2011-08

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社会・政治

戦犯

民主党代表選挙、喧しくなってきましたねぇ。 有力候補の野田財務大臣、数年前に国会で「A級戦犯は戦争犯罪人ではない」と発言していたことが韓国などから非難されています。 これ、ちょっとややこしいのですよねぇ。 わが国は連合軍占領下において東京裁判を受入れたので、彼らは戦争犯罪人である、と考えるのは素直なことですが、サンフランシスコ講和条約を締結して独立を回復して間もなく、国会は全会一致でA・B・C級問わず、すべての戦犯を日本の国内法において無罪とし、名誉回復したわけです。 そうすると国内的には戦争犯罪人ではなく、しかし東京裁判では有罪となっているので国際的には戦争犯罪人と見なされる、という面倒なことになっています。 したがって野田財務大臣は国内的には戦争犯罪人ではない、と言ったと理解すれば間違いではないことになります。 一方、毎年靖国神社を公式参拝し続けた小泉元総理は、A級戦犯を戦争犯罪人であると国会で答弁しています。 こちらは国際的な見地を述べたものと思われます。 私見では、公人である大臣が発言するときには、国際的なスタンダードに従って発言すべきであろうと考えます。 それは戦犯とされて刑...
映画

NAKED ハンター・キラー

暑いですねぇ。 夏休み最後の日の午前、エアコンをしっかりと効かせて、意外としっかり作られていて、A級と呼んでも差し支えないほど完成度の高いホラー「NAKED ハンター・キラー」を鑑賞しました。 「NAKED」シリーズ、見尽くしましたが、どれもなかなかの出来栄えですが、A級と言って差し支えないのはこの作品だけのような気がします。 深夜、森の中の国道をドライブ中のご婦人の車に、顔に返り血を浴びて泣き崩れている若い女が助けを求めます。 ご婦人は躊躇しながら若い女を乗せ、車中で若い女が遭った殺人鬼による大量殺人の話が語られます。 五人組の大学生が森に遺跡探査に出かけたところ、全身黒ずくめで顔にまで黒いフェイス・マスクをかぶった男に襲われ、みな殺されてしまい、若い女は命からがら逃げてきたところだというのです。 若い女の話が映像として流され、理不尽な猟奇殺人事件を想起させます。 しかし、ガソリン・スタンドでご婦人が警察に電話をかけたところから、映画は猟奇殺人物から、怪談話の様相を呈してきます。 若い女は何者なのか。 そもそもこの世のものなのか。 謎は深まるばかりです。 そして、殺人鬼の兄が登場し、...
散歩・旅行

日光

昨日、二泊三日の日光旅行から帰りました。 今回は色々ありました。 東武線の特急は使わず、東京駅から新幹線で宇都宮駅に出、そこからJR日光線の各駅停車に揺られること40分、JR日光駅に降り立ったのでした。  駅前でレンタカーを借り、日光江戸村へ。 けっこう暑かったですねぇ。 首都圏と違い、湿度が低いので日陰は涼しいのですが、あまりにも強い日差しが照り付けて、げんなりしました。 ちょんまげの鬘をかぶった着物姿のスタッフも暑そうでした。 江戸村のメインストリートです。  宿に着いてから、驚愕の事態です。 日光駅からほど近い安宿なのですが、接客をしているのが、外でも平気で素足で歩き回るバックパッカーのバイトと思しきガリガリの白人のにいちゃんで、こいつが全く日本語を解さないのです。 チェックインしようとしたら、10分以上呼べども出てこず、現れたらいきなりうつろな目で英語をしゃべり始めたのです。 多分、世界を放浪するバックパッカーで、金がなくなると現地でバイトする、東南アジアの観光地などによくいるタイプで、間違いなくマリファナの吸いすぎです。 横文字が苦手な私でも、トラベル英語くらいは分かりますが...
散歩・旅行

にゃんまげ

これから二泊三日で日光に行ってきます。 じつは東照宮よりも、戦場ヶ原よりも、にゃんまげに会うのが楽しみだったりします。 それでは。
文学

紅旗征戎(こうきせいじゅう)

私はこのブログで、政治や社会的事件のことを書き連ねていますが、藤原定家の「名月記」を読んでいて、つくづく修行が足りぬわい、と実感しました。 「名月記」に、次のような件りがあります。 世上の乱逆追討、耳に満つといえども、これを記さず。紅旗征戎、わが事に非ず。 源平の合戦が始まった頃の言葉です。 藤原定家といえば、「新古今和歌集」を編んだ当時一流の歌人。 京のみやびに生きた人です。 その彼が、世の中の政治的なことは耳に入ってきても、自分には関係がない、というのです。 ただの腐れ公家ではなく、気骨のあった人と見えます。 私も彼に倣って、世の中のことなど知らぬ、と言ってみやびの世界に生きたいものですが、所詮は貧乏サラリーマン。 なかなか高踏的な態度で生きていくことはできないのです。 「新古今和歌集」を文庫で読もうとすると、今まで岩波文庫しかありませんでしたが、これは注や訳がなく、素っ気無いものでしたが、近頃角川ソフィア文庫から出たものは、解説つきで面白いですね。 近頃古典というと角川ソフィア文庫にはまっています。 古典の入門書としてお勧めの文庫です。新古今和歌集〈上〉 (角川ソフィア文庫)久保...
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