2011-12

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文学

寒波

連日、日本列島に厳しい寒波が襲っています。 北国は大雪。 名古屋でさえ、積雪8センチを記録しました。 首都圏では晴れてはいますが、冷たい北風が吹き荒れています。 なんとなく、心も荒むというものです。 冬蜂の 死にどころなく 歩きけり  村上鬼城 村上鬼城は江戸時代末から昭和初期に活躍した俳人です。村上鬼城です。 恵まれた境遇ではなかっため、困窮した生活や人生の諦念、弱者や病気への苦しみなど、独特の倫理観で憐れみ、哀しみを詠った句が多いのが特色とされています。 上の句、なかなか迫力ありますねぇ。 冬の蜂の生への執着と、迫りくる死が、寒々しい冬の妖気とともに私たちを圧倒します。 下手なホラー映画より怖いですねぇ。 俳句という世界最短の定型詩が持つ力強さを想わずにいられません。 鷹老いて あはれ烏と 飼はれけり 村上鬼城 こんなことってあるんでしょうか。 カラスと鷹を一緒に飼うなんて。 ここにも、老いた鷹という弱者への視点が、不気味なまでに提示されています。 冬は厳しい季節であるとともに、お正月やクリスマス、バレンタインデーなど、楽しい行事も色々あります。 また、雪景色は都会でも田舎でも、世...
仕事

会議は進む

昨日出席した都内某ホテルでの会議、13時から16時30分まで、事務担当の私が作ったシナリオどおりに進みました。 議長、お見事です。 進行予定案の終了時刻から五分と変わらず終わらせ、議論すべき点には時間を割き、はしょっても構わない点は「資料を読んでおいてください」の一言で終わらせる、江戸弁も爽やかな某私大の副学長の進行に、うっとりしました。 以前、某私大の教授が議長だった時は、仕切りということを全くせずに言いっぱなしのやりっぱなしで、13時に始まった会議が20時ちかくまでかかったことがあります。 議長の手腕一つで、会議というのは大きく違った様相を呈するものだと、感心したしだいです。 よく政府の有識者会議などで学者が委員に任命されますが、あれはけっこう危険なのですよね。 うまい人と下手な人が極端ですから。 私が勤める研究機関の長は、会議というと自分の夢や理想をうっとりと語って嫌がられています。 しかもそれが毎回で、長いとなれば、出席者全員うんざりです。 まぁ、学術行政には向かない人ですね。 ヒラ教授のまま、しこしこ研究しているほうがお似合いです。 昨日の議長なんかみてると特にそう思います。...
文学

高等遊民

今日は格別寒かったですね。 いったい、日本家屋は夏をしのぎやすいように出来ているので、冬はかなりしんどいです。 私が現在住まいする千葉市のマンションは鉄筋鉄骨コンクリート造りの上、リビングが南を向いているため、日中は暖房を必要としません。 しかし、私が25歳まで過ごした実家は規模こそ大きかったものの、木造で、ずいぶん寒かったように思います。 西行法師の冬の歌を二首。 年暮れし そのいとなみは 忘られて あらぬ様なる いそぎをぞする 年が暮れた、その時の恒例の行事は忘れてしまって、出家した今は昔と異なるさまの正月の準備をするのだ、というほどの意かと思います。 じつは仏道修行にはあまり熱心ではなかった西行法師。 それでも仏門に帰依したときには殊勝な心がけだったようです。 おかしいですね。 さびしさに 堪(た)へたる人の またもあれな 庵ならべむ 冬の山里 こちらは西行法師らしいですねぇ。 寂しさに耐えている人が私のほかにもいればよいな、庵を並べて住もう、冬の山里で、といったほどの意かと思われます。 西行法師、山中で寂しさのあまり死体をかき集めて人造人間を作り出した、という伝説が残っているほ...
仕事

残業

今日は都内某ホテルで午後から会議で直行直帰のため、朝はゆっくりです。 この会議は毎回長引き、今回も3時間半の予定ですが、おそらくもっとかかるでしょう。 面倒くさいですねぇ。 でもまあ、たまには気分転換になってよいのかもしれません。 営業などと違って事務職は外に出る機会が少ないですから。 聞いた話ですが、営業マンというのは大抵サボり方というか、時間の潰し方を決めているそうですね。 パチンコ屋に行く者、サウナに行く者、インターネット・カフェに行く者。 しかも取引先の人や会社の同僚に会ってしまうとお互いばつが悪いので、会社からも取引先からも適度に離れた行きつけを決めていると聞きました。 変わったところでは、ラブホテルに一人で入り、ご休憩して時間を過ごす者もいるとか。 ご休憩って、本当に休憩に使う人もいるんですねぇ。 私の知り合いの某薬品メーカー営業は毎週水曜日の午後、勤務時間中にも関わらずフラメンコを習いに行っているそうです。 営業というのはそんなに時間の自由が利くものなんですかねぇ。 よく役人に比較して民間は仕事がきついと言いますが、それは全部が全部というわけではなさそうです。 もう何年も...
散歩・旅行

千葉

今日は風もなく、穏やかに晴れたので散歩に出かけました。 千葉駅周辺の繁華街から千葉公園のある東千葉駅へ。 千葉銀座で中華定食を食い、千葉銀座をふらふら。 フリーマーケットを開いていました。 衣類や小物から、古美術、刀剣、鳥かごまで、様々なものが売っていました。 哀れを誘ったのが、中年のストリート・ミュージシャンと思われるおっさん。 はげかけた頭をバンダナで覆い、自主制作らしきCDを売っていました。 もうそんなに頑張らないでよろしい。 世の中もっと楽しく生きる方法はいくらでもあります。 ソープ街の栄町では多くの呼び込みに声をかけられましたが、必殺の、「今、終ったとこなんで」 というセリフで撃退しました。 これは「異人たちとの夏」で風間杜夫が行っていた戦術で、鑑賞して以来、ぱくらせてもらっています。 千葉公園にはずいぶん鴨がいましたねぇ。 ここで越冬するんでしょうかねぇ。 それと、古びたちはなちゃん(千葉市のゆるキャラ)が池の傍に置かれ、不気味感をかもしだしていました。 ちはなちゃんです。  10,395歩。 どうにか一万歩を超えました。異人たちとの夏 山田太一松竹ホームビデオ異人たちとの...
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