2011-12

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社会・政治

小さい

安倍元総理、女性を祖とする宮家の創設を、「縦糸を男系で紡いできた皇室の長い歴史と伝統の根本原理が崩れていく危険性がある。安易に決められたのでは大変なことになる」 と、表明したそうです。 小さいですねぇ。 私はどちらかと言えば伝統を重んじる保守的なタイプですが、保守主義というのはなんでもかんでも昔どおりというものではなく、核となる伝統は維持しつつ、時代の要請によって変えるべきところは変えていく柔軟性を持っていなければならないと考えています。  このブログで何度も述べたとおり、皇室が生き残ってきたのは、時代に合わせて皇室自らが変化してきたからでありましょう。 そして、現代。 現代はそもそも血統に価値を置くことを否定しています。 高貴な血統というものが存在するならば、当然、卑賎な血統が存在しなければならないことになります。 したがって皇位継承は血統を重視すべきではないでしょう。 私は選挙やくじ引きで天皇を決めるか、皇室を廃止するか、どちらかしかないと思っています。 あるいは生身の人間ではなく、木偶人形を天皇にして崇めたって良いのではないかと思います。 石や鏡をご神体として崇めるようなものです...
文学

冷奴

今日はめっきり冷えました。 明日はもっと寒いとか。 いよいよ冬本番ですね。 私は熱いお茶やコーヒーを好みません。 真冬でもアイス・コーヒーや冷たいお茶を飲んでいます。 なんだか冷たいほうが口の中がさっぱりするからです。 猫舌というわけではないんですけどねぇ。 そこであえて、夏の冷たい食い物を季語にした句を。 放蕩の ふぐり老いゆく 冷奴  角川春樹 私は角川春樹の句をけっこう好んでいます。 男らしく、言い切り系の句が多いのですよねぇ。 ふぐりとは睾丸のこと。 放蕩を重ねた男、おそらく作者自身でしょうが、その精が衰えを見せ始めた年頃に冷奴を食う、という句で、哀愁漂いますねぇ。 特に私は精神障害者になってから、めっきり精が衰えているので、身につまされる思いです。 まだ老けこむには早いんですが。 夏の句なので当然冷奴を食うのは暑い盛りなのでしょうが、私はあえて、冬、暖房の効いた部屋で食う冷奴の情景を思い浮かべたいですねぇ。 あぁ、今日はおのれのだらしなくなった下半身を哀しみつつ、冷奴で焼酎のロックでも飲みたい気分ですねぇ。海鼠の日―角川春樹獄中俳句角川 春樹文学の森白い戦場―震災句集角川 春...
映画

クレイジーワールド

昨夜はSFパニック映画「クレイジーワールド」を鑑賞しました。 近未来、ウィルスの仕業か、原因は不明ですが、突然人間同士が、友人といわず家族と言わず殺し合う現象が発生。 世界はあっという間に無秩序状態になります。 この地獄を生き抜いた両親と成人した息子と娘の4人家族が、生き残りを賭けて存在するかどうか分からない避難区域を求めて彷徨います。 車を盗み、走る途中でガソリンスタンドを発見。 食糧など様々な物資を盗み出し、再び車にもどろうとしますが、機関銃で武装した男たちが車からガソリンを盗んでしまいます。 ガソリンスタンド裏の森林地帯に逃げ込む家族。 感染者なのか自分たち同様生き延びた者なのかはわかりませんが、機関銃を持った男たちを警戒し、森の中を彷徨います。 しかし、謎の男たちに次々殺される家族。 最後は父親一人になってしまいます。 そして精根尽き果てた頃、森の中であるグループが感染を逃れてひっそりと暮らしている一軒家にたどり着きます。 グループは父親を縛り、感染者かどうかを見極めようとします。 その後、父親は驚愕の真実を知るのです。 「28日後」、「28週後」のような、分かりやすいゾンビめ...
社会・政治

70年

今日は日米開戦の日。 今年はちょうど70年だそうです。 最近では大学生のなかにも「日本が米国と戦争したって本当ですか?どっちが勝ったんですか?」なんて真顔で聞く輩がいるやに聞き及びます。 にわかには信じがたい恐るべき常識の無さですねぇ。 日米開戦の理由は、わが国がアジア太平洋諸国を侵略したからだ、とか、日独伊軍事同盟を結んだからだ、とか、第二次世界大戦でフランスがドイツに敗れた後、わが国がフランス領インドシナを占領したからだ、とか、あるいは米国がわが国に対してハル・ノートを突き付けたり在米日本資産を凍結するなどしてわが国を追い込んだからだ、とか、ルーズベルトがどうしてもわが国を叩きつぶし、さらにはナチを殲滅したかったからだ、とか、様々な論がありますが、いずれも枝葉の話に過ぎません。 要は巨大帝国主義国家同士であったわが国と米国との利害が、のっぴきならないところまで対立してしまったから、ということが根本原因でしょう。 当時はまだ核兵器も大陸間弾道弾もなく、大戦争をしたからといって人類絶滅にまでいたる心配がなかったため、開戦へのハードルが低かったことも一因でしょう。 米国は枢軸国側に対して...
その他

ケプラー22b

先般、NASAが驚愕の発表をしましたね。 地球から600光年離れた場所に、地球とよく似た、水があり、気温が22度程度と推定される惑星を発見したというのです。 大きさは地球の2.4倍。 テレビでは天文学者がハイ・テンションでこの発見を喜んでいました。 名付けて、ケプラー22b。 ケプラー22bです。 人類が生まれて文明を築き、滅ぶまで、宇宙の歴史から見たら一瞬です。 一瞬しかない文明と、やはり一瞬しかないであろう他の星の文明が邂逅することは、ほとんど奇跡としか言いようがない事態です。 おそらくケプラー22bの文明も、すでに滅んでしまったか、あるいはこれから興ると考えるのが妥当でしょう。 そうだとすれば、人類が生存している間にケプラー22bの生物と出会うことは無いと言ってよいと思われます。 しかしそれでも、この広大な宇宙に地球とよく似た星があり、文明があった、もしくはこれから興ると考えることは、とても楽しいことですし、地球人類が絶対的孤独を生きているわけではないと思うこともできます。 私は地球のように青く輝く星を見て、まだ見ぬ異星人や異星文明を想像し、一人にんまりするのです。にほんブログ村...
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