2011-09

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その他

48

秋元康の商魂はどこまで手を広げるのでしょうか。 このたび、インドネシア、ジャカルタ在住の少女を募って、JKT48というアイドル・グループを発足させることにしたそうです。 飛ぶ鳥落とす勢いのAKB48の他に、同じ秋葉原で20歳以上が加入条件のSDN(Saturday Night)48、名古屋市栄のSKE48、大坂難波のNMB48、博多のHKT48と、すでに5グループが活動中であり、JKT48で6グループ目。 仮に全部48人だったとして、288人の大所帯になります。 昨日本屋に寄ったら、AKB48に関する写真集やら雑誌やら、挙句の果てには小学生向けの問題集まであって、驚きました。 AKB48の公演に、一昨日は140人、昨日は150人、今日は163人来ました、三日間で何人来たでしょう?みたいな。 25年前、おニャン子クラブを仕掛けたのは、結局秋元康の嫁探しというか婚活であったことが、高井麻巳子との結婚によって知れました。 そんなものに踊らされた青少年は哀れなものです。 今また、愛人でも探そうというのでしょうか。 しかも主要都市それぞれに現地妻を置きたいようです。 国内どころか、ジャカルタにま...
文学

ゆで卵

元ジャーナリストで芥川賞作家の辺見庸は、地下鉄サリン事件に遭遇、サリンを吸っているのだそうですね。 幸い一命を取り留め、その時の体験を小説にしています。 タイトルは「ゆで卵」。 不思議なタイトルだなぁ、というのが率直な感想でした。 地下鉄サリン事件の体験談が、「ゆで卵」なんてねぇ。  で、読んでみると、なるほど、ゆで卵をいくつも喰らっています。 地下鉄サリンという異常な体験をした後、家に帰り着き、その事件がどういう背景のもとに行われたのか、また、何者によって引き起こされたのか、何も情報がないまま、修羅場と化した地下鉄日比谷線を呆然と抜け出し、家に帰ってしたのは、ゆで卵を食うことでした。 サリンの異臭よりも、むせかえるようなゆで卵のにおいのほうが強烈だなぁ、などと呑気なことを考えつつ。 意味不明の異常事態が起きた場合、人は物を食うか寝るか性交するか、とにかく原初的な行動をとるのかもしれませんね。 本能的に生きるための栄養や休養を欲したり、種の保存を目指したりするのでしょうか。 食うシーンを、ぽくぽくと食う、と表現していたのが印象的でした。 一般に、小説家がやってはいけないこととして、造語...
映画

JIGSAW ソリッド・ゲーム

JIGSAW ソリッド・ゲーム アラステア・オアアルバトロス 毎度おなじみのスリラー・シリーズ「JIGSAW」の最新作「ソリッド・ゲーム」をだらだらと鑑賞しました。 駄作・秀作入り交じるこのシリーズ、それぞれが独立していて、とくに関係はありません。 で、今回の作品ですが、私はなかなか気に入りました。 ただし、それはホラーとしてではなく、心理サスペンスとして。 犯人が残虐にゲームを仕掛けるというわけではありませんし、ショッキングなシーンがあるわけでもありません。 ただ、オチの意外性と心理描写の巧さが秀逸だと思うのです。 南アフリカ共和国、国道106号線で起きた4人惨殺事件。 事件の生き残りと称する男女が別々に警察から事情を聞かれます。 しかし二人とも、何か隠している様子。 刑事は苛立ちを募らせます。 その供述に基づいて再現フィルムのように事件の映像が流れます。 しかしことの真相は全く違っていたのです。 時系列を錯綜させてわざとわかりにくくしていますが、非常にシンプルなストーリーなので、そんな小細工は鼻につくだけです。  しかしこのシリーズ、製作国も監督もバラバラなのに、なんで「JIGSA...
社会・政治

10年

9.11テロから今日でちょうど10年がたちました。 その間、イラク戦争があって、サダム・フセインは罪をでっち上げられて処刑され、アフガニスタンでの戦争は継続中で、ビン・ラディンは米国の特殊部隊によって殺害され、遺体は葬儀もなしで海に捨てられました。 イスラム過激派以上に、世界で一番恐ろしく、非道なのは米国政府であることを、いやというほど見せつけられ、敗戦国の悲しさで、常に米国の非道を擁護し続けなければならない我が国の悲哀を感じさせられもしました。  一方中国は経済的、軍事的にこの10年で飛躍的な発展を遂げ、もはや米国の世界支配は風前の灯です。 しかも中国の分けの分からなさは米国の比ではなく、中国が太平洋で覇権を握れば、我が国の安全を保持するのは極めて難しく、世界は暗黒の戦国時代に突入するやもしれません。 なにしろ中国は100年も前の世界標準、植民地帝国主義的な世界を生きており、世界の不安定要因の第一番でしょう。 10年前の今日、私は台風の山形にいました。 遅い夏休みをとって、山寺などを観光し、帰宅する予定でした。 ところが台風で山形新幹線が止まり、やむを得ずバスで仙台に出て、仙台から新...
美術

草間弥生展

今日は残暑厳しいなか、青山のワタリウム美術館に出かけました。 この美術館は、小規模ながら現代アーティストの実験的な作品を展示することで知られ、好事家の間では有名です。 今日観たのは、もはや巨匠と言うべき草間弥生展です。 草間弥生といえば、水玉模様を執拗に描き続ける画家であり、数々の小説やエッセイを発表した著作家であり、1960年代には米国で数々のスキャンダラスなパフォーマンスを繰り広げた異能の人です。 今回の展示は、主に1960年代、彼女が最も過激であった頃を写真や動画で回顧するもので、残念なことに作品そのものはわずかしか展示されておらず、草間弥生の作品展ではなく、まさしく草間弥生展でした。 当時はベトナム戦争が行われ、若者の間ではベトナム反戦運動や、霊的な進化を模索するニュー・エイジ運動が流行、それにヒッピーなどが活躍していました。 草間弥生もその流れに乗り、自ら全裸になって水玉模様を体に描き、ニューヨークの町をゲリラ的に襲ったり、馬や猫にまで水玉のペインティングをしたりしたそうです。 今では真っ赤なおかっぱのかつらをかぶった不気味な婆さんですが、当時はあふれ出る創作意欲をもてあまし...
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