2011-10

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文学

辞世

自殺するわけじゃありません。  先人の辞世をいくつかみてみようというのです。  残念ながら。  わが国には、武士や文人が亡くなる際、辞世と称して和歌や俳句、漢詩を残す風習がありますね。 多くは事前に辞世を用意しておいて、いよいよと言う時それをしたためたり、口頭で伝えたりしたものと思われます。 辞世というのは建前上は死の直前の心境を表したものですが、意外なほど建前ではなく、その人の人となりを示しているように思います。 ここに特に有名な辞世を見てみましょう。身はたとひ 武蔵の野辺に 朽ちぬとも 留め置かまし 大和魂  吉田松陰言わずと知れた幕末の志士、吉田松陰の和歌です。外国に密航しようとしたことがばれて捕えられ、江戸で刑死します。無念のなかにも、強い意志が感じられます。この人が明治維新を生き抜いたら、どれほどの大人物になったのでしょうね。あまりに情が強くて、ちょっと気味が悪いですが、少しずつ、軽いものを見ていきましょう。おもしろき こともなき世を おもしろく 高杉晋作 引き続き幕末の志士です。 吉田松陰に比べて、ずいぶん軽くなりました。 そう言えば菅前総理、高杉晋作がお好きだとかで、奇兵...
社会・政治

震災離婚

切ないですねぇ。 東日本大震災の被災地で、離婚が急増しているそうです。 去年の同時期の3倍とか。 仮設住宅があんまり狭くて煮詰まっちゃったり、妻の実家に身を寄せて、ほっとしたのもつかの間、夫が家に居ずらくなっちゃったり、仕事を失って金の切れ目が縁の切れ目になっちゃったり。 事情は様々でしょうが、大元の原因は震災による生活の破綻や急激な変化に適応できなかったというもの。 こんな時こそ夫婦力を合わせて乗り切ってほしいものですが、そううまくはいかないのが人間というもの。 責めることは誰にもできません。 望むらくは、その離婚が人生を前向きに発展させるものであってほしいこと。 離婚のショックでうつ状態になっちゃったり、自殺しちゃったりしたのでは、悲しすぎるというものです。 人生一寸先は闇ですねぇ。 にほんブログ村 ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
思想・学問

ウリジナル

韓国人が手当たり次第に外国起源の物を韓国起源だと主張することを、ウリジナルというそです。 ウリナラ(我々)とオリジナルを合わせた造語だそうです。 それにしても韓国人、死ぬほどどうでも良いことを、起源となると譲らないのですよねぇ。 ちょっと数えただけでも、 1孔子は中国人ではなく、韓国人が中国に渡った、 2漢字は朝鮮半島で生まれ、中国に渡った、 3サッカーは韓国が起源、 4英国人は韓国人の末裔、 5醤油は韓国人が作って日本人がぱくった、 6剣道や武士道は韓国人が作って日本人がぱくった、 7神社は韓国の祖神信仰が起源、 8桜の花を愛で、宴会するのは韓国人が始め、日本人がぱくった、などなどです。 近頃では、米国のピザ会社が、こうした韓国人の性癖をとらえて、ピザは韓国起源なのにイタリアはそれを認めない、謝罪しろ、とピザ店に韓国人が抗議する、というCMを作って、大受けしているそうです。 下がそのCMです。披薩是韓國起源?ピザの起源は韓国? The Origins of Pizza is Korea?  今はサムソン電子がアップルを相手取ってアイフォーンの特許権をめぐり、世界各地で訴訟を繰り広げて...
美術

酒井抱一と江戸琳派の全貌

今日は芸術の秋としゃれ込み、千葉市美術館に「酒井抱一と江戸琳派の全貌」展を観にいきました。 超有名画家の名前を銘打っているだけあって、客の入りは上々。 琳派というとなんと言っても大胆な構図が得意の尾形光琳ですが、私は酒井抱一の絵のほうが、大胆さには欠けるものの、どこか上品で、力が入っていない感じがして好きです。 江戸後期、譜代大名酒井家の次男として生まれ、様々な大名家への養子の話があったようですが、すべて断り、己が信じる美の世界を貫き通したのは、なかなか見上げた根性です。 その画業は花鳥風月や俳画に留まらず、仏画や「伊勢物語」などの古典の一場面の絵などにも及んでおり、武家らしからぬ奔放さをも併せ持っています。 私が気に入ったのは、初期の頃の紅梅図です。 図録から写真を撮りましたが、うまくいきません。 下のようになってしまいました。 梅が枝を伸ばす様が、まるで何かを掴み取ろうとしている指先のように、躍動感があふれていました。 腐っても琳派といったところでしょうか。 帰りは千葉三越に寄って、スッコチハウスのシャツを二枚購入し、ドトールで珈琲を飲んで帰宅しました。 近いので楽でしたが、絵を観...
映画

真 累が淵

真 累が淵 夏生ゆうなアートポート 紛らわしいタイトルですねぇ。 「真 累が淵」。 明治の大落語家、三遊亭円朝師匠が大成させた古典落語、「真景累が淵」の現代版かと思って借りてしまいましたよ。 「真景累が淵」と多少だぶるのは沼が重要な舞台背景になっていることくらいでしょうか。 自殺で妻を亡くした男に嫁いだ女。 幼稚園児の前妻の娘がなつかなくて、少々神経症気味です。 どうも娘には死んだ母親の幽霊だか幻影だかが見えているらしく、女をいらつかせます。 そんな中、女は妊娠。 喜びとともに、義理の娘への憎しみに捕らわれ、夫が徹夜仕事で家を空けている夜中、発作的に義理の娘を風呂場で殺してしまいます。 遺体を遠く離れた場所に捨てる女。 しかし警察が遺体を発見した場所は、家から歩いていける距離にある公園の沼だったのです。 しかもその沼は自殺した前妻が入水自殺を遂げた場所。 上がるはずのない沼から遺体が上がった事実に狂乱状態になる女。 そこから先はくどくどしいうらみつらみの描写。 いかにも絵が安っぽく、しかもタイトルで怪談好きを惹きつけるあざとさはいただけません。 亡き円朝師匠に失礼ですよ。真景累ケ淵 (...
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