2011-11-17

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お笑い

神聖かまってちゃん

ユーチューブで偶然神聖かまってちゃんというバンドを見つけました。 戸川純や大槻ケンヂに影響を受けたという、狂気をはらんだ過激なパフォーマンスが魅力です。 私も昔、戸川純の薄気味悪いパフォーマンスに酔いしれましたねぇ。 「玉姫様」は名曲だと思います。 神聖かまってちゃんの中心人物、の子はニートだったとか。 多分ニート時代に暗く溜め込んだ世を恨む思いを歌にして思いっきり歌っているんでしょうね。 狂気じみているというより、どこか痛々しい感じがします。 命を削って歌っているような。 戸川純にはそういうところがなく、本当に奇妙なものが好きなんだろうなぁとおもったものです。 それだけに、明るかったですね。 では、神聖かまってちゃんの曲を2曲。 友達なんていらない死ね   PV    神聖かまってちゃん いかがでしょう。ちょっときついですか?花ちゃんはリスかっ! 神聖かまってちゃん   もう笑うしかないでしょう。 いかがでしたか。  神聖かまってちゃんといううざったいバンド名の意味がなんとなく分かりましたか?  それとも、頭が痛くなりましたか? それならあなたは正常です。 こんなバンドのことなど忘れ...
美術

老少女 やなぎみわ

朝一番の記事で、下手な理屈をこねくり回したので少々気分が悪いです。 そこで昼休みの記事では趣向を代えて、私が今最も注目している美術家、やなぎみわの寓話シリーズを見て目の保養をしてみます。 無垢な少女と無慈悲な老女が特殊メイクで繰り広げる、怖ろしくも耽美的な作品群で、私はただうっとりと見つめる他ないのです。 糸で老女を責める少女。 モノクロームの映像が美的です。 裸で眠る少女の脇に、不自然なほど長い杖を持った老女。 裸の少女より、グロテスクな老女に目が行ってしまうのが不思議です。 マッチ売りの少女でしょうか。 少女の不自然な笑顔が、雪とマッチの光と相まって、独特の異空間をつくりあげています。 異形の老女が鳥となった少女を運ぶ姿。 老女はこれを食うんでしょうか? 怖ろしいですねぇ。 老女の顔をした少女の顔に装飾を施す少女。 世界はぐるぐる回っています。 鮮やかなカラー映像、老女たちが着飾っています。 ここは日本昔話の異界への入り口でしょうか? いずれも癖の強い作品で、猛毒を仕込んであるようです。 私はむせかえるような香気を放つこれら作品群を偏愛しています。 でもあんまり一般向きではないかも...
文学

俗情との結託

大西巨人といえば、あまりにも長い小説「神聖喜劇」が有名です。 これは第二次大戦中の対馬守備隊を舞台に、驚異的な記憶力を持つインテリの新兵が、その記憶力と法的知識を武器に、上官らと対決する姿をとおして、旧日本軍、ひいては組織全般が持つ非人間性を提示してみせたもので、長く緻密な描写と神学論争とも言うべきディスカッションが延々と続き、正直、面白くありません。 私はそもそも理屈が勝った小説を好みませんので、辛抱たまらず途中で投げ出し、幻冬舎から出ている漫画版でどうにか読みとおした記憶があります。 しかしこの作者が「神聖喜劇」を発表する以前、俗情との結託を排する文学論を唱えていたことを思えば、その面白みのなさも納得できるところです。 俗情とは、人情、あらゆる欲望、社会世相など、人間が生きる要素すべてと言っていいでしょう。 すなわち文学とは俗情を描くものであるとも言え、俗情との結託はいわば文学の必然というべきものです。 しかし大西巨人は、俗情との結託である文学・芸術を批判しています。 その結果現れるのが、俗情と乖離しながら俗情らしきものを客観的に提示し、なんらの解釈も加えず、面白そうでもなく、感動...
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