2011-09

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映画

天獄の島

昨夜は安っぽい、しかしかなり面白いDVDを観ました。 「天獄の島」です。 近未来、日本は国際的な圧力と世論の高まりから死刑を廃止、替わりに島流しを復活させます。 絶海の孤島の周囲を電圧線で囲い、その中で自由に、死ぬまで生きろ、というわけです。 その孤島はつい10年ほど前まで人が住んでいたことから、ちょっとした住宅街や商店街が残されています。 しかもその島は、1割の流刑囚が残り9割の囚人を奴隷とし、貴族のように暮らしているのです。  ここに同じ日に流された数名のうち、2名を残して上陸するなり殺されてしまいます。 肉を食ったり、衣服を奪ったりするためです。 その殺戮集団は、町での奴隷暮らしを逃げ出し、野盗と化した連中でした。 残った2人は、業務上横領を犯した元銀行員と、5人のチンピラを殺害した元戦場ジャーナリストです。 戦場ジャーナリストは6年前に知り合いの医者に家族全員を惨殺され、島流しにあった犯人と決着をつけるため、島流しにされるためだけにチンピラ5人を殺した、という極悪人です。 2人は町の乗り込み、町の南側を任された者を虐殺、新たな指導者に収まります。 さあ、ここからいよいよ町全体を...
精神障害

自ら

元モーニング娘。の加護亜衣が自殺未遂を起こしたそうですね。 原因ははっきりしませんが、ずいぶん年上の男との恋愛沙汰が原因とか。 まだ23歳。 一般社会では、大学を出たての新人とほぼ同年齢です。 ネット上で見た写真では、30過ぎの年増のようでした。 子どもっぽいのを売りにしていたのに、ずいぶんな老けようです。 どんな苦労をしちゃったんでしょうねぇ。 私は職場の後輩を27で、精神障害者の自助グループの先輩を39で、いずれも自殺で亡くしています。 自殺ということ、知り合いにはずいぶん衝撃です。 まして家族だったら? 職場の後輩は、私の後任者でした。 年度末の決算の殺人的な忙しさの、ちょうど真っ最中。 私は異動で別の支社にいたため、彼がどんな状況であったかはよくは知りません。 しかし前任者なればこそ、何が苦痛で、何が彼を追い詰めたか、手に取るようにわかります。 私もその部署で初めての年度末は、自殺を考えたことがあります。 しかし年度末を乗り切れば、後は何とかなる事も学びました。 彼には休職して欲しかった。 生活の糧を得るための手段でしかない仕事の悩みで死ぬくらいなら、逃げ出して欲しかったと、心...
映画

ロスト・シングス

午後は「ロスト・シングス」というホラーを鑑賞しました。 パッケージを見ると、若い男女が浜辺で何者かに襲われる話なのかな、と思いましたが、微妙に違っていました。 そこがこの映画の魅力でもあります。 高校最後の夏休み、男女4人が穴場の浜辺へとワゴンで向かいます。 目的はサーフィン、そして男の子二人は初体験への期待に胸ふらませ、コンドームも用意しています。 浜辺に着いてみると、いくら穴場とはいえ、人っ子一人いません。 なんとなく厭なムードが漂います。 そこへ浜辺でテント生活をしている中年男が現われて、ここは縁起の悪い場所だから帰れ、と忠告します。 4人はそれを無視し、サーフィンとキャンプを決行します。 しかしその浜辺、なんとなく瘴気が漂っているのですよね。 その瘴気の正体は何なのか、4人は無事に帰れるのか、映画は緊迫感をもって進みます。 米国ホラーの高校生にありがちな、お前ら30過ぎだろ、というような老けた役者ではなく、年相応の役者をつかっているようです。 それだけに、特に男の子の頼りなさが強調されています。 観て損はないと思います。ロストシングス レオン・フォード,チャーリー・ガーバー,レ...
映画

死の森

今日は来週の日曜日出勤のため、振替休日です。 朝っぱらから香港のホラー「死の森」を鑑賞しました。 日本でいえば樹海にあたるような、自殺の名所であり、コンパスが効かなくなるという森。 森の中でレイプ殺人が発生します。 事件を追う女刑事。 森をネタに心霊番組のキャスターを務める、視聴率至上主義の女。 キャスターの恋人で植物に意識があると仮定し、それとの交信を目指す植物学者。 森に住み、森での自殺を防ごうとする年老いた番人。 いずれ劣らぬ曲者たちが、森をめぐって暗闘を繰り広げます。 ただし、無駄に長く、様々な要素を取り入れようとしたことが玉に瑕。 怖い要素はなく、むしろ森の神秘性ばかりが強調されます。 もう少しシンプルに作ったほうが、この手の映画は成功すると思います。 自然賛美というか、なんとなく説教臭いのですよねぇ。パン・ブラザース製作 「死の森」 スー・チー竹書房にほんブログ村↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
文学

夜長

相変わらず残暑は厳しいのに、日は確実に短くなっていますね。 私はほぼ定時で帰宅します。 11月も終わりころになると、17時でも真っ暗なんですよねぇ。 あれはなんだか厭な気分になるものです。 やっぱり明るいうちに帰りたいですねぇ。 一方秋の夜長を楽しむ不良どもが平安貴族。 毎日昼頃起きてきて、深夜、牛車であっちの姫、こっちの姫と渡り歩きます。 破廉恥なやつらです。 秋の夜も 名のみなりけり 逢ふといへば 事ぞともなく 明けぬるものを 古今和歌集に見られる小野小町の歌です。 秋の夜が長いというのは名ばかり、あなたにあっていると、呆気なく夜明けがきちゃうんですもの、といった感じでしょうかねぇ。 遊んで生きていた平安貴族に比べて、百姓や漁師は毎日が生きるか死ぬかの戦いであったことでしょう。 そして平安時代、一般庶民が圧倒的多数。 雅な和歌などに接していると、ではこの頃、奴婢はどうやって生きていたのだろう、小作農はどうやって生きていたのだろう、という疑問に駆られます。 私たち安月給のサラリーマンは、いわば現代の水呑み百姓。 最低辺を生きていることは、間違いありますまい。 それならばなおさら、精神...
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