2011-08

スポンサーリンク
散歩・旅行

出羽三山と山伏

今日は我が家から車で15分ほどの、千葉県立中央博物館に行ってきました。 お目当ては、出羽三山と山伏展です。 展示スペースはそう広くありませんが、なかなか興味深いものでした。 月山・湯殿山・羽黒山を中心とした修験者の在り様が、なんとなくわかりました。 その中で、噂に聞いた即身成仏のミイラの写真には驚きました。 本来は真言密教の教えで、生きながら大日如来と一体化して仏になる、そのくらいになるまで修行しろということだと理解していますが、何をとち狂ったか、五穀断ちをして穴に入り、生きたままミイラになる修験者が何人も出たと言うから驚きです。 誤解なのか、知っていてわざとなのかは知りませんが、真言宗の教えに背く、単なる自殺行為であることは間違いありません。 また、崇峻天皇の第三皇子で、蘇我馬子に父を殺され、都から逃げていった蜂子皇子が出羽三山を開いたそうですが、その肖像画は化け物のような悪相です。 なんでも出羽三山周辺の民の悩みを聞き、一緒に悩んでいるうちに悪相になってしまったとかで、蘇我氏に対する恨みから怨霊になったというわけではないそうです。 しかし上の二枚の画像を見る限り、怨霊としか思えず、...
社会・政治

教科書

尖閣諸島を含む石垣市などの沖縄の一部地域が育鵬社の公民教科書を採択したことが、沖縄のローカル・メディアを騒がせているそうですね。 それらの新聞には、行き着く先は戦争、だとか、公民で皇民化、なんて駄洒落を飛ばしているような奇妙な見出しが躍っているそうです。 これらは論理の飛躍としか言いようがなく、素人から見ていかにも馬鹿馬鹿しい論調です。 私は文部科学省の検定に合格した各社の公民教科書を読んでいませんので、又聞きになってしまいますが、要するに育鵬社の教科書は北方領土や尖閣諸島、竹島など、現在の日本が抱える領土問題を、他社より詳しく書いてある、ということのようです。 実際に存在する領土問題を隠してしまうことのほうが、適切さを欠くというべきでしょう。 かつて大本営発表が、都合の悪い事実を隠し続けたようなもので、問題が多い事案ほど、詳しく報道なり教育なりを行う義務が、報道機関や教育機関に課せられていると言わなければなりません。 戦後、わが国は、古事記や日本書紀などの日本神話を、それが軍国教育の一助になったからという理由で、子どもに教えることに後ろ向きになってしまいましたね。 文学書のような歴史...
映画

エクソシズム

今日は悪魔祓いを題材にしたスペインの映画「エクソシズム」を鑑賞しました。 悪魔祓いを題材にした作品というのは、2種類に大別できると思います。 一つは1970年代オカルト映画の金字塔、「エクソシスト」シリーズに見られるような、いかにもおどろおどろしい恐怖映画。 二つは「エミリー・ローズ」や「ザ・ライト エクソシストの真実」のような、実話をもとにしたノンフィクション風の、事実を淡々と羅列していく映画で、こちらのタイプは悪魔が憑いた人間の首が360度まわったり、家具がとんだり、緑色の反吐を神父に吐いたりすることはありませんが、それが実話というだけにかえって怖かったりします。 キリスト教圏では悪魔憑き、日本では狐憑きが一般的な、意識の変容と暴力性の亢進を特徴とする現象は、洋の東西を問わず、昔も今も普遍的にみられます。 現代では精神病という説明がなされ、それは合理的ということになっていますが、昔は狐憑きやら悪魔憑きやらという説明が合理的とみなされ、今もそちらの説明を受け入れる人がいますので、どちらが正しいということはないでしょう。 私はホラー好きですが、今のところ精神病という説明に分があるように...
社会・政治

普通

今朝の新聞を開いても、ニュースを見ても、民主党代表選挙のことでもちきりですね。  日本の総理大臣を決めるのですから当然ですが。 今回は候補者5人と乱立気味。 鳩山・菅と二代続いた奇妙な政権をみると、誰がなってもしょせんは民主党、期待はできません。 この際特別な働きをしなくてもよいから、無難に仕事をこなしてくれる普通の人が良いですねぇ。 功を焦らず、思いつきで変な指示を出さず、関係各方面の言い分をよく聞いて、まっとうな判断を下してくれれば、それで充分です。 歴史に名を残したいなんて、色気を出しちゃいけません。 自民党政権では、小渕元総理とか、森元総理とか、いかにも凡人に見えた総理が何人もいましたが、鳩山・菅のように日本をミス・リードすることはありませんでした。 誰が総理になっても一緒なんて言われていましたが、それだけシステマティックに国政を運営していたのだから大したものだと思います。 5人の候補者の中では前原候補が国民の人気は高いらしいですが、なんだか大向こう受けを狙いそうで、危ない感じがしますねぇ。 小沢議員が推す海江田候補は、国会で涙を流し、情緒不安定な印象を残してしまいました。 野...
映画

レイキャヴィク・ホエール・ウォッチング・マサカー

アイスランド初のホラー「レイキャヴィク・ホエール・ウォッチング・マサカー」を観ました。 「悪魔のいけにえ」シリーズをそのまま船上に持ってきたようなおバカぶりがイカしていますねぇ。 世界第三位の捕鯨大国だったアイスランド。 かつての鯨漁師たちは、鯨を見るため海上に繰り出す観光でどうにか生計を立てていますが、漁師時代に比べて収入は激減。 反捕鯨色の強い外国人観光客たちに、複雑な感情を抱いています。 そんな中、ホエール・ウォッチングに繰り出した観光客たち。 ドイツの中年女性3人組、日本人夫婦とそのガイド、ゲイの黒人と、終始酔っ払っているフランス人、それに米国人の若い女二人組みです。 彼らが、元鯨漁師の殺人鬼一家と対決します。 首が飛んだり銛が体を貫いたり、サーヴィス満点です。 そんな中、お金持ちの日本人夫婦のガイドを演じる裕木奈江がよい味を出しています。 最初は雇い主に忠実で大人しい印象だったのが、殺人劇が始まるや、おのれの生き残りをかけて時に暴力的、時に知能犯的な行動で、危機を脱していきます。 最近見かけないと思っていたら、こんな素敵な映画に出ていたのですねぇ。 アイスランド国民にとっては...
スポンサーリンク