2011-12

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社会・政治

当事者主義

昨夜、NHKで、25年前に起きた女子中学生殺害事件で犯人とされ、1997年に服役、2004年に出所した前川彰司さんの再審請求が認められたことに関連し、わが国の司法制度を問う番組が放送されました。 そこで、私はこれまで知らなかったわが国の司法制度の根本的欠陥とでもいうべきものを突きつけられました。 すなわち、当事者主義。 わが国の司法制度においては、検察、弁護側双方がそれぞれに有利な証拠を持ち寄り、裁判が行われることになっているそうです。 つまり自分たちに不利な証拠は開示しなくてもよい、ということです。 それはないでしょう。 検察は警察が捜査した証拠をすべて持っているばかりでなく、強制力を伴った捜査権限を持っています。 しかし弁護側には捜査権限が皆無です。 これでは、素人が飛車角落ちで名人と将棋を指すようなもの。 将棋界では素人と将棋を指すとき、名人が飛車角落ちで戦うのです。  逆ではありませんか。 このたび、裁判所の勧告により、検察がこれまで開示しなかった証拠を開示したところ、裁判所はとても有罪にはできないと判断し、すでに刑期を終えている前川さんの再審を行うことになったとのことです。 ...
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