を歩いてみると、変わっていませんでしたねぇ。 今だに便所が汲み取り式の飲み屋があって、そこは床がコンクリートうちっぱなしで、タバコはその床にポイ捨てするのです。 店の主人がタバコを四六時中吸っていて、それを床に放るので、客も自然とそうなりました。 その店の主人に聞けば、私の職場の幹部人事はすべて分かると評判でした。 私の職場どころか、管轄する文部科学省の幹部人事も分かるとか。 三畳ほどの小さなペットショップには、生気の失せたインコやら金魚やらが今にも死にそうにしていま...
映画

エクスクロス

私が観たホラー映画の中でもハチャメチャぶりが際立つ「エクスクロス」を昨夜鑑賞しました。 阿鹿里村の温泉にやってきた松下奈緒演じるしよりと鈴木亜美演じる愛子。 しよりは恋愛に奥手で、初めて付き合った彼の浮気に悩まされています。 一方常に何人もの男と軽い恋愛ごっこを楽しむ奔放な愛子。 この二人をそこまでやるか、というほど安くて不気味な阿鹿里村の人々が襲います。 これに昔愛子に男を寝取られた小沢真珠演じるゴスロリ女がからんで、松下奈緒×鈴木亜美×小沢真珠の三つ巴の女の戦いと、阿鹿里村の因習との戦いが同時進行で加速していきます。 ゴスロリ女は槍ほどもあるハサミを、愛子はチェーンソーを武器に激しい戦闘シーンを繰り広げます。 この映画の見所の一つで、キャット・ファイトを観るようなゾクゾク感が良いですねぇ。 もう一つ、携帯電話が重要な小道具を勤め、しよりからのSOSを自宅で受ける中川翔子が冷静な対応をみせ、女4人の複雑な葛藤をはらみながら、映画は大団円へと向かっています。 面白いといえばこれほど面白いアクション・ホラーは他になく、くだらないといえばこれほどくだらない映画も珍しいでしょう。 一歩間違え...
社会・政治

友愛の伝道師

鳩っち、北京まで出かけて行って意味不明の挨拶をして場をしらけさせたそうですね。 北京で行われた東京ガールズ・コレクション。 北京で東京の名を冠したファッション・ショーを開くのも妙ですが、それはいいとして。 「友愛の伝道師、鳩山由紀夫です」 と、ぶちかましたそうです。 鳩っち、やるぅ。 総理大臣を辞めてから宇宙人ぶりはますます進化しているようです。 民主党なんか辞めて、お笑いタレントを目指したらいかがでしょうねぇ。 あの天然キャラ、一年くらいは受けると思いますよ。 キリスト教の司祭の格好でもしてお得意の友愛を説けば、爆笑を誘うこと必定です。 それにしても、友愛の政治ってなんでしょうね。 自由とか民主とか、あるいは労働者の権利とか民主集中とか、右でも左でも、どんな政治をしたいのかなんとなく見当がつきます。 しかし、友愛。  もともとは友人や兄弟との愛情のことでしょう。 フランス革命のスローガン、自由・平等・博愛の博愛を友愛ともいうのだ、という説を聞いたこともあります。 某テレビタレントは優柔不断と曖昧を合わせて優曖だ、と言ってましたっけ。 どちらにしても極めて定義の曖昧な言葉であって、一国...
社会・政治

内田裕也、逮捕

「会社に連絡した。内容は、暴力団と交際している。アブリをやっている。まだ実名は言ってない!よく考えて一週間以内にTELを!今ならまだ間に合う!」 上のような手紙を、別れた50代の女性に、内田裕也が送りつけて、逮捕されたそうです。 復縁を迫ったようです。 格好悪いですねぇ。 内田裕也といえばもう70歳過ぎ。 妻も子も孫もあるおじいちゃんです。 だいたいあの人は、ロック界の大御所と言われていますが、私は一つも曲を知らないし、歌っている姿を見たこともありません。 事業仕分けに現れたり、都知事選に立候補したり、そういうパフォーマンス的なことでよく見かけますが、いったい本業は何なのでしょうね。 本業は内田裕也としか言いようがない感じがします。 もう大分前になりますが、80年代半ばに「コミック雑誌なんかいらない」という映画に主演したのが一番有名なんじゃないかと思います。 色々な映画賞を受賞していましたね。 内容はドキュメンタリー風のフィクションで、様々な事件に突撃取材する記者を演じていました。 当時話題になったロス疑惑などの実際の取材映像を使ったりして物議をかもしていました。 風刺の効いた辛口の作...
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