2011-07

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社会・政治

業界激震

今朝の朝日新聞によって、国の研究教育機関に激震がはしりました。 60もの大学で、研究費のあずけ、が行われており、総額7億円にも及ぶというのです。 あずけ、は主に年度末、余った研究費を架空の請求書を業者に作成してもらい、それをもとに業者に支払い、年度が代わってから、あずけた金額分、主に消耗品を納入させるものです。 一つで10万円以上すると資産に計上しなければならず、事務局にばれてしまうことから、教員は消耗品などで使います。 じつはこれ、何年も前から問題になっていて、納品検収は事務局が立ち会わなければいけない、とか、教員が事務局を通さずに発注するのは駄目だとか、色々と防止策はとってきたところです。 ただ、科学研究費補助金というのは7月末に金がもらえて、それを3月31日までに使い切らないといけない、という窮屈な制度なのです。 来年度からは、この弊害をなくすべく、比較的額が低い科学研究費補助金については基金化し、年度を越えて予算執行できるようにすることが決まった矢先の大規模不正経理の発覚です。 東工大では次期学長に内定していた教授が、就任を辞退する騒ぎになっています。 国立大学や国立の研究機関...
その他

伊良部が!

伊良部投手の訃報にふれました。 ロス・アンジェルスの自宅で首を吊ったままの状態で発見されたそうです。 やれませんねぇ。 42歳、私と同年です。 ロッテに入ったときは160キロちかい豪速球と、新人らしからぬふてぶてしい態度から、憎らしいけど頼りになるやつ、という印象でしたね。 米ヤンキースでも活躍。 しかし、酒場で喧嘩沙汰を起こしたり、ブーイングするファンにつばを吐いたり、ヒールを演じているのか、地なのか、野球以外でのお騒がせも多くありました。 プロスポーツ選手は他の職業に比べると寿命が短く、引退後、指導者として残れる者はいいですが、そうでない者はテレビ・タレントになったり、飲食店を開いたり、サラリー・マンになったり、過酷な第2の人生が待っています。 伊良部投手は第2の人生への転換がうまくいかなかったのでしょうか。 以前、ヤクルト・スワロウズで活躍した荒れ球の高野投手も、引退後、仕事がないことを苦に、奥さんが見ている前でマンションから飛び降り自殺してしまいました。 伊良部投手や高野投手のような、プロ野球の世界で成功した人でさえそうなのですから、圧倒的多数の活躍できないまま引退した選手のそ...
文学

巨星墜つ

SF作家の小松左京が亡くなったそうですね。 日本のSF界をけん引してきた偉大な作家でした。 「復活の日」や「日本沈没」が映画化の影響からか広く知られているようですが、私が初めて読んだのは、小学生の頃、「日本アパッチ族」でした。 私は小学校5年生までは、小説といったらSFかミステリーしか読みませんでした。 「日本アパッチ族」を読んだ時の印象は強烈でしたねぇ。 鉄を喰らって生きるアパッチ族が大阪で生まれ、日本を席捲し、ついには国を危うくするのです。 小松左京の処女長編ということですが、最初から、壮大なストーリーが得意だったのですね。 鉄を喰らって生きるということが、現代文明を象徴している、と知るのはもっと後のことです。 子どもだった私は、その小説からあふれ出るエネルギー、発想力、ぐいぐいと読ませる文章力に圧倒されたことを今もよく覚えています。 正直に言うと、その後読んだ彼の作品はあまりよく覚えていません。 よほど「日本アパッチ族」が印象深かったのでしょうねぇ。 そういえば、筒井康隆が「日本以外全部沈没」という作品を書いていて、これも抜群に面白かったですねぇ。 日本以外すべての国が沈没し、生...
思想・学問

オイラー

最近、中高年の間で、数学がブームだそうです。 某数学者によると、登山ブームと関係がるのではないか、とのことでした。 登山は色々な難所を乗り越えて、苦しい思いをして、頂上にたどり着いた時の快感から病みつきになるのだとか。 数学も一緒で、頭をしぼって考えて、地道に証明を繰り返して、やっと難解な問題を解いたり、定理にたどりついたときの快感は、素晴らしいものだとか。 中でも人類の至宝と言われるオイラーの公式、オイラーの等式は難解でいながら辿り着く数式はシンプルで、多くのアマチュア数学ファンを虜にするそうです。  これがオイラーの公式だそうです。 バリバリの文系頭の私には、さっぱり意味がわかりません。 eiπ + 1 = 0 これがオイラーの等式だそうです。 随分シンプルですね。 「地球が静止する日」で人類よりはるかに進んだ文明を持つ星から来た男と、人類最高の数学者が黒板に向かって数式で会話するシーンは格好良かったですねぇ。 数学は言語の一種なんだなぁと実感しました。 「博士の愛した数式」では、寺尾聰演じる老数学者が、家の中にも黒板を置いて、始終数式で遊んでいたことを思い出します。 数学という言...
社会・政治

ダブル選挙

一昨日、菅総理は国会で早期の解散を野党議員から促されて、気色ばんで答えました。 震災復興も原発事故処理も道半ば、今は解散総選挙をやる時期ではない、と。 その時勢いあまって2年後の参議院選挙と同時に衆議院選挙をやりたい旨の発言が飛び出しました。 北朝鮮を8月中に電撃訪問し、9月には訪米し、それで成果が上がって支持率が上がれば、際限なく辞任のハードルを上げていき、2年後にダブル選挙を打つまで総理の椅子に座り続け、選挙に勝ったら政権の正統性を得たと強弁して長期政権を狙おうという腹積もりと見えました。 小泉元総理が北朝鮮を電撃訪問してわずか5人とはいえ拉致被害者を連れて帰ってきた時は本当に驚きましたね。 5人が帰ってきたことにではなく、北朝鮮が拉致という非道な行為を行っていたと認めたことに、本当にびっくりしました。 小泉元総理、金正日と会って、にこりともせず険しい表情を崩さず握手をかわしました。 その横顔は、侍のそれでした。 当然、40%くらいだった内閣支持率は、一気に60%以上に上がりましたね。 菅総理はそれを狙っているのでしょうが、果たして北朝鮮がお土産をくれるかどうか。 手ぶらで帰ってき...
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