映画 クレイジズム
狂気の密室劇、「クレイジズム」を観ました。 巨額の箪笥預金をしている独居老人から金をうまいこと盗み出した若い男女五人。 真ん中にリングがある小ホールに逃げ込み、金の分配を始めます。 実行犯の男二人が30%ずつ、見張り役の女二人が16%ずつ、運転役の男が8%と端数、というあらかじめ定めた取り分を分けていきます。 しかし、運転役の男が取り分が少ないことに不満を漏らし、5等分にしなければ警察に通報する、と脅します。 やむなく5等分し、逃げようという段になって闇金融から多額の借金を抱える実行犯の一人がぶちきれ、スパナで運転役に殴りかかります。 そして殺害。 そこから生き残った4人の欲がぶつかり合い、さらにはこっそり独り占めにしようと仲間割れを誘う男の誘導のままにみなが疑心暗鬼に。 さらにはこの計画を知っていた闇金融が金を横取りした上で警察に通報しようと画策。 もはや分けの分からない欲望まみれの人間模様が繰り広げられます。 映画のほとんどを小ホールだけで描き、異常な緊張感と、やるせないいやぁな雰囲気が映画を包みます。 人間、欲が強いやつは扱いやすいもので、損得関係なく信念で動くやつは面倒くさいも...