2012-01

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社会・政治

知ってましたよ

政府の原発事故調査委員会の中間報告で、改めて菅前総理の暴走とパニックが事故対応を遅らせ、被害を拡大していたことが明らかになりました。 ほぼ国民全員が、自己陶酔に浸るような演説や、迷走する指示、ヘリコプターから水をかけるという漫画のような手法などで、菅前総理に危機管理能力はなく、東京電力の足を引っ張っているにも関わらず、すべての責任を東京電力に押し付けようと躍起になっていることを知っていました。 それにしても同じ民主党の野田政権下で、菅前総理が東京電力に乗り込んで3時間以上怒鳴り散らすのを見た政府高官が、菅前総理の手法を厳しく批判するような報告書が出せるということは、わが国の民主主義はけっこう健全に機能しているのだな、という奇妙な感慨にとらわれます。 総理大臣なんて誰がなっても同じとか言いますが、平時においてはそういう面があるにしても、一端危機が起きたなら、誰が総理大臣かで、その後の対応は大きく変わってくるでしょう。 野田総理、前任が菅直人、前々任が鳩山由紀夫で本当に良かったですねぇ。 何もしなくても前の二人よりはマシに見えますから。 今は消費税増税に燃えているようですが、それよりも政府...
映画

アイランド

ギリシャ神話に出てくるセイレーンをモチーフにした幻想譚「アイランド」を鑑賞しました。 セイレーンは美しい歌声や音楽で船乗りを魅了して船を自分の島に漂着させ、船乗りたちが上陸するとその歌声で殺害してしまうという怖ろしい怪物です。 ホメロスの「オデュッセイア」に以下のようなエピソードが登場します。 オデユッセウスはセイレーンの歌を聞いて楽しみたいと思い、船員には蝋で耳栓をさせ、自身をマストに縛り付け決して解かないよう船員に命じます。 歌が聞こえると、オデュッセウスはセイレーンのもとへ行こうと暴れますが、船員はますます強く彼を縛ります。 船が遠ざかり歌が聞こえなくなると、落ち着いたオデュッセウスは初めて船員に耳栓を外すよう命じます。 ホメロスはセイレーンのその後を語らないが、セイレーンが歌を聞かせて生き残った人間が現れた時にはセイレーンは死ぬ運命となっていたため、海に身を投げて自殺したということです。 この映画は、まんまセイレーンの話を現代に焼きなおしたもので、ホラー映画としての迫力も恐怖も感じられません。 しかし、ギリシャ神話に出てくる話だけあって、不思議と格調高く見えます。 私としてはセ...
精神障害

診察初め

今日は三週間ぶりの診察でした。 今年初めてです。 先生と新年の挨拶をし、1月4日~6日のわずか3日の出勤が異常に長く感じられ、疲労したことを話しました。 先生はリズムが狂ったうえに忙しかったのなら当然のことで、精神症状とは考えないほうがよいとのことでした。 さらに、双極性障害を抱えながら復職して1年9ヶ月目を迎え、順調に出勤できていることに大きな自信を持ってよい、とのことでした。 さすが精神科医。 うまいことを言っちゃってくれます。 私が気を良くしたことは言うまでもありません。 でも本当に疲れていたようで、診察から帰ってお昼をいただき、横になったら13時から16時まで3時間も昼寝してしまいました。 これで明日は元気かな? にほんブログ村 ↓の評価ボタンを押してランキングをチェック!
社会・政治

投げ入れる

インドネシアで15歳の少年が警官の古びたサンダルを盗んだ罪で捕えられ、取り調べの際、警官から殴る蹴るの暴行を加えられていたことが判明。 怒ったインドネシア国民は、警察にサンダルを投げ入れることで抗議。 運動は巨大化し、組織的にサンダルを集めて大量送付する嫌がらせへとエスカレートしているそうです。 面白いですねぇ。 サンダルぐらいいくらでもやらぁ、ということでしょうかね。 この話を聞いて、落語「てれすこ」を思い出しました。 中村勘三郎と柄本明のすっとこどっこいコンビと年増花魁を演じた小泉今日子が繰り広げる作品として映画化もされました。 タイトルは「やじきた道中 てれすこ」。 戯作の大ヒット作「東海道中膝栗毛」と落語の「てれすこ」を合わせたようなストーリーで、面白くないはずがありません。 謎の魚が上がり、奉行所はこの魚の名前を知る者に褒美をとらす、と宣伝すると、ある老人が現れて、てれすこです、と言います。 奉行所は奇怪な名前だと思いますが、褒美を与えます。 次に奉行所はてれすこを干物にして名前を募ります。 するとくだんの老人がそれはすてれんきょうだと言います。 お奉行様は、「てれすこを干し...
文学

寒の入り

今日は寒の入りですね。 小寒とも言います。 大寒は1月下旬で、2月上旬の節分までが、もっとも寒い時期とされます。 小寒の氷大寒に解く、とも言い、年によっては小寒のほうが大寒よりも寒いこともあるようです。 一年で一番寒いこの時季に、寒々しい和歌を。 山ざとは 冬ぞさびしさ まさりける 人目も草も かれぬと思へば                           『古今和歌集』  源 宗于 有名な百人一首の歌ですね。 十分冷えたところで、今度は冬の暖かい我が家を詠んだ句を。 埋火や 終(つい)には煮ゆる 鍋のもの 与謝蕪村 うづみ火や 我かくれ家も 雪の中 与謝蕪村 これ出しちゃったら他のものは出てきません。  それほど私は与謝蕪村の冬の句を好んでいます。  特に上の2句は抜群に出来が良いように思います。  なんだか雪が舞う凍てついた冬が、暖かい我が家を引き立たせ、真冬の籠り居を桃源郷のような愛しさで包んでくれるような気がします。 私は仕事帰り、寒風吹きすさぶ道中、上の2句を呪文のように唱えながら暖かい我が家を想像して、帰路を急ぐのです。新版 古今和歌集 現代語訳付き (角川ソフィア文庫...
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