2011-08-24

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文学

パパ・ダイキリ

この前の記事で、今日は愛酒の日だと書きました。 そこで外国の文学者で酒好きというと、中国の李白、米国のバロウズ、ヘミングウェイ、フランスのヴェルレーヌなどが浮かびます。 欧米の文学者は誰でも大抵酒飲みのイメージがありますね。 四六時中飲んでいる李白の詩を一つ。 春日 酔いより起きて志しを言う 世に処(お)ること 大夢の若し 胡為(なんす)れぞ 其の生を労するや 所以に終日酔い 頽然として前楹に臥す 覚めて来たって庭前を眄(なが)むれば 一鳥 花間に鳴く 借問す 此れ何れの時ぞ 春風 流鶯に語る 之に感じて歎息せんと欲す 酒に対して還(ま)た自ら傾く 浩歌して明月を待ち 曲 尽きて已に情を忘る この世は胡蝶の夢の如きもの、人生なにをあくせくと過ごす必要があろうかと、またまた酒に酔いつぶれていた李白が、酔いから醒めてふと庭先をなにげなく眺めやると、花の間で小鳥が一羽さえずっています。 李白が、「いまはいつ頃だろうか」とつぶやいたとき、枝々を飛びまわる鶯の鳴き声が春風にのって聞こえてきました。 李白の耳にはその鳴き声が「春だ、春だ、命に満ちた春の日だ」と聞こえ、彼は、生命の春を大いに満喫しよ...
文学

愛酒の日

今日、8月24日は私が偏愛する歌人、若山牧水の誕生日だそうで、大の酒好きだった歌人にちなんで、今日を愛酒の日と称しているそうです。 歌人の中でも若山牧水ほど多く酒の歌を詠んだ人も少ないでしょう。 白玉の 歯にしみとほる 秋の夜の 酒はしずかに 飲むべかりけり この歌は、おそらく和歌史上、最も優れた酒の歌でしょう。 膳にならぶ 飯しも小鯛も 松たけも 可笑しきものか 酒なしにして 酒がない食事など食事じゃない、と言っているようなもので、酒好きの私には腹に落ちますねぇ。 酒があると肴はより旨くなり、肴が旨いと酒はより旨くなるのですよねぇ。 減量中の私には残酷な歌です。 人の世に たのしみ多し 然れども 酒なしにして なにのたのしみ ここまでくると、なんだか意地汚い感じがしますねぇ。 酒に勝る楽しみは何もないというのですからねぇ。 彼は酒毒にあたって43歳で亡くなりますが、アルコール中毒で苦しんだという話は聞いたことがありません。 多分アル中になる前に肝臓がやられて死んじゃったんでしょうねぇ。 死んでも飲みたいとはまさにこのこと。 酒ほしさ まぎらはすとて 庭に出でつ 庭草をぬくこの 庭草を...
社会・政治

紳助引退

島田紳助が引退するそうですね。 漫才ブームの頃、私は小学生でしたが、つなぎに反り込み頭で早口の関西弁をしゃべる面白い人だなぁと思ったことを覚えています。 今、「紳竜の研究」というDVDで、当時の漫才と、その後の二人が歩んだ道を知ることができます。 竜介はすでにこの世を去り、紳介が引退ということになり、紳竜という存在は、もはや演芸史の上の出来事になってしまったんでしょうかねぇ。 ダウンタウンの登場により、漫才師としての限界を感じたそうで、その後はバラエティー番組の司会などで存在感を示してきました。 時折見せる情の強さ、暑苦しさが、いかにも無粋で、その点は大嫌いでした。 なんでも暴力団の構成員と親密な交際をしていたことを反省し、自らを罰するためだとか。 なんだか腑に落ちませんねぇ。 別段違法行為を行ったとかいうわけではありますまい。 たかだか芸能人が、暴力団の構成員と付き合いがありました、引退します、なんて言ったからといって、大々的に報道するほうが奇妙な感じがします。 まして普段は芸能ニュースなど流さないNHKの朝7時のおはよう、日本でも、トップで長々と報道していました。 現在放送中のレギ...
精神障害

ごはん抜きダイエット

就職してから20年で20キロ太ってしまい、血液検査の結果医師から減量を命じられたことは以前このブログに書きました。 そこで今週から、ダイエットを始めました。 方法は、朝と昼は普通に食い、晩はおかずだけ食べてご飯は食わない、というものです。 おかずも野菜中心にしました。 恥ずかしながら、下の二冊を参考にして、自分で決めた方法です。 すると、月・火とそうしただけで、今朝1キロ落ちていました。  ベルトの穴が、一つ内側になりました。 右肩上がりに増え続けていた体重がこんなにあっさり落ちるとは驚きです。 でも晩は腹が減りますねぇ。 食った直後は満腹感があるのですが、2時間もすると、腹が減ってきます。 そこで精神科で処方されている睡眠導入剤を早めに飲んで、寝てしまいます。 しかし朝4時くらいに目が覚め、腹が減って寝ていられなくなります。 そうはいっても4時に朝飯を食ったのでは、通勤する頃また腹が減ってしまうので、新聞を読んだりして6時くらいまで我慢してから朝食をしっかり取ります。 本当は4時から6時、涼しい時間帯に散歩でもすればダイエット効果抜群なのでしょうが、空腹でふらふらして、とても散歩なん...
映画

ペイン

昨夜はホラー好きの私ですらきついと感じるほど残虐シーンが鮮やかな映画「ペイン」を見ました。 女子高生のジョーンとその友達が、ふとしたことで葬儀屋のビショップにお茶をご馳走になります。 しかしビショップ、じつは怖ろしい殺人鬼だったのです。 二人をそれぞれゴムのチューブでベットに縛りつけ、拷問します。 交互に。 そして友達を殺してくれ、と言いさえすれば、命は助かる、というゲーム。 ジョーンは友達が舌を抜かれ、自分も抜かれそうになった時、友達を殺してくれ、と言い、ビショップは殺害します。 ジョーンはビショップが目を離した隙にカッターでチューブを切り、ナイフでビショップを殺害してしまいます。 それから16年。 ジョーンは心に深い傷を負い、故郷を離れて暮らしますが、実兄の奥様が事故死したことから、故郷に帰り、実兄とその娘と三人で暮らし始めます。 そんな矢先、16年前に起きた事件とそっくりな殺人が連続して起こります。 ジョーンは自ら殺したはずのビショップの幻影におびえ、その復活を信じるようになります。 警察は、ジョーンこそが犯人ではないのか、と疑います。 果たして犯人は誰なのか。 ジョーンと姪が犯...
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