思想・学問 車椅子の物理学者
車椅子の物理学者、ホーキング博士によれば、宇宙には地球の人類程度の文明を持った星は200万から300万くらい存在するだろう、と予測しています。 ただし、同時代に比較的近い星にそれが存在する可能性は極めて低く、宇宙人との接触はほぼ不可能で、また、接触可能だとしても、人類にとって危険を冒す可能性があるので、接触を試みないほうがよいだろう、とのことです。 ホーキング博士です。 宇宙時間からみれば、人類が勃興し、文明を築き、滅ぶまで、ほんの一瞬であって、他の星でも同様であろうから、同時に似たような文明が存在することはほとんど不可能で、したがって接触も不可能だろう、ということでした。 これは示唆に富んだ発言ですね。 つまりほとんどの星の文明は、孤独な一人旅の末、一人で滅んでいくというわけで、人の一生によく似ています。 仏教に、劫という、長い時間の単位があります。 たとえ話で言うなら、四十里四方の大石を、いわゆる天人の羽衣で百年に一度払い、その大きな石が摩滅して無くなってもなお「一劫」の時間は終わらない、というわけです。 とにかく気の遠くなるような時間です。 一方、劫の反対の概念に刹那があります。...