2011-07-27

スポンサーリンク
社会・政治

玄妙

今日やっとリビングのエアコンの取替え工事の業者が来てくれました。 そのために、今日はお休みしました。 リビングの蛍光灯も取り替えたため、やけに明るい部屋で、寒いくらいにエアコンを効かせて、「酒鬼薔薇聖斗の告白」というノンフィクションのようなタイトルのフィクションを読みました。 事件の顛末は当時さんざん報道されましたから、内容はどうということもなく、文章も無味乾燥で、いわゆる文学作品、それも耽美系や浪漫系を好む私の鑑賞に耐えるものではありませんでした。 一点、そうなのか、と思わせた部分がありました。 それは彼にとって血しぶき舞うスプラッター・ホラーは、ポルノであったと言う件りです。 私はホラー映画が大好物ですが、もっぱら怖がるため、また人間心理の恐ろしさを再認識するために観ているところ、見方を変えればアダルト・ヴィデオになり、それを観ながら自慰行為にふける者がいるというのですから、驚いちゃいますね。 井上ひさしはわいせつ論争が起きたとき、自分は赤貝を見ても饅頭を食っても欲情する、したがってわいせつなどという概念自体がナンセンスだ、という意味のことを書いていました。 性欲の対象は人によって...
思想・学問

カニバリズム

パリ人肉食事件というショッキングな事件が30年も前にあったことを覚えている人は少なくなったのではないでしょうか。  佐川一政という日本人留学生が、パリでオランダ人の女子留学生を殺害して食ってしまった事件です。 彼は心神喪失で無罪になり、帰国後、著述業で身を立てています。 食ったがゆえに無罪になり、食ったがゆえにマスコミで泳ぎ続ける男。 処女作「霧の中」は事件のことをストレートに告白したもので、出版を意図していなかったせいか、迫力ある内容です。 しかしその後、今も食人願望に悩まされ、白人女ばかりの風俗に通っては殺して食いたい、という欲求を堪えているというような、事件を売りにするような駄文ばかりを物し、食いつないでおり、その内容も文章も、唾棄すべきものです。 事件への反省の弁は見られず、旨かっただの、またやりたいだのと書き散らし、それを掲載する雑誌もひどいものですが、被害者や遺族に対する侮辱を30年も繰り返すその神経はまったく理解不能です。 そうは言っても、フランスの最高裁判所が無罪とした以上、刑務所に入れることもできず、入院していた精神病院が治癒したと言って放り出したため、彼には完全に人...
スポンサーリンク