2011-07

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映画

サイコ・リバース

ヒッチコックの名作「サイコ」からヒントを得たと思われるサスペンス「サイコ・リバース」を鑑賞しました。 ヒッチコックの「サイコ」に見られた緊張感はなく、冗漫な感じでした。 母親に虐待され続けた青年ジョン。 母親の死後、エマという名のもう一つの人格がジョンに現れます。 夫婦としてひっそりと生活していたジョンとエマ。 しかし、自宅のすぐ横を通る列車が事故を起こし、庭に列車が突っ込んできて、庭で洗濯物を干していたエマが新聞写真に載り、九死に一生を得た女性と報道されたことで、ややこしいエマ=母親とジョンの確執が始まります。 いくら女装して裏声で話したところで、誰か気付くだろう、という不自然さは否めず、それが鑑賞していてしらけた気分になる要因のように思います。 「サイコ・リバース」というタイトルは名前負けのような気がします。 「サイコ2」・「サイコ3」の正統的続編のほうが見ごたえがあります。サイコ リバース マイケル・ランダー,ライアン・ロイアメイジングD.C.サイコ アンソニー・パーキンス,ジャネット・リーユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパンサイコ2 トム・ホランドユニバーサル・ピクチャーズ・ジ...
文学

梅雨明け

今年は早くも梅雨があけて、暴力的なまでに強烈な陽射しが降り注いでいます。 昨日ははるばる日本橋の三井記念美術館まで足を運びましたが、今日は冷房を効かせたマンションから出ることができません。 まことに狂気じみた暑熱で、我が家に節電という言葉は存在しえません。 この必ず訪れる過酷な暑さを、古人はどう過ごしていたのでしょうね。 入道の 裸うとまし 竹婦人   内藤鳴雪 入道はもともと坊主になって修行する人のことですが、この句ではむさくるしい大男と思えばよいかと思います。 竹婦人とは竹で編んだ抱き枕で、涼をとるための物です。 大男の裸が鬱陶しい、と竹婦人が思うほどの、うだるような熱帯夜を、洒落た句で表現していますね。 なるほど古人は、こんな風に熱帯夜を過ごしたのでしょうね。 ゆるやかに 着てひととあふ 蛍の夜   桂信子 こちらはぐっと意味深な句ですね。 浴衣をゆるやかに着て蛍の夜にひとと会うというのです。 夏の夜のデートでしょうか。 暑いのがかえって肉感的な興趣を高めています。 こんな過ごし方なら、蒸し暑い夜も、心騒ぐものとなりましょう。   しかしすだれをかけても風鈴を鳴らしても打ち水をし...
美術

今年は現在の日本橋が完成して百周年だそうで。 日本橋の三井記念美術館で日本橋架橋100年を記念して、橋ものがたりという展覧会をやっていたので、観にいきました。 内容は、茶器や工芸品などで橋の模様があるものや、橋が描かれた日本画を総合的に展示するもので、日本橋とは直接関係がなくても、橋が描いてあればよい、ということのようでした。 正直言って、これは、という名品はありませんでした。 つながりは橋だけなので、雑多なイメージがぬぐえません。  そうはいってもさすがに広重の有名な「大川橋 あたけの夕立」には見惚れました。 ゴッホがこの絵にほれ込んで模写したことで有名な作品です。 もう一つ、北斎の「飛越の堺 つりはし」も迫力がありました。 あまりに暑かったので散歩はせず、三越の美術品ギャラリーを冷やかしました。 美術品はほとんど美術館で観るので、デパートで観るとまったく違った視点になります。 つまり、値札がついているのです。 小さな茶器に2千万円の値がついていたり、絵画作品も軒並み100万円を超えていました。 絵描きも当たると大きいのですね。 ふだん値段のことなど考えず、その作品が私の精神に感応す...
映画

ドクターズ・ハイ

昨夜は法医学解剖医の卵たちが繰り広げる戦慄のゲームを描いた「ドクターズ・ハイ」を鑑賞しました。 法医学解剖医を目指すエリートたちが集まる医療センターに赴任したテッド。 彼はそこでずば抜けた能力を発揮します。 医療センターには、ドラッグをやり、怪しげな行動をとるグループがおり、彼らはあいつら(生きた人間)をこいつら(遺体)に変えることが増えすぎた人類のためだと信じています。 テッドは彼らに誘われるままに、新しい遺体の死因をあてるゲームに参加します。 非常に手の込んだ殺害方法でしたが、テッドはそれを言い当てます。 正解を知っているのは、そのグループのうちの一人だけ。 つまり、犯人です。 彼らは順番に手の込んだ方法で殺人を犯し、その遺体をゲームに提供するのです。 やがてテッドもドラッグとゲームにのめりこんでいきますが、婚約者との同居を契機にゲームから抜けると宣言します。 そこから、グループのリーダーとテッドの愛憎渦巻く本当のゲームが始まるのです。 医者というのは本来生きている人を診るものですが、解剖医というのは最初から遺体が相手。 遺体に残された様々な痕跡から死因、殺害方法や犯人像を探るわけ...
社会・政治

全国学力テスト

民主党政権下で抽出方式となっていた全国学力テスト。 教育界の強い要望を受けて平成25年度から全員参加方式に復するそうですね。 もとはと言えば民主党を支持する日教組が、過度の競争を助長する、とかいう意味不明な理屈で廃止に追い込もうとした事業。 舌の根も乾かぬうちに自民党時代に戻すのですね。 だいたい過度の競争とはなんぞ。 社会に出れば過酷な競争を生き抜かなければならないのに、義務教育の時代だけ、この世に競争は存在しないかのごとき幻想を植え付けるなど愚の骨頂。 子どものうちに、血反吐を吐くくらい競争させなさい。 負けたら負けたで、それなりの味わい深い人生が待っています。 受験敗者より。  ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
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