2011-07

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思想・学問

たった四杯で

太平の  眠りをさます 上喜撰(じょうきせん) たった四はいで 夜もねられず ペリー提督が黒船を率いて浦賀に入港したのは、今から159年前の今日、1853年の7月8日のことでした。 その後江戸中は上を下への大騒ぎ。 そんな世相を皮肉って、上の狂歌が江戸で流行りました。 今でいえば、突然火星人が攻めてきたくらいのインパクトがあったんじゃないかと思います。ペリーの写真です。怖そうですね。ペリーの人相書きです。あまり似ていないような。 ペリーがそのまま攻め込まず、一年後にまた来る、と言って去ったのには、まことしやかにささやかれる理由があるそうで。 伊能忠敬の日本全図を見たペリーは、このような正確な地図を作れる有色人種には初めて出会った、このような高い技術をもっているということは、もしかしたら軍事的に強大である可能性を否定できない、ひとまず帰るべえ、となったというのです。 そうだとしたら、伊能忠敬、Good Job!ですね。 その後日本は幕末の動乱を経て大日本帝国となり、富国強兵の道を突き進むことになります。 歴史にifは厳禁だと言いますが、日本が朝鮮のように白人を蔑視して鎖国を貫こうとしたら...
仕事

二枚舌

ある仕事の担当をめぐって、方針が二転三転していることは以前このブログにも書きました。 昨日は信じられない荒技に出ました。 主たる担当でなければ受けない、と頑張ってる私と、私はちょっとお手伝い程度に留めておきたい担当教員。 どっちでもいいけどうまくやりたい上司。 この上司、すぐ下の部下二人に因果を含んだのか、私には主たる担当で、と話を持ちかけ、担当教員には私の仕事は限定的なもので、と話して私からも担当教員からも合意を取り付けてしまいました。 愚かですねぇ。 仕事を始めてすぐに、騙されたことに気付きました。 今日早速、文句を言うつもりですが、二転三転した挙句の果てに二枚舌とは、呆れかえってものが言えません。 これほど部下のモチベーションを下げる上司は滅多にいないでしょうね。 もう笑うに笑えず、泣くに泣けません。 やれやれ。 ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
思想・学問

方相氏

昔から人間は、文明を発達させると奴隷を使役するようになりました。 それは戦争に敗れた部族の者だったり、遠く異国の地からさらってきた者だったり、あるいは代々穢れた者とされた一団だったりします。 もともとは労働力としての意味合いが濃かったのでしょうが、時代を経るに従って差別とされるようになり、現代では表むき奴隷は存在せず、差別をしてはいけない、ということになっています。 ヨーロッパにおけるユダヤ人差別やジプシー差別。 米国における黒人をはじめとする有色人種差別。 わが国では朝鮮人や中国人、また琉球の民やアイヌの民を差別の対象としました。 さらには部落民。 首都圏にいると分かりませんが、全国各地で部落差別は根強く残っていると聞き及びます。 差別が生まれる一番の理由は、外見や風俗・習慣が自分たちと異なっていること、しかもそれが自分たちに比べて劣っていると信じ込むことにあろうかと思います。 わが国で差別の源泉となっているのは、天皇陛下を頂点とする身分制度の残滓でありましょう。 元から断たなければ差別はなくなることはないと思います。 宮中では大晦日、大儺之儀(だいなのぎ)が行われていました。 古く...
社会・政治

執着

人はじつに様々なものに執着します。 富であったり、名声であったり、異性であったり、権力であったり。 中でも迷惑なのが、権力者がその地位に執着した場合でしょう。 トップにある人が辞めない、と言って頑張っちゃったら、基本的には任期満了まで辞めさせることは極めて困難です。 現下の状況に鑑み、菅政権が国民の信頼を失い、国民は怒るどころかせせら笑っているというのはまぎれもない事実です。 新聞でもテレビでもインターネットでも、早く退陣してくれ、という意見を見聞しない日はありません。 私は当初けしからぬやつだと思っていましたが、ここまでくると、どこまで頑張れるか見届けたい、というような、奇妙ですが応援したい気分になってきました。 菅総理は全力で、国民に反面教師を演じてくれているのでしょう。 部下を持ったらああいう人にだけはなるまい、とか、今いる部下たちは自分をせせら笑っていないだろうか、と戦慄を覚えたお父さんたちも少なくないのではないでしょうか。 ご当人は何も反省しませんが、それを見ると他人が反省せずにはいられない、得難い人材だと思います。 もっとも、総理大臣はないよねぇと思います。 人には器という...
文学

七夕

今日は七夕ですね。 織姫と彦星が一年に一度のデートを楽しむ日。 でも年によっては、けんか別れすることもあるんでしょうか。 そしたらまた一年会えずじまい。 けんかは避けたいところですね。  七夕といえば幼稚園なんぞで願い事を書いて笹にぶら下げました。 私はひねくれたガキだったので、願いがかないますように、と書きました。 そうすれば何でもかなうはずだと思ったのです。 ささがにの 蜘手にかけて 引く糸や  けふ七夕に かささぎの橋 西行法師の歌です。 蜘蛛を手にしていると糸を引いている、今日の七夕に橋をかけるというカササギの翼へまでも、といったほどの意かと思います。 幻想的で雄大な歌ですね。 与謝蕪村のユーモラスな句も味があります。 ところてん 逆しまに銀河 三千尺 ところてんを食うのは銀河を逆さまにすすっているようだ、という意でしょうか。 銀河は七夕頃の季語とされているようです。 同じ与謝蕪村の句で、もう少し切ない句を。 恋さまざま 願いの糸も 白きより テレビドラマやバラエティーを観れば、何かと言うと恋の話。 お若い方が色恋沙汰に興味があるのは当然ですが、様々の御苦労を重ねたであろう紳士...
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