2011-08

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文学

TSF

わが国では、「ベルサイユのばら」だの「リボンの騎士」だの「転校生」だの、近いところでは新垣結衣と舘ひろしが入れ替わるドラマ「パパと娘の七日間」など、TSF(transsexual fantasy)と呼ばれる男女が入れ替わったり、女性が男性として活躍するお話がたくさんありますね。 TSFの本格的な物語の最初は、平安後期に成立したと伝えられる「とりかへばや物語」でしょう。 関白左大臣に男女一人づつ、子どもができます。 姫は活発で男らしい性格、若君は内気でおままごとなどを好む女性的な性格。 そんな二人の様子を見て、父関白はとりかへばや、と思いつき、姫を若君として、若君を姫君として育てることにします。 いたずらのようなこの方針、思いのほかうまくいって、若君は男として朝廷に出仕、出世街道をひた走ります。 姫君は姫君で、女として後宮に勤めます。 しかし、姫君は上司の女東宮に懸想してしまいます。 ついに、素性を明し、女東宮と通じてしまいます。 一方若君は、同僚の宰相中将に女であることを見破られたうえ関係を迫られ、彼の子を宿してしまいます。 本当ならこれで若君も姫君も身の破滅ですが、ここで二人は相諮り...
社会・政治

学習

来年度から子ども手当を廃止し、児童手当を復活させることで与野党が合意したそうですね。 民主党、選挙の時の目玉政策、次々と諦めていってます。 普天間基地の移設では鳩山前総理が国外最低でも県外という無理めな主張を引っ込めて、結局は自民党政府と米国が合意し、沖縄県が受け入れた辺野古に戻りました。 ただし、沖縄県がせっかく一度は受け入れたものを、民主党政権への不信からか、白紙に戻せと頑張っており、自民党政権下よりも事態は難しくなったままです。 高速道路無料化と言う話も、最近聞きませんし、八つ場ダムの工事がどうなったのかさっぱりわかりません。 事業仕分けによってあぶりだすといった霞が関埋蔵金なるものも、幻であったことが知れました。 脱官僚と言って広げた国家戦略局という大風呂敷も立ち消えに。 そんな二重行政こそが無駄だということを学習したのでしょう。 日米関係偏重から日中関係重視へと舵を切ろうとした外交も、日本と軍事同盟を結ぶ米国と、米国の仮想敵国である中国を同列に論ずる愚かさに気付いたのか、近頃では日米同盟の深化を叫ぶ声が多いようです。 政権をとっておよそ2年、結局民主党が学んだことは、マニフェ...
映画

サバイバル・ゲーム

昨夜は「NAKED サバイバル・ゲーム」を鑑賞しました。 NAKEDシリーズの第2作ということで、第1作と第2作は米国映画だそうです。 私はどうも気付かぬうちにヨーロッパ製の第3作以降から観ていたようで、米国と欧州では同じような森林でのマン・ハンティングを題材にした映画でも、随分印象が違うものだと感心しました。 一言でいえば、欧州産は陰惨で暗く、米国産はサバイバル・アクションのような、突き抜けた明るさがあります。 どちらもそれぞれに長所短所がありますが、あくまでB級スリラーであることを考えると、娯楽に徹した米国物のほうに軍配が上がるような気がします。 今作は、ある国立自然公園で、ゲーム制作会社が研修と称してペイント弾を使った戦争ごっこをやっているところ、謎の集団に襲われる、というお話です。 ツボはしっかり押さえていて、飽きさせません。 何となく退屈だけど、雰囲気で見せてしまう欧州物との違いに驚きました。 今日は第1作「NAKED」を観てみようかな。NAKED サバイバル・ゲーム ライアン・メリマンアルバトロス ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
文学

いつちゆくらむ

私が住む街には、思いがけず雨が降りました。 このところ盛夏とは思えない涼しさで、しのぎやすいですね。 去年の猛暑が嘘のようです。 真夏、思いがけない冷たい雨が降ると、なにがなし、物思いに沈みます。 五月雨に 物思ひをれば 郭公 夜ふかくなきて いつちゆくらむ  紀友則  古今和歌集に見られる夏の歌です。 夏の雨の夜、物思いに沈んでいるとホトトギスが鳴いている、こんな夜中にどこへ行くのだろう、というほどの意かと思います。 おそらく、ホトトギスに自身を重ね合わせているのでしょうね。 真夏の夜のメランコリーといったところでしょうか。  真夏のメランコリーと言えば、 あの夏の 数かぎりなき そしてまた たった一つの 表情をせよ という、34歳の若さで事故死した歌人、小野茂樹の歌を思い起こします。 過ぎていったひと夏の思い出を追慕したものでしょうか。 その夏は彼にとって神聖なものであり、また、残酷にも二度と戻らない、儚い夢でもあるのでしょう。 その夏を持てたことは、若くして逝った彼にとって幸せなことだったでしょうか。 それとも、生に執着する悪因縁となったでしょうか。 今となっては、誰にもわかりま...
社会・政治

奇妙な反省

鬱陵 ( ウルルン ) 島を目指した日本の国会議員に対し、入国拒否して空港から帰しちゃった件について、韓国政府及びマスコミは奇妙な反省の弁を述べています。 すなわち、日本は竹島をめぐって日韓の間で領土紛争が存在することを広く世界に認めさせることが最大の目的であり、韓国政府が過剰反応し、それをマスコミが大々的に報道したことで、かえって世界から注目を浴び、竹島問題は世界に知れ渡ってしまった、というのです。 しかも日本人議員グループは、空港で足止めを食っている間、悠然とビビンバなどの韓国料理を食し、お土産に韓国海苔を買って帰ったそうで、その余裕ある態度が、馬鹿にされているようで腹が立つ、というのです。 どこまでも自己中心的な思考から抜けられない人たちですねぇ。 入国拒否された議員グループの心の内や、そんな仕打ちを受けた日本国民が傷つくかもしれない、という程度の想像力も働かず、日本の思いどおりになって悔しいなんて、性根が卑しいとしか言いようがありません。 ていうかそもそも日本の思いどおりになんてなっていません。 鬱陵 ( ウルルン ) 島が韓国領土だということには何の異論もありません。 韓国領...
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